英会話は独学でも身に付く|マスターするためのポイントやNGな勉強法を紹介

「留学に行くにはお金がかかるし、独学で英語が話せるようにならないかな?」

そのように考えている人も多いのではないでしょうか。独学で英語の勉強ができれば、費用が抑えられる上にいつからでも始められてとても手軽ですよね。ただむやみに自己流で勉強を始めてしまうと、いつまで経っても英語をマスターすることはできません。

当記事では、独学で英語を勉強する際のポイントやコツをご紹介いたします。

目次

英会話スキルは独学でも身に付く?

英会話スキルは独学で身につけることができるのでしょうか?結論からお伝えしますと独学でも英会話は上達します。ただし、自分だけの力で英語を話せるようになるためには様々な課題が立ちはだかることでしょう。例えば、以下の課題が考えられます。

  • モチベーションの維持
  • 適切な勉強方法の確立
  • 勉強時間の確保

「初めはやる気があったけど、三日坊主になってしまった」
「机に向かって勉強しているのに一向に英語が上達しない」

このような経験をした人もいるのではないでしょうか。英会話スクールや留学であれば、他者の手を借りることができます。一方で、独学の場合は自分自身の力で課題を解決していかなければいけません。

独学で英会話スキルを身につけることは確かに大変です。しかし、自分の勉強スタイルを確立し習慣化できるようになると、効率よく英語が習得できるようになります。

英会話を独学でマスターするためのポイント

ここでは、英会話を独学でマスターするためのポイントを紹介していきます。

中学英語を学び直す

軽視されがちではありますが「今さら中学英語?」と甘くみてはいけません。中学校レベルの英語を使いこなすことができれば、簡単なニュースの読解、メールの読み書きができ、日常会話ではそれなりに意思疎通を図ることができるのです。これから英語の勉強を始める人は、まず中学英語を完璧にすることから始めてみてください。

中学英語レベルの単語は1,600〜1,800語、文法は受動態や関係代名詞など14種類ほどあるといわれています。基礎知識をもう一度思い出し完璧にしておくことで、今後の英語学習の進みが早くなります。

実践の場数を増やす

「実践の場」とは実際に英語を活用する場のことを指します。特に日本人はこの場数が圧倒的に足りていません。どれだけ独学で文法の勉強したとしても、場数を踏まないと英語を話すことに慣れていきません。緊張せずに英会話ができるように、場数を踏むことが大切です。

例えば、オンライン英会話はいつでもどこでも低価格で練習することができます。目的に合わせてレッスンを選ぶこともでき、独学で勉強している人のアウトプットツールとしておすすめです。現在は様々な会社がオンライン英会話のプランを打ち出しているので、自分に合ったものを見つけてみてください。

学習スケジュールを管理する

英語学習を成功させるためには、目標に向かっていくための計画を立て、スケジュール通りに学習を進めることが大切です。これまで英語学習で挫折してしまった人は、学習スケジュールがそもそもなかったり、スケジュールに無理があった可能性があります。

学習スケジュールを組むことで、ゴールが見えやすくなり学習が捗ります。また、計画が可視化されるため、日々のスケジュールをこなすことで達成感が得られ、モチベーションの維持につながります。

なお、学習スケジュールを管理する時は「実現可能な目標を設定すること」が大切です。英語初心者がはじめから「英検1級をとる」という目標を立ててしまうと実力との差が大きく、途中で挫折してしまいますよね。まずは自分の実力を把握し、少し努力すれば届きそうな目標を設定することから始めてみましょう。

英会話の独学でやってはいけない勉強方法

ここでは、独学でやってはいけない英語学習を紹介していきます。独学で英会話を勉強する際は、以下のような勉強方法をしないように注意しましょう。

完璧を求めすぎる

英語の勉強を行う時、はじめから完璧を目指してはいないでしょうか?

「大学受験レベルまでの単語を覚えないと話せるようにならない」

「正しい時制や品詞を必ず使わなければいけない」

そのような考え方はとてももったいないです。完璧を求めすぎるとせっかく英会話の機会があったとしても、話すことができなくなってしまいます。ただでさえ独学で英語を勉強する場合は実践練習をする機会が少ないのです。完璧主義になりすぎず、とりあえず自分の持っている知識でアウトプットしていきましょう。

インプットばかりしている

英語を勉強する時、机に向かって文法や単語のインプットばかりになっていることはありませんか?新しい技能を身につけるためには、アウトプット(実践練習)も重要です。独学でできるアウトプット方法は、以下が挙げられます。

  • 音読やシャドーイング
  • 英語日記

音読やシャドーイングは英語を声に出すことで英語の発音がスムーズになっていく効果があります。最近ではユーチューブに音読やシャドーイングの素材がアップロードされているので活用しやすいですね。

英語日記もおすすめのアウトプット方法の一つ。英語日記を続けていくと、自然と単語力や文章作成能力が身につき、長い文章もスラスラと書けるようになります。

不定期で勉強している

「今年こそ英語を習得するんだ!」と意気込んだものの、毎日の忙しさに追われて、なかなか勉強が進まない人もいるのではないでしょうか?その結果、勉強する回数が減っていき途中で諦めてしまった、ということもありますよね。

