この記事をご覧になっている方で、フィリピンセブ留学を経由し、
オーストラリアやカナダへのワーキングホリデーを計画している方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はセブ島留学2ヶ月→オーストラリア→セブ留学4ヶ月といった流れで留学、ワーキングホリデーを経験した私が、どれくらい英語が伸びたのか?を恥ずかしながら公開します。
ちなみに、私はフィリピンセブ留学を経験した際の英語レベルはBe動詞から勉強を始めた超初級者です。
ぜひ参考にしてみてください。
フィリピン・セブ島留学半年の効果・英語はペラペラ?【僕のテスト結果を月別公開】
セブ島留学開始~1ヶ月目【効果】
テストの点数:35/100
・耳が英語を拒まなくなる
・セブ島の環境に慣れてくる
・辞書と韓国人と親友になる
・単語だけで先生と会話ができるようになる
超初級者だった私の英語は、自己紹介もままならない状態で、Be動詞から学習を始めました。
まず、動詞は英語で、、ん??という状態だったので、始め2週間は講師が何をいっているか訳がわからない状態でした。
この時点で事前に英語学習をしておくべきだったなぁと後悔していました・・
意識的に、日本人と話さずに韓国人とばかり一緒に行動していましたが、会話がままならないので常に単語アプリを常備していました。
今思うと、こんな英語の話せない僕とずっと一緒にいてくれた韓国人に感謝です。
1ヶ月だと、環境と英語には慣れますが「話す力」はまだまだ弱いなと感じました。
セブ島留学2ヶ月目【効果】
テスト点数:42/100
・自ら英語環境に飛び込む自信がつく
・講師の会話についていくことが出来るように
・短い途切れ途切れの文章で日記や小論文が書けるように
・英語アレルギーが徐々に無くなり、英語学習が楽しくなってくる
多国籍な環境だったので、友達とご飯に行ったり、ビーチへ行ったり、
ボランティアに参加したりと留学ならではの経験を多く得る事ができました。
後半になってくると、講師の言っている事がだんだん理解できるようになり、
コミュニケーションを英語で取れるようになる事で新たな文化や習慣を知る事ができました。
英語を学ぶことが毎日楽しくなってくる時期でした。
オーストラリアへ7ヶ月間のワーキングホリデーへ
セブ島留学が2ヶ月間終わった後、オーストラリアのシドニーにワーホリ挑戦。
結論から言いますと、英語レベルは全然足りなかったです。
英語の面接ができる英語力もないですし、ネイティブと話したこともほぼ無かったです。
それに加えて、オーストラリア人の英語はイギリス英語よりで少し癖があることで有名です。
到着時に現地人の英語を聞いたときは
「え?それって英語?」ってくらい何も聞き取れなかったです。
英語が話せないながらもローカルレストランで働いていた時、
2歳ぐらいの子供に僕の英語を真似されバカにされる事も。子供の母親は「こらっそんなこと言ったらダメ!」みたいなやり取りをただ呆然と聞くだけしかできませんでした。
自分の英語力に対して悔しい思いをした事も今となっては良い思い出です。
1ヶ月ほどで、徐々に耳が慣れ始め聞き取れるようになりますが、それまでは苦労しました。
その後は、オーストラリアでしか出来ない事がしたい!という事で、
50名規模の多国籍BBQを開催したり、国際交流に積極的に参加しました。
ワーホリ終了後、セブに直帰し、再度英語を鍛えます。
セブ島留学3ヶ月目【効果】
テスト点数:45/100
・会話に対して即レスポンスできるように
・講師の言っている事が、ほぼ理解できるように
・意思疎通ができるようになり、勉強がさらに楽しくなる
オーストラリアからセブに帰国し、一発目のテスト結果がなんと45点。
ワーホリ前に受けたテストから3点しか上がっていない。。。
なぜ?成長なし?
