フィリピンは年間の平均気温が26~27℃であり、温暖な気候が特徴的な国です。このような気候は熱帯性気候と呼ばれ、南国ならではの美味しいフルーツが数多く栽培されています。
この記事では、フィリピンの絶品フルーツ10選とおすすめのお土産3選を紹介しています。これからフィリピンを訪れる予定の方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピンで人気のフルーツの特徴
フィリピンの熱帯性気候には雨季と乾季がありますが、いずれも気温は高めで、南国ならではのフルーツを栽培しやすい環境が整っています。
その中には、日本でもお馴染みのフルーツや、日本ではなかなか見かけない珍しいフルーツもあります。
日本でも人気のフィリピンフルーツ
まずは、日本でも人気のフィリピンフルーツを5つ紹介していきます。
1. マンゴー
フィリピンといえばマンゴーというくらい、フィリピンの中で人気の果物です。日本でよく見かけるマンゴーは、オレンジ色の果肉が特徴のイエローマンゴーですが、フィリピンではグリーンマンゴーやガラバオマンゴーなどもよく食べられています。
2. バナナ
日本でも人気なフィリピンフルーツとして、バナナも挙げられます。日本の青果店や食品スーパーなどで販売されているバナナは、約90%がフィリピンからの輸入品です。
日本で販売されているフィリピンのバナナはやや大ぶりな見た目ですが、フィリピンではモンキーバナナやグリーンバナナなど、さまざまな種類のバナナが栽培されています。
3. パイナップル
日本で販売されているパイナップルもフィリピン産が多く、店舗で見かけるパイナップルの約97%はフィリピンからの輸入品です。
フィリピンのパイナップルは酸味が少なく糖度が高いのが特徴です。そのため、デザートとしてだけではなく、サラダやヨーグルトに混ぜるなど、さまざまな方法で食べられています。現地では、パイナップルの収穫体験もできるそうです。
4. パパイヤ
パパイヤもフィリピンの代表的なフルーツで、イエローパパイヤ、グリーンパパイヤ、レッドパパイヤなどの種類があります。日本でよく見かけるのはイエローパパイヤですが、高級青果店や百貨店などではレッドパパイヤも販売されています。
なお、イエローパパイヤが熟す前の状態は青パパイヤと呼ばれ、青パパイヤが持つ酵素は洗顔料に配合されていることでも有名です。
5. ココナッツ
ココナッツも人気の高いフルーツであり、日本ではココナッツオイルとして流通しています。一方フィリピンでは、ココナッツウォーターがあらゆる栄養素を含むことから、「天然のスポーツドリンク」とも呼ばれているそうです。
ココナッツに含まれるカリウムには、血圧を下げたり、むくむを予防する効果があります。そのため、健康を意識している方には特におすすめです。
現地ならではの珍しいフィリピンフルーツ
次に、現地ならではの珍しいフィリピンフルーツを紹介します。
6.ランブータン
「ランブー」は「毛」を意味し、モジャモジャの毛が生えた見た目をしています。果肉は白くてライチのような味をしており、フィリピンではお馴染みのフルーツです。
食べやすくてお手頃価格で購入できるので、フィリピンを訪れた際にはぜひ味わってみてください。
7. カスタードアップル
カスタードアップルは、アップルと名が付いているもののリンゴの味はせず、やや甘みが少ないカスタードクリームのような味をしています。
フィリピンでは「Atis(アティス)」と呼ばれており、デザートとしてそのまま食べる、もしくはシャーベットなどに入れて食べるのが一般的な食べ方です。
8. グヤバノ
グヤバノは、フィリピンをはじめとして東南アジア諸国で栽培されているフルーツです。見た目はトゲトゲしていて硬そうですが、白い果実は柔らかく、ほんのりとした甘さとクリーミーな舌触りが特徴的なフルーツです。
グヤバノはそのまま食べることが多いですが、ジュースやドライフルーツなども人気です。日本では味わえない食感なので、ぜひお試しください。
9. カミアス
カミアスは「ナガバノゴレンシ」という和名でも知られるフルーツです。酸味がかなり強いので生食で食べられることはなく、カレーやピクルスに用いられることが多いです。また、フィリピンの家庭料理「シニガンスープ」の材料として使われることもあります。
カミアスは、木の幹または太めの枝から直接花を咲かせて結実します。日本人からすると珍しい光景でしょう。
10. マンゴスチン
マンゴスチンは、ライチの味によく似ており、スッキリとした甘さが特徴のフルーツです。日本の高級青果店や百貨店などで販売されていることがあります。
日本では高額ですが、フィリピンでは比較的安くマンゴスチンを購入できます。
フィリピンで人気のお土産
最後に、フィリピンで人気のお土産を3つ紹介します。
1. オタップ
オタップはセブ島の代表的なお菓子です。ノーマル味のほか、紫芋味やマンゴー味など、さまざまな種類の味が販売されています。食感に関しては、クッキーのようなものやパイのようなものがあります。
オタップは、お土産店だけでなく、スーパーなどで購入可能です。安価で入手できるので、職場へのお土産にも適しているでしょう。
2. ドライマンゴー
王道のお土産を選ぶなら、ドライマンゴーがおすすめです。ドライマンゴーは日本でも入手できますが、日本で入手できるドライマンゴーの種類は限られてます。
一方フィリピンでは、10種類以上のドライマンゴーが販売されているため、何種類かまとめてお土産にするのも良いかもしれません。
3. バナナチップス
年代問わず人気なお土産には、バナナチップスもあります。フィリピンでは、日本で見かける輪切りタイプのバナナチップスや細長くスライスされたタイプなど、数種類のタイプがあります。
バナナとココナッツオイルの香り、砂糖の甘みがおいしいバナナチップは、安価に入手できるお土産です。ぜひ、お土産として購入してみてはいかがでしょうか、
まとめ
この記事では、フィリピンを訪れた際に食べて欲しいフルーツ10選とおすすめのお土産3選を紹介しました。
フィリピンならではのフルーツは日本では入手困難なので、ぜひ現地で味わってみてください。また、おすすめのお土産にはドライマンゴーやバナナチップスなどがあります。これからフィリピンを訪れる予定の方は、この記事を参考にして、フルーツを召し上がってみてください。