【2024年最新】eTravelの登録手順・記入方法・税関申告を解説

フィリピンへの留学や旅行を予定している人は、フィリピン入国時に「eTravel」の登録が必須です。

この記事では、フィリピンに訪問する際に必要な「eTravel」とはなにか、「eTravel」の登録・記入方法、税関申告について解説します。実際の申請ページの写真付きでわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

eTravel(イートラベル)とは?

eTravel(イートラベル)とは、フィリピンへ渡航予定の人が、事前に渡航情報や健康状態を申告するWebシステムです。フィリピンに入国予定の人は、フライト前にこのシステムに登録する必要があります。

このシステムは、2022年12月にフィリピン政府が導入しました。それまでは「eARRIVAL CARD」という名称でしたが、これが「eTravel」に置き換えられました。

eTravelは出発予定日の72時間前から登録が可能です。登録にかかる時間は約10分~15分程度です。また、登録に費用は掛からずすべて無料で行うことができます。

eTravel(イートラベル)の登録手順

eTravel(イートラベル)の登録の流れはいたってシンプルです。ただし、直前に焦って登録しなけばいけない事態に陥らないよう、余裕を持って登録の時間を確保しておきましょう。

<登録の流れ>

  • フィリピンへの入国予定日の72時間(3日)前から、eTravelへの登録が可能
  • 申請フォームから必要項目を記入して申請
  • 税関申告のオンライン申請
  • 申請が終わったらQRコードを発行
  • QRコードをスマホで保存
  • フィリピンの空港到着時にQAコードを提示
  • 入国完了

登録は無料であり、オンライン決済は一切必要ない。

登録時に支払いを要求する偽・詐欺サイト、団体には注意する。

在フィリピン日本国大使館

ブラウザ版「eTravel-イートラベル」かアプリ版「eGovPH app」のどちらで登録するべき?

旅行客・留学生は、ブラウザ版の登録がおすすめです。

今後、何度もフィリピンに渡航される予定の方は、アプリ版「eGovPH app」で登録すると今後の手続きが楽です。

eTravel(イートラベル)の申請フォーム・税関申告の入力方法

続いてeTravel(イートラベル)に登録するための申請フォームと、オンライン税関申告の入力手順をご紹介します。

eTravel(イートラベル)の申請フォームには偽サイトが存在するため、必ず下記の正規サイトから登録してください。

eTravel(イートラベル)は無料で申請が可能です。もしクレジットカード情報などを求められた際は、偽サイトの可能性があるため、くれぐれも入力しないように注意してください。

それでは早速、下記15のステップで申請を進めていきます。

  1. eTravelの申請フォームに訪問
  2. メールアドレスの入力・アカウント作成
  3. 基本情報の登録(パスポート情報など)
  4. 在住国の情報などを入力
  5. 基本情報の内容を確認
  6. フィリピンへの旅行情報などを入力
  7. 旅行の目的などを入力
  8. フライト番号などを入力
  9. 直近の滞在国や病例などを入力
  10. 旅行情報の入力内容を確認
  11. QRコードをスクリーンショットで保存
  12. eTravelの手続き完了
  13. 税関申告情報の入力(必要な方のみ)
  14. QRコードをスクリーンショットで保存
  15. 税関申告の手続き完了

1. eTravelの申請フォームに訪問

e-Travel公式サイト

https://etravel.gov.ph/

※偽サイトが多いので必ずURLを確認してください。
※クレジットカードの入力画面は存在しません。

eTravelの申請フォーム画面1
eTravelの申請フォーム画面2

2. メールアドレスの入力・アカウント作成

メールアドレスの入力・アカウント作成1
メールアドレスの入力・アカウント作成2

3. 基本情報の登録(パスポート情報など)

基本情報(顔写真、名前)の入力
基本情報(性別、生年月日、国籍、電話番号など)の入力

4. 在住国の情報などを入力

在住国や住所の入力

5. 基本情報の入力内容を確認

基本情報の入力内容の確認画面

6. フィリピンへの旅行情報などを入力

フィリピンへの旅行情報の入力画面
フィリピンへの旅行情報の入力画面2

7. 旅行の目的などを入力

旅行の目的などの入力画面

8. フライト番号などを入力

フライト番号などの入力画面

9. 直近の滞在国や病歴などを入力

直近の滞在国や病歴などの入力画面

10. 旅行情報の入力内容を確認

旅行情報の入力内容の確認画面

11. QRコードをスクリーンショットで保存

登録完了画面

12. 旅行情報の手続き完了!

