英文法を覚える5つの方法|効率的に学ぶ3つのコツも合わせて紹介

英文法が難しいと感じ、英文法学習に苦戦している方もいるのではないでしょうか?今回は、英文法を覚える方法や、効率的に学ぶコツを紹介します。

目次

英文法を覚えるのが難しいと感じる3つの理由

英文法を覚えるのが難しいと感じるのには理由があります。早速、主な3つの理由を紹介していきます。

1. 日本語の文法と大きな違いがあるから

英語と日本語の言語間距離は、もっとも遠いとされている「レベル4:難しい」に分類されています。単語の並べ方の順番は英語と日本語で全く違います。

英語は、一般に主語の次に同志がくる「SVO型」で日本語は、動詞が最後になる「SOV型」です。日本語だと語順を入れ替えても問題ないですが、英語の場合は語順が大切です。

2. 最初から完璧に覚えようとしているから

日本語と英語では、言語間距離が遠いのに最初から完璧に覚えようと思っても無理があります。完璧に覚えようと思って覚えられなかったときに、難しいという印象がついてしまい学習意欲が下がってしまいます。まずは、簡単な文法から少しづつ学んでいくようにしましょう。

3. そもそも文法用語が難しいから

英語の文法用語は、難しいものが多いです。例えば、助動詞、受動態、仮定法など。難しいと一度感じてしまうと苦手意識を覚えて、理解するのに時間がかかってしまいます。まずは簡単な文法の基本をマスターして少しづつ慣れていきましょう。

英文法を覚える5つの方法

ここでは、英文法を覚えるための実践的な5つの方法を紹介します。

1. 英文を音読する

英文を音読することで、リスニング力やスピーキング力も伸ばすことができます。繰り返し音読し、音の出し方を理解することで「単語」と「音」が頭の中で繫がり、リスニング力も向上します。英文を音読するだけでなく、内容を把握することで効果が期待できます。

2. 穴埋め・並び替え問題を解く

はじめは、穴埋め問題や並び替え問題を解いて文法に慣れることが大切です。穴埋め問題では、文法がどれだけ身についたかをチェックできます。並び替え問題では、英語の語順感覚が身につきます。よく使われるひとかたまりのフレーズや熟語も自然と覚えることができるでしょう。

3. スラッシュリーディングを活用する

スラッシュリーディングを活用すると、速く英語を読むトレーニングができます。スラッシュリーディングとは、意味のかたまりごとにスラッシュ(/)を入れながら英文を読んでいく方法です。

例えば、“I go to the park  with my friends.” という英文にスラッシュを入れると、“I go / to the park / with my friends.” となります。

日本語に訳すと、「私は行きます/公園に/私の友達と一緒に」となります。スラッシュリーディングに慣れると英文を頭から読んだだけで理解できるようになります。

4. 書き写しで実際に英文を書く

例文などを書き写しで書いてみる事も英文法を覚えやすくなります。書き写しには時間がかかりますが、繰り返すことで英文に慣れて、ライティングスキルを向上させることができます。

5. 自分で英作文してみる

アウトプットも英文法を覚えるのに大切です。自分が覚えたい文法をノートに書き込み、隣に日本語訳を書きます。自分で英作文しているので使える英作文になりますし、理解力や読解力が向上し、効果的に学習することができます。

英文法を効率的に学ぶ3つのコツ

最後に、効率的に英文法を学ぶためのコツを3つ紹介します。

1. まずは5文型をマスターする

5文型とは、英語の語順のパターンを5つに分類したものです。

第1文型の語順はSV(主語→動詞)です。「SがVする」という意味になります。

第2文型の語順はSVC(主語→動詞→補語)です。「SはCという状態である(V)」という意味になります。

第3文型の語順はSVO(主語→動詞→目的語)です。「SがOをVする」という意味になります。

第4文型の語順はSVOO(主語→動詞→目的語1→目的語2)です。「SがO1にO2を与える」という意味になります。

第5文型の語順はSVOC(主語→動詞→目的語→補語)です。「SはOがCするのを〜する」という意味になります。

英語は、語順がとても大切なのでこのパターンを覚えれば英文法の勉強はとても楽になります。

2. オンライン英会話などアウトプットの機会を作る

英文法を完璧に覚えるには、一度学習したことをアウトプットすることが大切になってきます。最近では、オンライン英会話サービスが増え、携帯からも利用できたりするので手軽に英会話を受けることができます。そういった便利なものを使ってアウトプットの機会をどんどん増やしましょう。

3. 必ず反復学習と取り入れる

英文法を覚えるために反復学習は欠かせません。脳の働きとして、1日に単発でたくさんの時間を使って覚えるものより、短い時間でも長い期間かけて覚えたものの方が定着しやすいのです。1日に少しの時間でもいいので反復学習に挑戦してみましょう。

反復学習を取り入れることで英文法も正しい形が自然と身についていきます。

まとめ

英文法を覚える方法について紹介してきました。英語と日本語では、言語間距離が遠く語順も違います。最初から、一気に身につけようとするのではなく少しづつ英文法を学ぶようにしましょう。

そうしていくうちに、自然と理解できてくるようになります。英文法の勉強方法は声に出して音読したり、スラッシュリーディングを活用することで、英文を見て理解できるようになっていきます。

また、自分で英作文をして覚えた文法をアウトプットしたり、オンライン英会話などを使ってアウトプットの機会を増やしていってください。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにフィリピン留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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