フィリピン留学のメリット10選とデメリット6選を留学エージェントが解説【2024年最新】

語学留学先として人気の高いフィリピン。留学を検討している方は候補の1つに上がってくるのではないでしょうか?

フィリピン留学には多くのメリットがありますが、同時に知っておくべきデメリットも存在します。

そこで今回は、留学エージェントの専門家がフィリピン留学をする上で必ず知っておくべきメリットとデメリットを紹介します。フィリピン留学を検討される方は、ぜひ参考にしてください。

目次

フィリピン留学の10のメリット

フィリピン留学のメリットは以下の通りです。

  1. 欧米圏の半額で行けるほど留学費用が安い
  2. マンツーマンレッスンが受けられる
  3. 選べる語学学校が豊富
  4. 渡航前の手続きが簡単
  5. 留学中はリゾート気分も味わえる
  6. 1週間からなどの短期留学に最適
  7. 日本から5時間で気軽に行ける
  8. 就活に役立つ
  9. 日本人が多くて安心できる
  10. 勉強に集中できる環境が整っている

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

1. 欧米圏の半額で行けるほど留学費用が安い

フィリピン留学の大きなメリットは、なんといっても費用の安さです。留学費用が生活費を含め1カ月あたり平均30〜40万円と、他の国に比べて半額程度に抑えられます。

その理由はフィリピンの物価や人件費の安さにあります。物価は日本の3分の1程度、人件費は10分の1程度で語学学校の運営ができます。対してアメリカなどの国では日本より物価が高いので、留学でかかってくる費用や生活費の総額が70〜80万円必要になることも。

フィリピン留学では、渡航費用も往復10万以下で買えることが多く、LCCを利用すればさらにお得に利用することが可能です。同じ費用で他の国より長く留学を経験できる点がフィリピン留学の最大のメリットです。

フィリピン留学の費用については、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

2. マンツーマンレッスンが受けられる

フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンを受けられる点が大きなメリットです。フィリピンでは1日4〜8コマの1対1のマンツーマンレッスンが標準のカリキュラムとして提供されています。一方で欧米の語学学校では10〜15人規模のグループレッスンが主流となっており、マンツーマンレッスンは、別途費用がかかるオプション扱いになっているケースが多いです。

マンツーマンレッスンでは、グループレッスンに比べて英語を話す時間が多く確保できます。

また、日本人にとってマンツーマンレッスンは、心理的ハードルが低いのもメリットとして挙げられるでしょう。グループレッスンにおいて日本人の多くが「発音が変じゃないか」「文法が間違っているのでは」と不安になり、発言を躊躇してしまいがちです。

しかしマンツーマンレッスンでは、教室内には講師しかいないため、気兼ねなく質問でき、間違いを恐れずに積極的に発言できます。相談しやすく、一人ひとりの学習スタイルに合わせて指導を受けられるため、短期間であっても英語力の向上が期待できます。

3. 選べる語学学校が豊富

フィリピンは留学先として人気が高まっており、セブ島やマニラを中心に語学学校の数も増えています。各校が特色あるカリキュラムを用意しており、初心者向けコース、TOEIC対策コース、ワーキングホリデー準備コースなど、さまざまな目的に応じたコースが選択できる点が大きなメリットです。

また、スパルタ式や自由度の高いスタイル、リゾート型など、学習環境も多様。自分の学習目標とライフスタイルに合った学校を見つけやすく、効率的に英語力を向上させることができます。

4. 渡航前の手続きが簡単

フィリピンでは、30日未満の留学であれば事前のビザ申請が必要ないため、渡航前の手続きが簡単です。期間に関係なく、就学許可書の申請が必要ですが、2カ月を超えると外国人登録証(ACR-Iカード)の登録が必要になります。

それでも、手続きなしの観光ビザで入国できるため、フィリピンへの留学は非常に手軽です。

5. 留学中はリゾート気分も味わえる

フィリピンでの語学留学では、勉強が第一ですが、リゾート気分も味わえる点が大きなメリットです。例えば、セブ島に留学した場合、セブは人気の南国リゾート観光地でもあり、毎年多くの観光客が訪れています。