以上で、eTravelの手続きは終了です。QRコードは入国時に提示する必要はございませんが、もし提示を求められた場合に備えてスクリーンショットでスマホに保存しておきましょう。

その他、入国に関する情報は、以下の記事を参考にしてみてください。

13. オンライン税関申告の入力(必要な方のみ)

オンラインでの税関申告は、不要な方と必要な方がいます。以降の入力は、「必要な方(ケースB)」向けの入力方法となります。表示される画面によって判断をお願いいたします。

オンライン税関申告の申請画面

上部写真のボタンをタップした後、ケースAの場合は入力不要です。

オンライン税関申告が不要な方の画面

ケースBの場合は、下記写真に沿って必要事項を入力してください。

オンライン税関申告が必要な方の手続き画面1
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面2
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面3
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面4
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面5
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面6
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面7
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面8
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面9
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面10
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面11
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面12
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面13
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面14
オンライン税関申告が必要な方の手続き画面15

14. QRコードをスクリーンショットで保存

オンライン税関申告の手続き完了画面

15.税関申告の手続き完了!

以上で、eTravelの申請と税関申告の手続きは完了です。

尚、「eTravel」の最新情報は頻繁に更新されます。この記事でも随時最新情報をお届けしますが、合わせて「在フィリピン日本国大使館」の公式情報も確認しましょう。

在フィリピン日本国大使館HP>

更新日更新情報
2024年3月8日eTravelのアプリ版「eGovPH app」の提供開始。ブラウザ版とアプリ版で選択できるように。
2024年2月4日eTravel(イートラベル)の登録内容が変更。原則QRコードの提示は不要に。
2023年6月25日公式機関による情報はないものの、eTravel(イートラベル)の登録は入国時のみで可能に。
(フィリピン出国時の登録がなくても出国可能)
2023年4月14日これまでフィリピンへ入国する際に登録が必要だったeTravel(イートラベル)を、出国する際にも登録を必要とする運用に変更。
2022年12月2日eARRIVAL CARD(イーアライバルカード)の名前が、eTravel(イートラベル)に変更。
2022年10月18日One Health Pass(ワンヘルスパス)の名前が、eARRIVAL CARD(イーアライバルカード)に変更。
「eTravel」更新情報

eTravel(イートラベル)に関するよくある質問

エラーと表示されるのですがどうしたいいですか?

ネットの状況、eTravel側のサーバーの問題ででエラーが出る場合がございます。少し時間を置いてからスマホ、PC両方から入力をお試しください。

乗り継ぎがある場合はどうしたらいい?

最終到着する場所をご入力ください。例:日本→マニラ(韓国、台湾など)→セブの場合は、セブ最終到着場所となります。空港や滞在先もセブの住所でご入力ください。

eTravelは子供の分も入力しないといけない?

はい、お子様の分もそれぞれ入力が必要となります。

何日前から入力できる?

日本またはフィリピン出発の72時間前から入力ができます。

出国時も入力が必要?

フィリピンから日本に帰国する際の入力は不要です。

登録にお金はかかりますか?

お金は一切かかりません。もしクレジットカードの入力画面が出てきたら偽サイトですので注意が必要です。必ず政府のサイトからご入力ください。公式サイトURL→https://etravel.gov.ph/

eTravel(イートラベル)は登録必須!手順や書き方をチェックしておこう

今回はフィリピン渡航予定の方に向けて、eTravel(イートラベル)の登録方法を解説してきました。

フィリピンへ入国する際はeTravel(イートラベル)の登録が必須です。

フライト当日に「登録を忘れてしまった・・」ということのないように、この記事を見ながら余裕を持って申請してください。

〜フィリピン渡航までに準備しておきたいこと〜

フィリピンに渡航する際には、eTravelの登録以外にも下記の準備が必要です。

  • 航空券の手配
  • 海外保険への加入
  • Wi-Fiの契約もしくはSIMの購入

フィリピンの海外保険はいくつかありますが、その中でもっとも安いのが t@bihoたびほ の保険です。

『たびほ』はWebから簡単に手続きができ、補償内容も充実。目的・年齢・期間を入力すれば、保険料を簡単試算!まだ保険に加入していない人は、ぜひチェックしてみてください。

また、フィリピン・セブ島への最適な留学先を決めるにあたり疑問や不安なことがあれば、いつでもCEBRIDGEまでお問い合わせください!

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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