と感じつつテストの配分点を分析すると、
スピーキング力とリスニング力は格段にレベルアップしていましたが、文法やライティング科目に関してはまったく成長していませんでした。
確かにワーホリ中は、コミュニケーションを取ることを重要視していたので、筆記科目に関してはまったく勉強していませんでした。
おそらく、ワーホリでこのような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
その代わり、講師との会話は以前よりもクリアにゆっくり話されているように感じました。
セブ島留学4ヶ月目【効果】
テスト点数:53/100
・英語字幕あり映画の50%が理解できるように
・簡単な英語のニュースが理解できるように
・ネイティブスピーカーと簡単な会話ができるように
ちょうど、この時期に旅行に来てたアメリカ人と仲良くなり、一緒にご飯へ行きました。
結果的まだまだ深い話はできなかったですが、会話を楽しむ事はできました。
以前なら意味が理解できない場合、とりあえず「Yes」を多用していましたが、わからない単語や言い回しが出てきたら「それはどうゆう意味?」と恐れずに聞く事ができました。
これって自分の中ではかなりおおきな成長だなと感じた時でもありました。
筆記科目対策にも力を入れていたので、テスト結果も順調に上がりレベルでいうと「Pre intermediet」(初中級レベル)に。
セブ島留学5ヶ月目【効果】
テスト点数:63/100
・英語での日常会話に困らなくなる
・小学生レベルの英語本がおおよそ読めるように
・英語字幕あり映画(アクション)の60%が理解できるように
5ヶ月目になると、日常会話で聞き取れないということがほぼ無くなりました。
・現地警察署の対応
・フライトキャンセルの手続き
・見知らぬ場所で探し物がある場合
などは自身の英語力で解決する事ができました。
また、この頃は英語の勉強に対して落ちベーションが下がってきたので、
英語字幕の映画を見たり、小学生が読む本で勉強していました。
おおよそ理解することはできるのですが、ネイティブ特有の慣用句や専門的な単語が出てくると毎回辞書を出して、調べて、辞書を出して、の繰り返しでした。
実感としては、あまり成長を感じられなくなってくる頃でしたが、テスト結果は10点も上がっていました。
セブ島留学6ヶ月目【効果】
テスト点数:70/100
・基礎英語学習では物足りなくなる
・自身の意見を細かく伝える事ができる
・頭での英語⇔日本語変換がなくなる
・英語を使った仕事ができる選択肢が増える
半年経過してくると、基礎英語という面では学習内容が物足りなく感じてきます。
その為、英語学習に対してモチベーションが下がどっと下がりました。
TOEICやIELTSの試験対策、ビジネス英語を学ぶ事が次のステップとして見えてきます。
僕の場合は、ただ呆然と英語を話せるようになって海外で働きたい!と思っていたので、
英語学習の目的が持った具体的にイメージできていれば、さらに英語力を伸ばす事ができなのかなぁと後悔。
勉強していた内容でいうと英語レベルが中級者以上になってくると、発音であったり、話すテンポをよりネイティブに近ずる事ができるかを優先的に考えていたので、海外のCNNニュースや英文記事を読み漁っていました。
半年のセブ島留学:留学して感じたメリットとデメリット
メリットその1
丸々半年間、朝から晩まで英語漬けの日々を過ごせる
半年間、毎日英語に触れることができる環境を、日本で作ることは難しいと思います。
また英語圏の留学の場合は、クラスはお昼過ぎに終わることが多いので、結局学校で仲良くなった日本人と一緒に遊びに行ったり、日本食レストランでアルバイトをしたり、、という流れが多いのではないでしょうか。
それに比べて、食事・選択・掃除・寮・は全てスタッフがしてくれますし、授業も朝から夕方遅くまでみっちりとあります。
なのでフィリピン留学が圧倒的に多く「英語学習」ができる環境が整っているのです。
アメリカ留学の約1.5倍の英語にシャワーを浴びる事ができるでしょう。
メリットその2
格安費用で留学できる
留学といえば、費用が高いイメージがありますよね。
しかし、セブ島短期留学は安くて、近くて、マンツーマン授業をみっちり受けることができます。
学校によって費用も異なりますが、3ヶ月で安い学校だと授業料、食費、滞在費込みで約60万円から留学ができます。
どうでしょう?留学って今やこんなに安くできてしまいます。
フィリピン留学ならその費用で、朝から晩まで英語の授業を受けつつも、お部屋の掃除や朝昼晩の食事まで用意されています。
メリットその3
海外で通用する英語レベルに
初級者が半年間の一般英語を目的とした留学をした場合、日常会話に困ることはほぼなくなります。