英語習得のためには勉強を「習慣化」することが大切になります。できれば英語学習は毎日行うことが理想です。

毎日時間を取るのは難しいと感じるかもしれませんが、時間は5分でもいいのです。英語に触れる機会を増やすことを意識してみてください。英語学習は、英語に触れる機会が多ければ多いほど学習効果が高まります。

英語学習を生活の一部として取り入れ、歯磨きやお風呂のように「やることが当たり前、無意識にやっていた」と淡々とこなせるようになることが目的です。英語の勉強を習慣化することで、確実に実力がついていきますので、ぜひ試してみてください。

独学で英会話の勉強を続けるコツ

ここでは独学で英会話の勉強を続けるコツを紹介します。自分の生活に取り入れやすいものから始めてみましょう。

スキマ時間を活用する

独学で英会話の勉強を続けるためには「スキマ時間」を上手く活用することがおすすめです。一日の生活の中でスキマ時間はどこに潜んでいるでしょうか?例えば、以下のようなタイミングが挙げられます。

  • 通学、通勤時間
  • 昼休み
  • 就寝前

スキマ時間を活用することで、効率的かつ効果的に英会話の勉強を続けることができます。

また、勉強方法も参考教材を開いて行う勉強に限りません。最近ではアプリなどスマホ1つで勉強できる媒体も増えています。スキマ時間を活用し、着実に英語力を身に着けていきましょう。

自分の興味のあるテーマを使って学ぶ

せっかく時間を割いて勉強するならば、自分が楽しいと思える勉強法を見つけたいですよね。そのためには、自分の興味のあるテーマを使って学ぶという方法がおすすめです。興味のあることなら続けやすい上に、記憶に定着しやすいという利点があります。

例えば、好きな映画であれば、シーン別に細かく区切って繰り返し見るのが良いでしょう。その中で分からない単語があれば調べ、最終的には演者に合わせてシャドーイングしてみましょう。映画鑑賞ではネイティブの発音や会話の抑揚を掴めるようになります。

楽しみながら英語学習を続けられるようになれば、英語の勉強も苦ではなくなります。

目的を忘れないようにする

あなたが英語を習得したかった目的はどのようなものですか?

  • 将来英語を使った仕事に就きたい
  • TOEFLで高得点を取りたい
  • 海外の友達を作りたい

このように最初に叶えたい目的があって勉強を始めたはずです。しかし、時間が経つにつれて英語を勉強している目的を忘れてしまうことがあります。目的を持たずなんとなくで勉強してしまうのはとてももったいないことです。

英語を習得したい目的を具体的に思い描き、その目標に向かって努力することは、モチベーション維持に繋がります。

最初に思い描いていた目的を忘れないためにも、最終目標までのスモールゴールを設定し、ひとつずつ実現させることがおすすめです。例えば、最終目標が「TOEFLで高得点を取りたい」であれば、以下のようなスモールゴールが設定できます。

  • 1日50単語覚える
  • 最低1つ以上の長文を読む
  • シャドーイング練習を30日間実践してみる

スモールステップをひとつずつクリアすることで、成長を実感でき挫折しにくくなります。

勉強仲間を作る

独学での英語勉強は一見孤独との戦いにも思えますが、勉強仲間を作ることも一つの手なのです。同じ目標に向かって頑張る仲間がいることで、以下のようなメリットがあります。

  • 相手の頑張っている姿をみて自分も頑張ろうと思える
  • おすすめの教材や学習方法など、情報共有ができる
  • 実際に英語でコミュニケーションをとる練習が出来る

同じ学校や職場に英語を勉強している友達がいない場合は、最近ではアプリなどで仲間を探すことも可能です。勉強仲間がいれば、一緒に切磋琢磨することができ英語学習がもっと楽しくなるでしょう。

趣味に英語を取り入れる

趣味に英語を取り入れることで楽しくかつ効果的に勉強を進めることができます。例えば、ファッションが趣味であれば、好きなブランドのSNSや海外の雑誌を読んでみると良いでしょう。音楽が趣味であれば、好きなアーティストの英語の歌を歌えるようになるまで練習してみたり、グラミー賞の中継をみてみることも生の英語に触れられるためおすすめです。

趣味に英語を取り入れることは楽しく勉強できるうえに、その分野はすでに事前知識があるので、英語での理解も早く効果的に勉強できるのです。

まとめ

ここまで独学での英語習得方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。独学での英語学習は留学や英会話スクールに比べて費用も抑えられ、いつからでも始められて手軽です。

独学で英語を勉強する際には、特に以下3点を心がけましょう。

  • 目標を明確に持ちモチベーションを保つこと
  • 自分にあった勉強方法を見つけること
  • 継続的に英語学習を続けていくこと

自分にできるのかと不安になることもあるでしょう。しかし、誰でも最初は初心者からスタートしており、コツコツ勉強することで英語力を手に入れています。今回紹介したポイントを参考に、効率的に勉強を進め、英語上達に役立てていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにフィリピン留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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