旅行や語学留学でフィリピン・セブ島を訪れる予定の人は、セブ島での決済手段について気になっている方は多いのではないでしょうか?
- セブ島でクレジットカードって使えるの?
- 日本のクレジットカードを持っていっても平気?
- おすすめのクレジットカードを教えて欲しい!
本記事では、このような悩みを持っている方に向けて、セブ島の決済事情について解説します!
「まだクレジットカードを持っていない」「海外用に新しくクレジットカードを作ろうと思っている」という方は、この記事を参考にしながら、セブ島での生活に向けてクレジットカードを作ってみてください。
セブ島でクレジットカードは使える?
そもそもセブ島でクレジットカードは使えるのか?と疑問に思うかもしれませんが、セブ島では多くのお店で日本と同様にクレジットカードを使うことができます。
小さな屋台など、まだクレジットカードに対応していないお店もありますが、セブ島でもキャッシュレス化の流れは進んでいます。
セブ島へ行く際は、ぜひクレジットカードを準備しておきましょう。
セブ島にクレジットカードを持っていく3つのメリット
メリット1:海外ATMから現金を引き出せる
セブ島にクレジットカードを持っていく1つ目のメリットは、現地で海外キャッシングが使えることです。
スリや盗難の可能性があるセブ島で、多くの現金を持ち歩くことはリスクが高いです。
セブ島のATMは、日本と同様24時間営業が主流です。手持ちの現金が底をついてしまっても、クレジットカードさえあればすぐに現金を引き出すことができます。
キャッシングの手数料も、現地の両替手数料と比較して大差はありません。
筆者は、フィリピン滞在中はいつも楽天カードの海外キャッシング機能で現地通貨のペソを引き出しています。
海外キャッシングの具体的な方法については下記記事で解説しているので気になる方はご覧ください。
メリット2:海外旅行傷害保険を活用できる
セブ島にクレジットカードを持っていく2つ目のメリットは、海外旅行傷害保険を活用できることです。
海外旅行損害保険とは、海外で病気やケガ、盗難などのトラブルにあった際に保証をしてくれる保険です。海外に行く際には必須と言って良いほど重要な保険です。
クレジットカードには、この海外旅行傷害保険が自動付帯されているケースが多いです。カードのランクによって保証金額も変わってきますが、年会費無料のクレジットカードでも十分な保険に加入することができます。
慣れない海外では何が起きるか分かりません。万が一に備えて、最低限の保険には加入しておきましょう。
注意点としては、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、最長で90日の保証期間の場合がほとんどです。3ヶ月目以降の保険は別途加入する必要があるため頭に入れておいてください。
メリット3:現金を持ち歩くより安全
セブ島(フィリピン)は軽犯罪の多い国です。特に多いのがスリと置き引き。
メリット1でも紹介しましたが多くの現金を持ち歩くことには危険を伴います。特に多くの現金を持っている人は狙われやすいため、被害に遭う前に身軽な状態を作っておきましょう。
持ち歩く現金は最低限に留めて、残りはクレジットカードを活用しましょう。
セブ島でクレジットカードを使う際の注意点
セブ島にクレジットカードを持っていくメリットについて紹介しましたが、同時に注意点も存在します。
注意点1:クレジットカード決済に対応していないお店がある
セブ島にはクレジットカードが使えるお店が多いと前述しましたが、それでも現金のみしか対応していないお店が存在するのも現状です。
特にセブ島では、同じフィリピンでも首都マニラに比べてクレジットカードの普及が遅れています。
すべての決済をクレジットカードのみで済ませるのは難しいかもしれません。
一定額の現金も必ず持ち合わせておきましょう。
注意点2:スキミングの可能性がある
スキミングとは、クレジットカードの情報を不法に読み込み、不正に利用することです。
日本では滅多にないですが、東南アジアでは発生件数の多い軽犯罪の1つです。
クレジットカード決済をする際は、必ず不正に決済が行われないか目を離さないようにしましょう。
注意点3:実際より多くの金額を請求される
クレジットカード決済をする際に、実際よりも多くの金額を請求されるケースもあります。
現金決済であれば渡す現金の量で気づくことが出来ますが、クレジットカードを差し込むだけの決済では見落としてしまう可能性もあります。
こうした被害に遭わないためにも、必ずレシートと決済の控えの金額を照合しましょう。
注意点4:ATMでカードが吸い込まれる
海外のATMでキャッシング利用のためにカードを機械に挿入すると、
「カードが戻ってこなくなってしまった…」という事態が起きることがあるそうです。
仮にこうしたケースが発生した場合、ATMに記載されている番号もしくは、銀行に直接電話をし即時に対応してもらいましょう。
注意なのが、夜間にこのケースが発生すると翌朝まで問い合わせが出来なくなります。
その場合、一度現場を離れなければいけないため、営業時間内で銀行店舗の横に備え付けているATMを利用することをおすすめします。
セブ島で使えるクレジットカードブランド
セブ島でクレジットカードを使うなら、「VISA」もしくは「MasterCard」のクレジットカードを持参しましょう。
この2つのブランドは、全世界どこでもほとんどのお店で使うことができます。
「JCB」や「Amex」などのブランドはセブ島で使えないケースもあるので注意が必要です。
クレジットカードを準備するなら「VISA」もしくは「MasterCard」のブランドのカードを発行しましょう。
セブ島へ行くなら海外旅行損害保険が付帯されたクレジットカードを選ぶべき!