勉強の合間や週末にはリゾート気分でリフレッシュできるため、フィリピン留学は学習と観光の両方を楽しめます。

6. 1週間からなどの短期留学に最適

「留学したいけど、長期は難しい…」そんな方にぴったりなのがフィリピン留学です。日本から約5時間で渡航できるため、1週間〜2週間といった短期留学にも適しています。例えば、社会人が有給休暇や長期休暇を利用して留学するケースが多く見られます。

マンツーマンレッスン中心の環境なので、たとえ短期間でも着実に成果を実感しやすいです。

渡航費用や留学費用も抑えられているため、気軽にフィリピンでの短期留学を楽しめます。

7. 日本から5時間で気軽に行ける

「海外は遠くて大変そう…」という不安を感じている方も、フィリピン留学なら安心です。日本から飛行機でわずか5時間、朝の便に乗れば夕方前には現地に到着できます。アメリカやカナダへの10時間以上のフライトと比べると、体力的な負担がぐっと軽減されます。

時差もたった1時間なので、到着後すぐに現地の生活リズムに慣れやすいです。欧米留学でよくある時差ボケの心配もなく、翌日から元気に授業をスタートできます。緊急時の帰国もしやすく、家族も安心できる距離感です。

このように、フィリピンは移動時間が短く、留学先として非常に便利です。

8. 就活に役立つ

フィリピン留学の大きなメリットは、就活に役立つことです。英語力が身につけば、就職活動で有利になる場合も多いです。例えば、TOEICコースに通えばスコアを伸ばし、就活で役立ちます。

さらに、海外での生活を通じて得た経験や努力を話せるエピソードを準備しておくこともおすすめです。英語力の向上だけでなく、「チャレンジ精神」や「コミュニケーション力」をアピールでき、就職活動においても大きな強みとなるでしょう。

9. 日本人が多くて安心できる

フィリピン留学の大きなメリットは、日本人が多くて安心できることです。フィリピンには多くの日本人留学生がいるため、初めての留学でも心強い環境が整っています。

日本人が経営する語学学校も多く、日本人向けのサービスが提供されている点も安心材料でしょう。他の国では日本人留学生が少ない地域もあり、初めての留学では不安を感じることが多いですが、フィリピンではその心配がありません。英語が流暢でない人にとっても、フィリピン留学は安心して学べる選択肢です。

10. 勉強に集中できる環境が整っている

フィリピン留学の大きなメリットは、勉強に集中できる環境が整っていることです。多くの語学学校や寮では食事付きのサービスが提供されており、日々の食事に困ることはありません。また、洗濯や掃除もスタッフに任せることができるため、自分の時間を勉強に専念できます。

せっかくの留学生活も日々の家事に追われていては元も子もないです。その点、フィリピン留学は勉強に集中できる環境を提供してくれるため、英語学習に最適です。

フィリピン留学の6のデメリット

フィリピン留学には多くのメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

  1. ネイティブ講師が少ない
  2. 治安が良くない地域もある
  3. 食事や文化が合わない可能性がある
  4. インフラが日本ほど整っていない
  5. リゾート地で誘惑が多く、遊んで終わってしまう可能性がある
  6. 日本語を使ってしまう可能性がある

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

1. ネイティブ講師が少ない

フィリピン留学のデメリットとして、ネイティブ講師が少ないことが挙げられます。フィリピン人講師は多くいますが、彼らはネイティブスピーカーではありません。一部の語学学校ではネイティブの先生を採用していますが、その数は多くありません。

どうしてもネイティブの先生の授業を受けたい方は、その学校でネイティブの先生の授業が受けられるかを確認してから決めることをおすすめします。フィリピン留学を検討する際は、ネイティブ講師が少ない点を考慮して学校選びをすることが重要です。

