留学中にホームシックになった時の乗り越え方は?症状やなりやすい人の特徴も合わせて解説!

多くの留学生が一度は経験するホームシック。この感情はただの寂しさだけでなく、深い不安や孤独を伴うことがあります。そのため、留学生はホームシックを乗り越える方法を知っておくことが大切です。

この記事では、ホームシックの原因や特徴、乗り越え方について詳しく解説していきます。これから留学を予定している方や現在留学中の方は必見です。

目次

ホームシックは多くの留学生が経験する

留学とは、新しい環境での学びの場です。しかし、その刺激的な日々の裏側には、多くの留学生が直面する「ホームシック」が潜んでいます。新しい生活の中での孤独や不安は、留学生たちの心に大きな影を落とすことがあるのです。

しかし、この感情は珍しいものではなく、世界中で多くの留学生がホームシックを感じ、寂しい感情と向き合っています。ホームシックは、留学という経験の中でのよくあることと認識することが大切です。

留学先でホームシックになりやすい3つの時期

留学先でホームシックになりやすい時期は、主に以下とされています。

  1. 留学して最初の2週間
  2. 留学して2、3ヵ月頃の慣れた時期
  3. 特定のイベントが重なる時期

それぞれ解説していきます。

1. 留学して最初の2週間

留学初日は、誰しもが新しい環境に飛び込むときの高揚感を感じることでしょう。しかし、その興奮が少しずつ落ち着く最初の2週間で、未知の土地への孤独や不安が増してくることがあります。

日常生活の中での文化の違いや言葉の壁に直面することで、家や慣れ親しんだ環境への思いが強くなるのです。

2. 留学して2,3ヶ月頃の慣れた時期

留学して2,3ヵ月経つと、留学生活がルーティンとして確立してきます。しかし、その一方で新鮮さが薄れてしまい、日本の家族や友人との距離を実感することも多くなるでしょう。

また、最初の頃よりも自由な時間が増えることで自分の心に余裕ができ、それがホームシックの感情として現れることがあります。

3. 特定のイベントが重なる時期

留学中は、自身の誕生日や恋人との記念日などが重なり、日本での思い出が蘇ることがあると思います。

また、クリスマスや新年などの特定のイベントの際にも、一層家族や友人のことを思い、深い寂しさを感じやすいです。

留学先でのホームシックの具体的な症状

ホームシックは、ただ寂しいという感情だけでなく、以下のような症状が現れることがあります。

  • 突然悲しくなり泣いてしまう
  • 家族や友人のことを頻繁に考えて寂しくなってしまう
  • 過食や拒食になってしまう
  • 人との関わりを拒んでしまう
  • 勉強のモチベーションが低下してしまう

突然悲しくなり泣いてしまう

きっかけなく、不意に涙があふれ出てくることがあります。特に夜や静かな時間帯に、孤独感が増して涙が止まらなくなることも。この症状はホームシックであると認識して、客観的に見れると少し落ち着くでしょう。

家族や友人のことを頻繁に考えて寂しくなってしまう

日常のあらゆる瞬間で、日本の家族や友人などの顔が頭に浮かび上がり、深い寂しさを感じることがあります。

過食や拒食になってしまう

ホームシックを感じると、過度に食事を摂取する「過食」や、食事を取ることを避ける「拒食」の症状が現れることがあります。いずれも体調に影響を及ぼすため、なるべく避けたい症状です。

人との関わりを拒んでしまう

ホームシックになると、社交的な場やイベントを避けるようになり、自分を孤独に閉じ込める行動をとることがあります。一人の時間が増えることで、さらにホームシックの感情が強まる可能性があるので、注意しましょう。

勉強のモチベーションが低下してしまう

留学の目的である学業に対する興味や意欲が失われ、授業や課題に取り組むモチベーションが低下してしまうことがあります。

留学中にホームシックになった時の乗り越え方

留学中にホームシックになった時には、以下で紹介する乗り越え方を実践してみましょう。

  • 家族や親友と連絡をとる
  • 旅行やイベントなど予定を詰め込む
  • 現地のコミュニティに参加する
  • 留学エージェントのカウンセラーに相談する

家族や親友と連絡をとる 

家族や親友と連絡をとることで、気持ちがリフレッシュされたり、安心感を得られたりできます。ただし、頻繁に連絡をとりすぎるとホームシックが増幅する場合もあるので、適度なバランスが重要です。

旅行やイベントなど予定を詰め込む

新しい場所を訪れたり、イベントへ参加したりすることで、ホームシックが緩和されることがあります。普段行かない街やお店を訪れて普段の生活から離れることで、気分転換できるでしょう。

現地の日本人と交流する 

現地での日本人コミュニティとの交流は、日本文化や言葉を共有できる場として心の支えになります。共通の背景を持つ者同士、悩みや苦しみを共有して励まし合うことで、ホームシックを乗り越える仲間となるでしょう。

現地のコミュニティに参加する

現地の文化や習慣を学ぶためのワークショップやイベントへの参加は、留学先での新しい友人を作る機会となります。異文化の中での新しい友達ができると、ホームシックの感情を和らげるきっかけとなるかもしれません。

留学エージェントのカウンセラーに相談する

多くの留学エージェントは、学生の心のケアをするカウンセラーを抱えています。専門的なアドバイスをもらうことで、ホームシックとの上手な向き合い方を学べます。

まとめ

留学生活は非常に刺激的で、新しい経験ができる貴重な時間ですが、その一方でホームシックに苦しむこともあります。

留学先でホームシックになった時には、家族や友人と連絡をとるなどして、心の安定を図ることが大切です。また、留学先での新しい活動やコミュニティへの参加は、ホームシックを乗り越える一助となります。

留学中にホームシックに感じた際は、適切な対処法を用いて気持ちをコントロールし、留学生活をより楽しめるように努めましょう。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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