語学留学は就職に有利?目指せる就職先ややるべきことをご紹介

語学留学は就活でアピールしづらいとも言われますが、アピールすることで有利になるのでしょうか?結論からお伝えすると、就活で有利になるかは本人次第です。

この記事では、最初になぜ語学留学を就活でアピールしづらいと言われている理由を紹介した上で、語学留学をしたことで目指せる就職先ややるべきことを紹介していきます。

就活を控えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

語学留学を就活でアピールしづらい理由

語学留学を就活でアピールしづらい理由は、以下の3つです。

  1. 語学留学の経験者はそこまで珍しくないから
  2. 語学力に高いハードルが求められるから
  3. 語学力以外のアピールポイントが少ないから

1. 語学留学の経験者はそこまで珍しくないから

少し前の時代は、経済的に余裕があるなど、特定の人しか留学ができませんでした。しかし現在では、安価で留学できる国があったり、短期でも留学できたりすることから、留学のハードルが下がっています。

そのため、語学留学の経験者はそこまで珍しくないことが、アピールしづらい理由として挙げられます。

2. 語学力に高いハードルが求められるから

語学留学経験者に興味を示す企業の多くは、彼らに対して高い語学力を求めます。つまり、その期待に応えるだけの語学力が身に付いていない場合は、アドバンテージにならない可能性があるのです。

なお、企業によって求める語学力には差があります。そのため、狙いたい企業があるのであれば、その企業が求める語学力を調べておくことが大切です。

3. 語学力以外のアピールポイントが少ないから

語学留学は語学力の向上が第一の目的であると思いますが、それは誰しもが目的として掲げています。そのため、就活では語学力以外でアピールすることで、差別化を図ることができます。

言い換えると、語学力以外のアピールポイントがないと、就職においてはなかなか有利になりにくいということです。そのため、他にエピソードがないと、就活において語学留学の話を持ち出すのはなかなか難しいでしょう。

語学留学を通して目指せる就職先

語学留学を通じて目指せる業界は、以下の通りです。

  1. 航空会社
  2. 旅行・ホテル業界
  3. 日系企業の海外勤務
  4. 勝者・貿易業界
  5. 外資系企業

それぞれ見ていきましょう。

1. 航空会社

航空会社には、パイロットやCA、グランドスタッフ、航空管制官といった語学力を生かせる職種が用意されています。ただし、航空会社が求める語学力はハイレベルなので、ネイティブレベルの語学力は必要だと考えておきましょう。

2. 旅行・ホテル業界

旅行やホテル業界では、必ずしも語学力が求められるわけではありません。しかし、海外ツアーコンダクターや外国人観光客の接客が多いホテルでは、日常英会話以上の語学力が求められることがあります。

3. 日系企業の海外勤務

日系企業の海外勤務では、日常会話レベル以上の語学力を求められる可能性が高いです。

特に、営業部門やカスタマーサポートなどの職種になると、ハイレベルな語学力を求められるでしょう。

4. 商社・貿易業界

商社や貿易業界では、ハイレベルな語学力に加え、コミュニケレーションスキルや交渉力などさまざまなスキルが求められます。そのため、かなりハードルは高いですが、語学力をしっかりと身に付けていれば、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

5. 外資系企業

外資系企業にはさまざまな業種や職種があり、企業によって求める語学力には差が生じています。しかし、どの企業を受けるにせよ、日常会話レベルの語学力は必要ですので、外資系企業への就職を目標として語学留学をするのなら、最低でも日常会話はこなせるようになっておく必要があるでしょう。

語学留学を就活でアピールする際の注意点

語学留学を就活でアピールする際の注意点は、以下の3つです。

  1. 留学経験自体をアピールしない
  2. なるべく具体的なエピソードを伝える
  3. 他の就活生と被らないようなトピックを選ぶ

1. 留学経験自体をアピールしない

語学留学では、「留学をしたこと」ではなく、「語学留学で何を得られたのか」という点が非常に大切です。留学によって何を得られたのか、なぜそれを得られたのか、などをしっかりと考え、準備しておくようにしましょう。

2. なるべく具体的なエピソードを伝える

語学留学を就活でアピールする際には、なるべく具体的なエピソードを伝えることもポイントです。「留学先で積極的に行動した」と伝えるのではなく、なぜ積極的に行動したのか、その結果何を得られたのかを言語化しないと、相手に伝わりません。

また、数字などを用いて、成果を客観的に示すのもおすすめです。例えば、留学中に3社でインターンをした、〇〇の資格を取得したなどです。

3. 他の就活生と被らないようなトピックを選ぶ

就活では、他の就活生と被らないトピックを選ぶことも効果的です。他の就活生と被らないエピソードを用意することで、差別化を図れます。また、他の就活生が話さないようなトピックを選ぶことで、面接官も興味を惹かれるでしょう。

就活で語学留学をアピールするためにできること

就活で語学留学をアピールするためには、ここで紹介する3つのことを実践してみましょう。

1. なるべく長期間留学する

就活で語学留学をアピールするには、なるべく長期間留学するのが良いでしょう。短期間ではできることが限られてしまいますが、長期留学であればさまざまなことにチャレンジできます。

例えば、留学の前半は語学力の向上に努めて、後半はボランティアをして社会貢献をするなどです。このように、長期間留学することで、アピールできるエピソードをたくさん作ることができます。

2. 語学力を証明する試験を受ける

また、就活でアピールできることの一つに、当然語学力の向上があります。しかし、語学力の向上を客観的に証明することは難しいです。そこでおすすめなのが、語学力を証明する試験を受けることです。

試験の結果を提示することで、語学力を客観的にアピールすることができます。また、企業によっては、TOEICで◯点以上取ることが採用条件となっている場合があります。そのため、留学中もしくは留学後は、このような試験を受けて損はないでしょう。

3. 語学力以外にアピールできることを経験する

語学留学では、語学以外にアピールできることを経験することが大切です。例えば、語学留学を経て、コミュニケーション能力やグローバルな考え方などを身につけることもあるでしょう。

そのようなアピールポイントを留学のエピソード付きで伝えられれば、他の人と差別化ができ、就活において有利になります。

まとめ

この記事では、語学留学を就活でアピールしづらい理由や目指せる就職先、やるべきことなどを紹介しました。

語学留学の経験を就活で活かせるかどうかは、本人次第です。他の就活生と違うアピール方法を考えたり、エピソードを充実させたりすることで、就活で有利になることは多いにあります。

ぜひこの記事を参考にして、就活で語学留学のエピソードを活かしてください。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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