語学留学先として人気の高いフィリピン。留学を検討している方は候補の1つに上がってくるのではないでしょうか。フィリピン留学には多くのメリットがありますが、同時に知っておくべきデメリットも存在します。
そこで今回は、留学エージェントの専門家がフィリピン留学をする上で必ず知っておくべきメリットとデメリットを紹介していきます。フィリピン留学を検討される方はぜひ参考にしてください!
フィリピン留学のメリット8選
まず初めに、フィリピン留学のメリットを紹介します。主なメリットは下記の通りです。
- 留学費用がやすい
- マンツーマンレッスンが受けられる
- 選択できる語学学校が多い
- 渡航前の手続きが容易
- 留学中はリゾート気分も味わえる
- 短期留学に最適
- 日本から近い
- 就活に役立てることができる
1つずつ紹介していきます。
1. 留学費用が安い
フィリピン留学は他の国と比べて比較的留学費用が安いことが特徴です。留学費用が生活費を含め1カ月あたり平均30〜40万円と、他の国に比べて半額程度に抑えられます。
その理由はフィリピンの物価や人件費の安さにあります。物価は日本の3分の1程度、人件費は10分の1程度で語学学校の運営ができます。アメリカなどの国では日本より物価が高いので留学でかかってくる費用や生活費がフィリピンの倍くらい必要です。
フィリピン留学では、渡航費用も往復10万以下で買えることがほとんどです。同じ費用で他の国より長く留学を経験できる点がフィリピン留学の最大のメリットです。
フィリピン留学の費用については下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
2. マンツーマンレッスンが受けられる
フィリピンの語学学校でのレッスンは1対1で行うマンツーマンレッスンが基本です。欧米では、グループレッスンが主流です。マンツーマンレッスンだと、グループレッスンよりも英語を話す時間が長くなるので、同じ期間であっても英語力向上に大変役立ちます。欧米でもマンツーマンレッスンは可能ですが、別途費用が必要になります。
3. 選択できる語学学校が多い
フィリピンは留学先として人気が高まっていることもあり、語学学校も増えています。語学学校といっても目的は人それぞれなので、コースも初心者向けコースや、TOEIC対策コース、ワーキングホリデー準備コースなど選択肢が多く揃っています。
4. 渡航前の手続きが容易
フィリピンでは、30日未満の留学であれば事前のビザ申請が必要ありません。
期間に限らず就学許可書の申請、2カ月を超えると外国人登録証(ACR-Iカード)の登録が必要ですが、手続きなしの観光ビザで入国できます。このように、渡航前の手続きが簡単です。
5. 留学中はリゾート気分も味わえる
語学留学ですと、もちろん第一は勉強ですが、例えばセブに留学した場合リゾート気分も味わえます。セブは、人気の南国リゾート観光地でもあり、毎年多くの観光客が訪れています。
勉強の合間や週末にリゾート気分でリフレッシュが出来ることもフィリピン留学のメリットです。
6. 短期留学に最適
短期留学に最適ということもフィリピン留学の魅力です。日本から約5時間で渡航できるため、1週間〜2週間といった短期留学に適しているのです。渡航費用も、留学費用も抑えられているので社会人の長期休暇を利用して留学する方も多いです。
7. 日本から近い
フィリピンは日本から飛行機で約5時間という近さです。半日もあればフィリピンに着いてしまうので移動で一日を無駄にしてしまう事がないです。
8. 就活に役立てることができる
英語力が身につけばもちろん就活に役立つ場合もあります。TOEICコースに通った方だとスコアを伸ばすことができ就活で役立てることができます。海外での生活で得たものや努力したことを話せるようなエピソードも準備できるよう意識して生活することをおすすめします。
フィリピン留学のデメリット5選
続いてフィリピン留学のデメリットを紹介していきます。主なデメリットは以下の通りです。
- ネイティブ講師が少ない
- 治安が良くない地域もある
- 食事や文化が合わない可能性がある
- インフラが日本ほど整っていない
- 遊んで終わってしまう可能性がある
1つずつ紹介していきます。
1. ネイティブ講師が少ない
フィリピン人はネイティブではありません。語学学校によりネイティブの先生を採用しているところもありますが多くはありません。どうしてもネイティブの先生の授業を受けたいという方は、その学校でネイティブの先生の授業を受けられるのかを確認してから決めることをおすすめします。
2. 治安が良くない地域もある
フィリピンは日本と比べると発展途上国のため、場所やエリアによっては治安が悪いところもあります。
具体的にはスリや盗難など、軽犯罪が多い場所もあります。滞在先の治安をしっかりと調べた上で決めることをおすすめします。
3. 食事や文化が合わない可能性がある
日本から近いといっても、国は違います。国が違えば食べ物や文化も違います。日本とは違う食事にストレスを感じてしまう方もいます。留学前から食事を調べていったり、日本の食材を持っていくこともおすすめします。
4. インフラが日本ほど整っていない
フィリピンは発展途上国のため、日本ほど生活環境が整ってないことがあります。
滞在先によっては、
- 建物が古い
- 空調が効きづらい
- シャワーが水しか出ない
など生活に若干の支障がでる場合もあります。
海外での生活に慣れていない方の場合、都市部の留学先を選んだり、居住地の環境を確認してから語学学校を選ぶことをおすすめします。
5. 遊んで終わってしまう可能性がある
リゾート地で、リフレッシュしやすい環境であることがフィリピン留学の良さですが、リフレッシュの割合が多くなってしまうと勉強時間が減ってしまい気が付いたら留学期間が終わってしまったという失敗談もあります。そうならないために、目的や目標をしっかり決めて留学中も心得て生活してみてください。
実際にフィリピン留学をした人の体験談
体験談1
「初海外でも安心!親切な日本人スタッフ。一番印象に残ったことが、スタッフの親切さ。日本人マネージャーの一人は必ず内部寮に宿泊しているので、万が一深夜に何かあった場合でも安心です。」
引用:https://cebridge.jp/philinter_trial/#index_id8
体験談2
「ワーホリコースだったので、お店で働く際に友好的な英語を教えてもらいました。
専門的ではありますが、スキル向上に繫がりました!」
引用:https://cebridge.jp/taikendan-3d-academy-is/
体験談3
「食事は韓国式で、おかずが毎日変わって美味しい。寮も食堂も学校内にあったので、移動が楽でいい。洗濯は週2回預けられる無料の洗濯サービスがあり、自分で洗わなくていいので便利でよかった。」
引用:https://cebridge.jp/taikendan-smeagcapital-ky/
まとめ
今回は、フィリピン留学のメリットとデメリットと体験談を紹介しました。他の国と比べると留学費用が抑えられるフィリピン留学はメリットがたくさんあります。ただ、学校選びや、エリアをしっかり確認したうえで行かないとデメリットにつながることもあります。
自分に合った学校選びができるように、経験豊富なエージェントに相談をしてフィリピン留学を楽しんでください。