2. 治安が良くない地域もある

フィリピンは日本と比べると発展途上国のため、場所やエリアによっては治安が悪いところもあります。

観光客が多い地域ではスリや盗難など、軽犯罪がが多発しています。バッグは前にして歩く、貴重品はなるべく持ち歩かないなどの対策が必要です。また学校選びの際は、滞在先の治安をしっかりと調べておきましょう

3. 食事や文化が合わない可能性がある

日本から近いといっても、国は違います。国が違えば食べ物や文化も違います。「アジアだから大丈夫」と思っていざ留学してみたものの、食事や生活習慣の違いに戸惑う方は少なくありません。フィリピンは魚介類や野菜が豊富ですが、調理法や味付けが独特で、油っこい料理も多いです。

日本とは違う食事にストレスを感じてしまう方もいます。留学前から食事を調べていったり、日本の食材を持っていくこともおすすめします。

4. インフラが日本ほど整っていない

フィリピンは発展途上国のため、日本ほど生活環境が整ってないことがあります。

滞在先によっては、

  • 建物が古い
  • 空調が効きづらい
  • シャワーが水しか出ない

など生活に若干の支障がでる場合もあります。

海外での生活に慣れていない方の場合、都市部の留学先を選んだり、居住地の環境を確認してから語学学校を選ぶことをおすすめします。

5. リゾート地で誘惑が多く、遊んで終わってしまう可能性がある

フィリピン留学の魅力でもあるリゾート環境は、時として学習の落とし穴にもなります。「週末だけちょっと観光」のつもりが、平日も遊びの誘いが増えたり、夜遊びにハマってしまったり…。気づけば留学期間が終わっていた、という残念な結果になることも。

特にセブ島では、ビーチやマリンスポーツ、ショッピングモールなど、魅力的な娯楽施設が豊富。この環境を上手に活用するには、渡航前に明確な目標設定を行い、「平日は勉強」「週末は観光」というようにメリハリをつけた生活リズムを作ることが大切です。

6. 日本語を使ってしまう可能性がある

フィリピン留学には、日本語を使ってしまうというデメリットがあります。学校によっては日本人が多く、寮生活や休憩時間に自然と日本語グループが形成されがちです。日本人同士で固まってしまうと英語を話す機会が減り、英語の上達が妨げられてしまいます。

この「日本語の誘惑」から抜け出すには、英語を話す環境を意識的に作ることが重要です。具体的には、日本人以外の友人を作り、日常的に英語でコミュニケーションをとる努力をする必要があります。また、「English Only Policy」を採用している学校を選ぶのも一つの手です。

最初は大変かもしれませんが、「今ここでは英語だけ」と決めて実践することで、確実に英語力は伸びていきます。せっかくの留学、思い切って英語漬けの環境に飛び込んでみましょう。

実際にフィリピン留学をした人の体験談

最後に、実際にフィリピン留学をした人の体験談をご紹介します。

体験談1

初海外でも安心!親切な日本人スタッフ。一番印象に残ったことが、スタッフの親切さ。日本人マネージャーの一人は必ず内部寮に宿泊しているので、万が一深夜に何かあった場合でも安心です。

https://cebridge.jp/philinter_trial/

体験談2

ワーホリコースだったので、お店で働く際に友好的な英語を教えてもらいました。専門的ではありますが、スキル向上に繫がりました!

https://cebridge.jp/taikendan-3d-academy-is/

体験談3

食事は韓国式で、おかずが毎日変わって美味しい。寮も食堂も学校内にあったので、移動が楽でいい。洗濯は週2回預けられる無料の洗濯サービスがあり、自分で洗わなくていいので便利でよかった。

https://cebridge.jp/taikendan-smeagcapital-ky/

まとめ

今回は、フィリピン留学のメリットとデメリットと体験談を紹介しました。

他の国と比べると留学費用が抑えられるフィリピン留学はメリットがたくさんあります。ただ、学校選びや、エリアをしっかり確認したうえで行かないとデメリットにつながることもあります。

自分に合った学校選びができるように、経験豊富なエージェントに相談をしてフィリピン留学を楽しんでください。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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