英語のリーディング力を上達させるコツ|向上しない原因やおすすめ学習方法も紹介

「TOEICや英検のリーディングの点数をもっと上げたい」
「新聞・雑誌・本・Webサイトの英語の情報を素早く理解したい」

英語のリーディングを伸ばしたい目的は人によって様々です。しかし、リーディング力がなかなか向上しないという方もいるのではないでしょうか。リーティング力を伸ばすためにも、向上しない原因やコツを知った上で、自分に合った学習手法を選択することが大切です。

当記事では、英語のリーディングが向上しない理由や上達させるコツ、学習手法、リーディング教材の選び方について紹介します。

目次

英語のリーディング力が向上しない2つの原因

英語のリーディング力が向上しない原因は2つあります。

1. 単語・文法の知識が不十分だから

英語の読解力が伸び悩んでいる原因のひとつは、語彙や文法ルールの知識が不十分だからです。語彙と文法の知識を身につけることは、読解力向上のために重要なステップです。語彙や文法が十分でないと、文章全体はもちろんのこと、文章の意味やニュアンスを理解することも難しくなります。

2. 一語一語を完璧に覚えようとしているから

英語のリーディング力が向上しない2つ目の理由は、 一語一語を完璧に覚えようとしているからです。語彙を学ぶことは確かに重要ですが、文脈のない単語のリストを単に暗記するだけでは効果がありません。 

リーディングでは、文章全体のイメージを掴むことが大切です。文脈の中で単語を覚え、文章や段落の中でどのように使われているのかを理解する必要があります。

英語のリーディング力を上達させる5つのコツ

ここでは、英語のリーディングを上達させる5つのコツについて紹介します。

1. 英語をスラスラ音読できるようにする

まずは英語をスラスラ音読できるようになりましょう。私たちは脳内で音読しているといわれています。単語→音→意味の順に変換され、英語を理解しているのです。頭の中で英語を音読できないと、「音」の部分でつまづいてしまい読むのが遅くなる原因になります。自分のレベルに合った教材を選び、単語を音にする習慣を身に付けましょう。

2. 中学レベルの英単語をマスターする

英語のリーディングを上達させるためには、中学レベルの英単語をマスターする必要があります。中学で学ぶ英単語は2,000〜3,000個程。復習の意味も兼ねて自分がどれだけ英語を覚えているか確認しておきましょう。

3. 中学レベルの英文法をマスターする

英単語だけでなく、中学レベルの英文法をマスターすることも大切です。英語は語順や型など日本と違って独特の文法ルールがあるため、しっかり理解しておく必要があります。

4. 英文に触れる機会を増やす

英語のリーディングでは、積み重ねが大切です。新聞・雑誌・ラジオ・Webなど英文に触れる機会を増やし、リーディングに慣れましょう。また、自分で文章を作ってみるなどアウトプットすることで定着率が良くなります。

5. 日本語に訳さずに読む

日本語に訳さずに、英文をそのまま理解するように心掛けましょう。英文を一つひとつを訳していたら、時間がかかってしまいます。

リーディングでは、知らない単語があっても極力調べずに読み進めるのがポイント。意味がわからない単語や英語表現は、前後関係から意味を推測するようにしましょう。なお、普段から英英辞典を活用すると、英語を英語で理解することができるためおすすめです。

英語リーディングの学習手法4選

ここでは、英語リーディングの学習方法について紹介します。

1. 精読

精読とは、一つ一つの文章をじっくり丁寧に読む学習手法です。自分がわからない単語や英単語や英文法、アクセントなどを確認しながら読み進めていきます。正確に読めないと、スピーディーに読むこともできません。英語初心者の方は、まず精読をしっかり行いましょう。

精読を繰り返すことで、自分が分からない英語の表現や構造を知ることができ、文章を正確に理解する力が養われます。精読の教材は5割程度理解できる、少し難易度の高いものを選ぶのがおすすめです。

2. 多読

多読は、大量のテキストを読むことで、リーディング力を向上させる学習手法です。多読ではとにかく量をこなすことがポイント。テキストの内容を完全に理解する必要はなく、単語の意味や文章全体の内容を推測しながら英文を読み進めていきます。

多読を行うことで英語のインプット量が増えるため、英文に慣れることができるのがメリットです。多読の教材は、なるべく8話程度も理解できるものを選びましょう。

3. 音読

音読も英語リーディングを向上させるのにおすすめ学習手法です。文章を音読することで英語の発音やリズム、イントネーションを身につけることができます。また、正確な発音やイントネーションを身につけることで、リスニング力やスピーキング力の向上にも繋がります。音読の教材はなるべく、音声付きのものを選ぶようにしましょう。

4. 速読

速読はその名の通り、速く読むことを意識した学習手法です。速読を行うことで英語の語順のまま理解することができ、頭の中での英語処理スピードが速くなります。

短い時間で読んで理解する読解力・情報処理能力が鍛えられるため、TOEICやビジネスなど様々なシーンで役立ちます。

速読する際は時間を計るのがポイント。なお、英語ネイティブが1分あたりに読める単語数(WPM)の平均は、200〜250WPMと言われています。目安として参考にしてみてください。自分がどれくらいで読めるか意識しながら読むことで、速読の質も上がります。

リーディング教材の選び方

英語のリーディング力を上達させるためには、適切な教材の選び方が重要です。書籍、アプリ、動画コンテンツなど、様々な教材があります。自分に合った教材を選んで学習しましょう。

書籍

自分で買った書籍ではあれば、好きなように書き込みながら復習することが可能です。書籍も初診向けのものから、上級者向けものまで用意されています。自分のレベルに合わせて書籍を選びましょう。おすすめの書籍としては、以下のようなものがあります。

アプリ

アプリはスマホやタブレットさえあれば、場所・時間を選ばず学習できるのが魅力です。通勤・通学の電車の中などでスキマ時間でリーディングの練習ができます。アプリでは、以下がおすすめです。

動画コンテンツ

動画コンテンツは、字幕付きでリアルな英語の音声を聞くことができるため、リーディングとリスニングを同時に鍛えることが可能です。YouTubeTED TalksNetflixなど、英語で学びながら情報収集ができるコンテンツはたくさんあります。

他にも自分の好きな映画や、興味あるジャンルのニュースを教材にするのもおすすめです。楽しく学習を継続しながら、リーディング力の向上が期待できます。

まとめ

今回の記事では、英語のリスニング力が向上しない原因や上達させるためのコツ、学習方法を紹介しました。
英語のリーディング力を上達させるためには、単語や文法の知識を身につけること、英文に触れる機会を増やすことなどが大切です。また、自分に合ったリーディング学習方法や教材を選ぶのもポイントです。自分に合った学習方法を実践し、英語のリーディング力を効率的にアップさせましょう。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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