【2023年最新】語学留学に奨学金は使える?メリットデメリットとおすすめの5選をご紹介!

「語学留学に興味がある!」と思っていても、留学にはまとまった資金が必要なことから費用面で躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか?

実際、語学留学をするためには数十万円〜数百万円とまとまった資金が必要になります。

これほどの金額を自分で用意することは中々難しいことですが、資金を確保するための手段の1つとして、奨学金の活用があげられます。

奨学金というと大学で使うものでは?と思う方もいるかもしれませんが、留学のための奨学金も存在します。

そこで本記事では、語学留学で活用できる奨学金の紹介と、奨学金を使うことによるメリットとリスクについて解説していきます。

現在語学留学に行こうか迷っている人は、ぜひ奨学金を手段の1つとして検討してみてください。

目次

語学留学の奨学金制度とは

語学留学の奨学金制度とは、学生や学習者が外国に留学してその国の言語を学ぶための費用をサポートする制度です。

語学留学の奨学金には大きく分けて給付型と貸与型の2種類があります。

また、給付型は助成金とも呼ばれ、優秀な学生や社会人を対象として給付されるのに対し、貸与型は誰でも利用できるローン型という違いがあります。

語学留学に使える奨学金の種類

語学留学で利用できる奨学金には給付型貸与型があり、それぞれに異なった特徴があります。

それでは、両者の特徴について見ていきましょう。

給付型

給付型とは返済の必要がなく、一定条件をクリアすることで受け取れる奨学金です。また、給付型では返済の義務がないというメリットはあるものの、審査が厳しく、誰でも審査を通過できるものではありません。

この制度を活用するためには、

  • 世帯の経済状況
  • 留学希望者の成績
  • 学習意欲

などが審査され、審査を通過した場合では入学金や授業料が免除または減額されるというメリットがあります。

さらに、世帯が一定の経済基準を満たしていれば、渡航支援も受けられるのです。なお、給付金の金額については都市ごとに異なりますので、審査を申請する際にはあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

貸与型

貸与型の奨学金は給付型とは異なり、ローン型で返済義務が生じる奨学金です。また、貸与型には、第一種奨学金と第二種奨学金があり、第一種では海外協定派遣対象もしくは海外大学学位取得型対象となっています。

一方の第二種では、学士号、修士号、博士号といった学位の取得や、短期留学を希望する人が対象という違いがあるのです。なお、第二種の場合では、海外の大学進学前に申し込める予約採用と、すでに海外の大学に進学した人が申し込める在学採用があります。

語学留学に活用できる奨学金5選

語学留学をする際には奨学金制度を利用できることがわかりましたが、問題はどこで申し込むのか、給付型と貸与型のどちらを選べばよいのかという点なのではないでしょうか。

それでは早速、語学留学に活用できる奨学金5選を紹介します。

1. トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム

給付型の奨学金で、文部科学省所管となっているため、信頼性が高い団体だといえるでしょう。

また、コースは以下の3種類に分類されており、現在学生の方はもちろんのこと、社会人の方も申し込めるという特徴があります。

  • 日本代表プログラム大学生等コース
  • 日本代表プログラム高校生コース
  • 日本代表プログラム地域人材コース

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムでは、単位取得目的だけでなく、インターシップやボランティア目的の方も申し込みの対象となります。ただし、英語習得のみを目的とした語学留学は申込対象外となっていますので、この点には注意を払う必要があるでしょう。

2. iae留学奨学金

給付型の奨学金で、提出書類不要という給付型奨学金としては珍しいシステムとなっています。また、申込み対象は学生のみとなっていますが、すでに海外の学校への申し込みが完了している方は対象外となります。

iae留学奨学金では長期及び短期の留学に対応しており、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド、マルタへの留学に対応しています。さらに、無料サポート付きですので、初めて留学する方も不安なく申し込めるでしょう。

3. 教育一般貸付(日本政策金融公庫)

貸与型の奨学金で、国が運営をしていることから、信頼性は高いと判断できます。また、上限は350万円まで借りることができ、固定金利は年1.95%となっていますので、留学後の返済で四苦八苦する可能性も低いでしょう。

なお、教育一般貸付では、家庭の状況によって貸付金額や金利が異なりますので、詳細については問い合わせで確認しておくことをおすすめします。

4. 日本学生支援機構(JASSO)

給付型と貸与型に対応しており、予約採用と在学採用のいずれにも対応している文部科学省所管の団体です。また、第一種奨学金と第二種奨学金にも対応していますので、語学留学の目的がはっきりしている方に特におすすめできるでしょう。

なお、第二種奨学金は、外務省「海外安全ホームページ」内の「国・地域別海外安全レベル」における「危険レベル」もしくは「感染症危険レベル」が渡航中止勧告(レベル3以上)となっている地域の場合では、対象外となります。

さらに、第二種奨学金の場合では、留学先の学校が限定されますので、この点についてはあらかじめ確認した上で申し込みを検討する必要があるでしょう。

5. 地方自治体、民間団体の奨学金

地方自治体、民間団体の奨学金とは、都道府県や自治体の教育委員会などが設置する奨学金制度や、地方公共団体や民間育英団体の奨学金です。

この奨学金では大学推薦や一般公募で申し込めますが、それぞれの募集のタイミングが異なる場合がありますので、随時新着チェックをして、募集が行われているかどうかを確認しておくことが大切でしょう。

語学留学での奨学金利用のメリット

語学留学で奨学金を利用する最大のメリットは、留学準備中に自分での費用の捻出が不要であり、留学中の費用についても気にすることなく専念できる点にあります。

たとえば、「来月の学費、どうしよう?」という不安を抱える留学では、学業に集中するのが難しいかもしれません。しかし、奨学金制度を利用すれば、そのような不安から解放され、語学を存分に学ぶことができます。

語学留学での奨学金利用のリスク

貸与型の奨学金を利用する場合、留学後に返済が必要となります。返済は一括でなく、分割での支払いとなりますが、状況によっては月々の返済額が重くなり、経済的に困難になるリスクも考慮する必要があります。

貸与型の奨学金を利用する際には、返済計画のシミュレーションを行い、毎月の返済額を把握した上で、利用を検討することが求められます。

まとめ

本記事では、語学留学に活用できる奨学金の5選と、そのメリットやリスクについて紹介しました。

語学留学には複数の種類が存在しますので、まずは自身の目的を明確にしてから種類を選ぶ必要があります。奨学金には給付型と貸与型の2つの形態があり、貸与型の場合、留学後に返済が開始されます。このため、事前に毎月の返済額をシミュレーションし、利用を検討することが重要です。

また、語学留学の奨学金には、団体によって募集時期が限定されていることもあるため、気になる団体を見つけた際は、留学の新着情報を随時確認し、申し込みの際に漏れがないよう注意しましょう。

必要に応じて奨学金を活用し、充実した語学留学にチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにフィリピン留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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