留学途中から、TOEICやIELTS、TOEFLなどの試験対策を学ぶのであれば、半年間の短期留学でスコアアップも期待できます。
ワーホリであれば、ジャパレスではなくローカルジョブに挑戦できるので、給料面でも優遇されやすくなります。
ビジネスで使用するのであれば、専門用語さえ覚える事ができればプレゼンテーションやミーティングに参加できるレベルまで持っていく事は可能です。
デメリットその1
留学中盤に英語学習のモチベーションが下がる
さすがに半年間ずっと高いモチベーションで勉強することは難しいです。
中盤あたりで、いつもの授業に刺激が足りなく感じてくるので、コース変更や授業内容を工夫してもらう必要があります。
また自習でも基礎英語科目はある程度理解できているレベルにはなっていると思うので、
TOEICやIELTSなどの試験対策に転じ、目で見てわかる様に自身の英語力を数値化してみるのも良いかもしれません。
デメリットその2
まとまった休みがないと半年間の留学ができない
職種にもよりますが社会人は特に、半年の休みを取ることはかなり難しいと思います。
セブ留学に来ている社会人で、一番多いのが転職のタイミングでキャリアアップとして来られる方も多く、中には会社の研修として派遣される方もいますが限定的になってしまいます。
学生の場合も、一年間の休学をしなければ半年の留学は難しいのではないでしょうか。
セブ留学で効果を最大化させる方法
結論から言いますと、半年といえども英語のマスターするには十分な期間ではないです。
海外留学の最大の利点の一つに
「現地で生活することで環境を変え、英語力が鍛えられる」
というメリットがありますが、この効果が出てくるまでに留学期間が終わってしまいます。
いわゆる、日本人が思う「ペラペラやね!」と思うレベルになるには、3000時間(約1年間)以上日常的に英語に触れる必要ががあります。
超初級者の方は「英語力が伸びた!」と実感できるのですが、英語を話す力はさらに時間が必要です。
留学の効果を最大化させる一番重要なポイントは、
「日本で事前学習をすること」です。
例えば、Be動詞とは?の状態で留学をしてしまうと、そもそも講師が何を言っているか、
留学の醍醐味であるアウトプットができる「会話」さえままならないでしょう。
留学前に講師と軽い会話ができるレベルまで持っていく事が出来ていれば、たとえ短期留学でもより多くの成果を手に入れることができます。
半年間の短期留学でも必ず日本で最低限の予習はしておきましょう。
英語初級者は必見!セブ留学前にすべき勉強法とは?【たった3つだけ】
セブ島留学半年間(6ヶ月)の費用はどれくらい?
「留学半年の費用はどれくらいかかるのか?」と気になる人もいるかと思いますので、実際に私が用意した費用を計算してみました。
結論から言うと、総額費用1,426,240円 となります。
あくまで目安となりますが、半年でこの金額を用意してもらえれば半年のフィリピン留学は可能となります。
わかりやすく、留学前に支払った費用、現地で支払った費用、プライベートの費用にわけてご紹介します。
お申し込み内容:3人部屋/韓国資本校/一般英会話コース
留学前に支払った費用
語学学校の費用:1,084,000円
航空券代:70,000円
(フィリピン航空・セブ島-大阪間の往復)
海外保険:36,000円
(3ヶ月分はクレジットカード付帯保険を使用、実質は3ヶ月分の保険料です)
パスポート費用:11,000円
(5年間有効)
合計:1,201,000円
現地で支払った費用
SSP費用:15,640円
(学生ビザのような許可証)
ビザ延長費用:46,000円
(31日以上の滞在時に必要)
ACR-Iカード:7,600円
(3ヶ月分はクレジットカード付帯保険を使用、実質は3ヶ月分の保険料です)
寮保証金:8,000円
(帰国時に返金)
光熱費:28,000円
(クーラー代は使用分のみ支払い)
合計:105,240円
プライベートの費用
交際費:120,000円
(留学仲間と夕食や週末の遊び代)
合計:120,000円
6ヶ月以外の費用も知りたい方はこちらで詳しくご紹介しています。
フィリピンセブ島留学半年の効果・英語はペラペラ?【僕のテスト結果を公開】のまとめ
半年のセブ島留学で英語がペラペラになったかといと答えは残念ながらNoです。
上には上がいるなと。。
一般的な日本人が聞くと、「すごい英語話せるね!」と言われることもありますが、
ネイティブスピーカーに比べるとまだまだお子様レベルなのは間違い無いです。
英語学習は奥が深いですね。
この記事がこれからセブ留学を検討している方へ参考になれば大変嬉しく思います。
セブリッジでは、手数料完全無料でフィリピン留学のご相談に乗っています。
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