- 留学に興味があるけれど資金が足りない・・・
- なるべく安く留学に行きたい!
- 比較的安価に留学できる留学先を紹介してほしい!
語学留学というと費用が高くまとまった資金が必要なイメージがありますが、行き先や工夫次第で費用を安く抑えることができます。
そこで本記事では、語学留学の費用を安く抑えるために、具体的な方法とおすすめの留学先についてご紹介します!
本記事はセブ島で留学エージェントを運営している筆者が実際の経験をもとに解説していくので、現在語学留学を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
語学留学の費用を安く抑える3つの方法
語学留学の費用を安く抑えるためにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
ここでは具体的な方法を3つ絞ってご紹介します。
1. オフシーズンに申し込む
1つ目は、オフシーズンに留学の申し込みをすることです。
留学先が人気のシーズンである場合、航空券の価格が高騰することや、現地の物価が観光シーズン用に上がることがあります。
人気のシーズンは気候が良いため滞在するのに適しているかもしれませんが、費用を抑えるためには観光客が少ないオフシーズンに申し込むことをおすすめします。
2. 奨学金制度を利用する
2つ目は、奨学金の活用です。
語学留学には一定の費用が必要ですが、留学に関しても奨学金制度が存在します。これは政府、民間団体、自治体などが提供しているもので、日本国内での応募が可能な制度や、海外専用のものなど、応募資格や条件がそれぞれ異なります。
「日本学生支援機構」のホームページには、留学のための奨学金に関する情報が掲載されているので、関心がある方はぜひチェックしてみてください。
3. 航空券の手配を自分で行う
3つ目の節約方法は、手続きを代理に任せず自分で行うことです。
エージェントを利用すると、航空券を含む多くの手配をしてもらえますが、自分で航空券の手配を行うことで、場合によっては費用を削減できます。
航空券の価格は、予約する曜日や期間によって大きく変動します。以下のポイントに注意することで、費用を抑えることができます。
- お盆やお正月などの高騰期を避ける
- 平日出発のチケットを選ぶ
- 格安航空会社を利用する
これらの工夫により、予算を節約することが可能です。
安く語学留学ができるおすすめの国5選!
語学留学の費用をいかに安く抑えるかは、留学先によっても変わってきます。
ここでは、語学留学に比較的安く行ける5つの国を紹介します。
1. フィリピン
語学留学を安く実現させるなら、フィリピンがおすすめです。
フィリピンでは、英語が公用語となっています。フィリピンがアメリカの統治下にあった時代、アメリカ人は公用語として英語を教え込んだため、英語がフィリピンに浸透しました。
現在のフィリピンでも、義務教育において英語教育に力を入れており、授業内で英語が使われています。ネイティブのような流暢さまでとはいきませんが、日常で多くの英語が使われるフィリピンでの学習は良い環境と言えます。
フィリピンの語学学校の学費は、滞在費込みで1か月あたり12万円〜18万円程度です。物価も日本のおよそ4分の1なので、生活費も他の国に比べると抑えられます。また、レッスンは基本的にマンツーマン形式なので、スピーキング力の向上に役立ちます。
フィリピンへの留学を希望する場合、筆者が運営するセブリッジにぜひご相談ください。セブリッジはフィリピン専門の留学エージェントでフィリピン留学に強みを持っています。

2. フィジー
フィジーは、休暇先や観光地としての人気が高い場所です。大小300以上の島があり、ダイビングやマリンスポーツが盛んに行われています。学校の休日には、これらのアクティビティでリフレッシュしながら勉強することができます。
語学学校の学費は、滞在費込みで1か月あたり15万円〜20万円程度です。授業は、少人数グループが基本となっています。
3. マレーシア
マレーシアでも、英語が準公用語として広く話されています。マレーシアは東南アジアの中でも、特に物価が低い国の一つです。語学学校の学費は、1か月あたり4万円〜11万円程度となり、家賃は2万円〜5万円ほどです。
4. マルタ
観光地として知られるマルタ島**。**しかし、実は語学留学にもおすすめの場所です。語学留学のイメージが少ないため、日本人留学生が少なく、集中して英語を学ぶ環境が整っています。また、治安も良好で、物価は他のヨーロッパの都市と比べても、非常にリーズナブルです。
語学学校の学費は、1か月あたり10万円〜20万円程度、宿泊費は5万円〜10万円ほどです。
5. シンガポール
シンガポールは、日本から約7時間の距離にあり、観光旅行で訪れる人も多いです。語学学校の学費は、1か月あたり8万円〜20万円程度。滞在費は4万円〜12万円ほどとなっています。物価は高めの傾向にあります。
公共交通の費用は日本に比べて安い場合もありますが、レストランなどの食事はサービス料や物品サービス税が加算されることが多く、全体的には高めです。
短期間の語学留学で英語力を向上させる方法
短期間の語学留学で英語力があまり上がらないとの声をよく聞きますが、実は短期でも英語力を上達させる方法が存在します。
具体的な方法ですが、
- 日本で英語の基礎をしっかりと学んでから短期留学に出発する。
- 現地での学習は、主にアウトプット(スピーキング)に重点を置く。
これにより、短期間で効率的かつ効果的に英語力を向上させることが可能です。
短期留学での英語力向上に失敗するケースの多くは、十分な事前準備をせずに留学したり、現地で消極的な態度を取ってしまい、十分に英語を話さなかったりする場合です。インプットとアウトプットのバランスを意識し、しっかりと取り組むことが重要です。
語学留学で安さを重視する際の注意点
安く語学留学に行ける国を紹介してきましたが、安さだけで留学先を選んでしまっては失敗してしまいます。金額のほかに注意して確認しておかなければならない点を紹介します。
1. 郊外など治安の悪い場所が滞在先になる可能性がある
滞在費が安いことも留学費用を安くする手段ですが、金額だけで決めてしまうと郊外や治安の悪い場所が滞在先になる可能性があります。滞在先は、慣れない海外での大切な自分の場所なので、安心して過ごせる場所であるかを確認することをおすすめします。
2. 授業内容や講師の質が低い場合がある
留学費用が安い理由の一つとして講師の人件費が安いことがあります。人件費が安い分、講師の質が悪い場合も中にはあります。
授業内容についても、アウトプットがしにくい環境で日本で授業を受けるのと変わらない内容であると、留学に行った意味がありません。どのような講師が、どのような授業内容で教えてくれるのかを確認して学校を選びましょう。
3. エージェントのサポートを十分に受けられないことがある
サポート内容をしっかり確認してエージェントを選ばないと、全くサポートのないところだったということもあります。エージェントを利用すれば何もかもやってくれるというわけではありません。エージェントによってサポート範囲が違うので内容をしっかり比較して自分にあったエージェントを見つけてください。
まとめ
本記事では、語学留学の費用を安く抑える方法として、具体的なポイントやおすすめの留学先、留学で安さを重視する際の注意点について解説してきました。
語学留学の費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。また注意点はあるものの、留学費用が安い国を選べば費用を大幅に減らすことができるでしょう。
安く抑えられる部分は工夫をした上で、充実した留学生活を送れるように準備を進めてみてください!