セブ島へクレジットカードを持っていくのであれば、事前に海外旅行傷害保険が付帯されたカードか確認をしましょう。
保険の付帯には、利用付帯と自動付帯の2種類があります。自分が持っているクレジットカードが、利用付帯なのか自動付帯なのかは事前に確認しておきましょう。
また、保険を確認する上ではキャッシュレス対応か否かも重要な要素です。
急な病気や怪我の治療が必要になった場合、十分な手持ちの現金がなくてもキャッシュレスで診療を受けられるかは重要です。
以下、ジャパニーズヘルプデスクにてキャッシュレスで診察、検査等を受ける事ができる保険会社です。
- 三井住友海上
- ジェイアイ傷害火災
- 損保ジャパン日本興亜
- AIU
- エーズ損保
- セコム損保
- あいおいニッセイ同和
- 日新火災海上
- ソニー損保
- 朝日火災
- 富士火災
- チューリッヒ保険
- 東京海上日動(対応していない場合もあり)
ただし、上記の保険会社はセブのジャパニーズヘルプデスクと提携しているかどうかなので、上記保険会社の保険であっても、条件によってはキャッシュレス診療が受けられない場合もあります。
事前に保険会社に問い合わせることをおすすめします。
クレジットカードの年会費
クレジットカードの多くは、年会費無料で発行することができます。
年会費ありのクレジットカードはその分サポートが充実していますが、年会費無料でも必要最低限のサポートを受けることができます。
保険に関していうと、フィリピンでは高額な医療費を伴う大きな事故をしない限り、無料のクレジットカードの保証で十分カバーできます。
セブ島におすすめのクレジットカード2選
最後に、セブ島に持っていくのにおすすめのクレジットカードを3選ご紹介します。
留学を予定している大学生や、仕事を辞めて海外へ行く方におすすめのクレジットカードをピックアップしました。
また、すべてWeb上で申し込みできるカードのため、下記のリンクから直接お申し込みいただけます。
※余談ですが、筆者はセブ島でエポスカードの海外旅行保険を適用しています。
1. エポスカード(保証内容を比較してもおすすめ)
利用付帯/年会費無料
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 3000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
※旅行(日本出発から帰国まで)あたり最長90日間
適応条件は、利用付帯となります。
<以下条件>
- カードでSuicaやPASMOなどにチャージして、空港に向かう交通費を支払った場合
- 空港に向かうための新幹線、リムジンバス、タクシー代などをカード決済した場合
- 旅行地に向かうための航空券をカード決済した場合
- 宿泊+交通手段のパッケージツアー代金を合算でカード決済した場合
- 現地で電車、バス、タクシー代などをカード決済した場合
2. 三井住友カード(NL)
利用付帯/年会費無料
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 15万円 |
※旅行(日本出発から帰国まで)あたり最長90日間
適応条件は、利用付帯となります。
<利用条件>
- カードでSuicaやPASMOなどにチャージして、空港に向かう交通費を支払った場合
- 空港に向かうための新幹線、リムジンバス、タクシー代などをカード決済した場合
- 旅行地に向かうための航空券をカード決済した場合
- 宿泊+交通手段のパッケージツアー代金を合算でカード決済した場合
- 現地で電車、バス、タクシー代などをカード決済した場合
まとめ
この記事では、セブ島でクレジットカードを使うべき理由と、おすすめのクレジットカードについて紹介しました。
セブ島に行く予定があるがまだクレジットカードを準備していない!という方はぜひこれを機に申し込みをしてみてください。
キャッシュレスで快適なセブ島ライフを送れることを願っています。