語学留学のイメージとして、学生が行くものと考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、社会人になってから語学留学する人は年々増加しているのです。社会人になってお金を貯めてから行くことで選択肢も増えますし、学生の時とは違う学びをできるためメリットもあります。
今回は社会人の語学留学のメリットやデメリットと留学費用などを紹介していきます。
社会人向けの語学留学パターン
社会人向けの語学留学パターンは大きく分けると2つあります。仕事の休みの間で行く短期留学か、仕事を辞めて長期留学で行くのかです。
それぞれについて紹介していきます。
短期留学(1〜3ヶ月)
短期留学は、仕事の長期休暇などを利用して行けるため気軽に語学留学に挑戦できます。学校によっては1週間で終了するコースもあります。
短期留学の1〜3か月だと、現地での生活を体験できたり、海外の友達を作ったり、留学を楽しむことができます。語学習得としては、英語が少し聞き取りやすくなったりはするかもしれませんが、習得と言えるには不十分な期間であることが多いです。もし短期留学で、行かれる場合は日本にいる間にしっかりと基礎を身につけていくと短期でも効果が出やすいかもしれません。
長期留学(半年〜1年)
長期留学とは、基本的に半年〜1年以上の期間がかかります。そうなると会社を辞めて行く場合がほとんどです。3か月以上英語ばかりに関わる生活をすることになるので、語学の向上はかなり実感できるでしょう。
キャリアアップのために英語を身につけたい人や、仕事で英語を使っていきたい人は長期留学をおすすめします。
社会人が語学留学する3つのメリット
社会人で語学留学するメリットとは何でしょうか?いくつかピックアップしてご紹介します。
1. 転職・キャリアアップに役立つ
まずは、転職やキャリアアップに役立つことです。語学をしっかり身につけることができれば帰国後のキャリアアップにつながります。グローバル化が進む世の中で英語という能力が身につけば活躍できる場面も広がります。
語学力次第では、海外で働くこともできるかもしれません。
2. 多様性を身につけることができる
人種が違えば考え方も変わってきます。語学留学にはいろんな国の人がいて、その人達と同じ環境で学ぶことになります。そうした人達と親しくなるうちに多様性も身につけることができます。
関わる人たちが異国の人なので、生活の中で自然に身についていくのではないでしょうか。
3. 実践的な英語力を養える
例えば、クラスでできる友達もそうですし、街中で何かを買うときも話す言葉は英語です。英語を使わざるを得ない状況になるので実践的な英語力を養うことができます。
社会人が語学留学する3つのデメリット
社会人で語学留学するにはデメリットもあります。デメリットも押さえたうえで語学留学をすることをおすすめします。
1. 休職や退職をする必要がある
1週間などの短期留学ならばいいですが、学生の時のように長い休みがあるわけではないので、社会人の長期の留学になると休職や仕事を辞めなければいけない必要があります。そうすると、休職後や退職後のことをしっかり考えて留学に行かなければなりません。
2. 一定の費用がかかる
短期留学の場合、国によっては数十万円でできる場合もあります。しかし、長期留学になると学費や生活費、渡航費などで数百万円かかる場合があります。自分の予算と目的に合わせた留学先を選ぶことをおすすめします。
3. 必ずしもキャリアアップに繋がるわけではない
語学留学に行ったからといって必ずしもキャリアアップにつながるわけではありません。留学する人が増えてきている今、留学しただけではあまり強みにはなりません。しっかり語学を身につけたうえで、ほかに何を得たのかが大切です。
社会人の語学留学にかかる費用の目安
社会人の語学留学にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。期間別に大体の費用を紹介します。
短期留学(3ヶ月)の場合
短期留学3ヶ月の場合の費用の目安は、90万円ほどあれば大体の国が行けるのではないでしょうか。例えばフィジーの場合ですと23〜35万円ほどで、アメリカですと55〜85万円ほど、イギリスは少し上がりまして80〜95万円ほどです。
ここに、それぞれ飛行機代や生活費、ビザ代がかかってきます。
長期留学(1年間)の場合
1年間の長期留学の費用の相場は300〜450万円ほどで、国によって大きく変わります。例えばアメリカの場合450万円でカナダの場合330万円が目安です。比較的費用が抑えられるフィリピンでは125〜250万円ほどです。
アメリカは人気の留学地でありますが、学費や生活費も高くなる傾向があります。
社会人の語学留学におすすめの国
社会人の語学留学におすすめの国は、目標やかけられる費用によっても変わります。あまり費用をかけずに語学を身につけたいという方にはフィリピン留学がおすすめです。
その理由は、
- 日本から近い
- 費用も他の国に比べると安い
- レッスンもマンツーマンレッスンで受けられる
からです。
日本からだと約6時間くらいで行けます。費用は学費や生活費を含めて1か月で約20万円ほどです。アメリカの場合、1か月で25〜70万円ほどかかります。
フィリピン留学におすすめのエージェント
費用面でも、レッスンの形態としても人気の高いフィリピン留学。フィリピン留学に向けてのおすすめのエージェントは「CEBRIDGE」です。
「CEBRIDGE」は、フィリピン留学に特化した留学エージェントで年に3回以上の現地視察を行っているためリアルタイムで環境を知ることができます。また、最低価格の保証と手数料も無料で、フィリピン留学経験者がカウンセラーなのでより具体的なアドバイスをしたり、質問を受けたりすることができます。
まとめ
社会人の語学留学について紹介してきました。学生の時とは違い1か月などの長期の休みがない分、1か月以上の留学に行こうと思うと休職をしたり、長期留学の場合は仕事を辞めて行かなければなりません。
そのため、留学で何を得ようかどこまで学ぶのかをしっかり考えて行くことをおすすめします。学生の時よりもより深く語学留学を経験できるのではないでしょうか。そういう意味では社会人になってからの語学留学も決して遅くはありません。
紹介させていただいたメリットとデメリットを踏まえたうえで有意義な語学留学を体験してみてください。