英語の効果的なアウトプット方法6選|1人でアウトプットする際の注意点も紹介

英語を上達させるためには、アウトプットが重要です。しかし「アウトプットの方法が分からない」「アウトプットがうまくできない」という方もいるのではないでしょうか。当記事では、英語のアウトプットについて、インプットとの違いやメリット、方法、注意点を紹介していきます。

目次

英語のアウトプットとは?インプットとの違い

英語におけるアウトプットとは、学んだ英語を実際に使ってみることです。ライティングやスピーキングなど英語で書いたり、話したりすることが当てはまります。一方のインプットはアウトプットの対義語となる言葉で、知識を取り入れることです。英単語や英文法を覚えたり、英語を聞いたりすることが当てはまります。

インプットアウトプット
単語・文法を覚える英語の音声を聞く先生や講師の授業を受ける本や雑誌を読む英作文を書く友人と英語で話す英語を教える資格試験を受ける

英語をアウトプットする3つのメリット

英語をアウトプットすることでどのようなメリットがあるでしょうか?ここでは、英語をアウトプットする3つのメリットを紹介します。

1. 学んだ知識が定着していく

英語のアウトプットは学んだ知識を定着させるのに効果的です。せっかく知識をインプットしても、使わなければ段々と忘れていってしまいます。アウトプットでは人と話したり、文字を書き起こしたりすることで知識が定着しやすくなります。

2. 理解していること・していないことのギャップに気付ける

英語をアウトプットすることで、理解していること・していないことのギャップに気付くことができるのもメリットです。例えば、単語や文法の知識を学んだとしても、知識が十分でなかったり、実践の場で活用できないこともあります。アウトプットをすることで思考が整理され、現状の理解度を再確認することができます。

3. 人に伝える力が身に付く

英語で話したり書いたりしている時は、頭の中で考えていることを言語化し、分かりやすく伝えようと思考が働きます。アウトプットを続けていくことで、人に伝える力や説明力が身に付くのです。

また、英語で自分の考えを伝えることができるようになると、自分の自信に繋がります。自分の意見を主張することにもっと積極的になれるでしょう。

英語のアウトプット方法6選

ここでは、実際に英語のアウトプット方法を6つ紹介していきます。

1. 感情を込めて音読する

感情を込めて音読することで単語と意味がリンクしやすくなり、英語が定着しやすくなります。音読するときは、文章が使われている場面や背景、感情を想像するのがポイントです。楽しそうな場面では楽しそうな感じで、悲しそうな場面のときは悲しそうな感じで読んでみてください。

2. 英語日記を書く

英語日記は手軽に始められるアウトプット方法としておすすめです。英語日記を書くことで、新しい単語や文法を学べるだけでなく、文章構成力や表現力が鍛えられます。

英語日記の内容は自由に書いてもらって構いません。その日に起きた出来事や考え、感じたことを書いてみましょう。英語日記は継続していくことが大切です。英語初心者の方は、まず2〜3分の簡単な文章を作ることから始めてください。慣れてきたら新しい単語やフレーズを取り入れつつ、長めの文章を作ってみましょう。

3. 英会話を習う

英会話は、英語を話す機会を増やし、リスニングとスピーキングの能力を向上させることができます。また、文法、発音、語彙について、プロからフィードバックや指導を受けることができるのもメリットです。

英会話を習う方法は、英会話教室やスクール、英会話カフェや英会話交換会などがあります。自分に合った場所を選び、定期的に通うようにしましょう。

なお、時間がなくて忙しい方はオンライン英会話を受講するのもおすすめです。スマホやパソコンを開くだけでいつでもどこでも英会話レッスンを受けることができます。

4. 資格試験を受ける

資格試験を受けることも英語のアウトプット方法としておすすめです。英語には様々な資格試験があり、以下のようなものがあります。

  • TOEIC
  • 英検
  • TOEFL
  • IELTS
  • 国連英検
  • 全国通訳案内士試験

資格試験では試験日程が決まっているため、緊張感を持って試験勉強に取り組むことができます。また、試験を受けることで、正確な英語レベルを把握することもできます。自分の目的に合わせて、資格試験を受けてみると良いでしょう。

5. 留学する

留学では、英語を話すのが当たり前の環境に身を置くため、英語を話すのに最適な環境です。留学中は英語を話す機会がたくさんあるため、学んだ英語を海外生活の中ですぐにアウトプットすることができます。

6. SNSで外国人と繋がる

SNSを活用することで、気軽に外国人と繋がることができます。チャットなどでメッセージを送ったり、他のユーザーの投稿にコメントしたりするなど、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

英語を1人でアウトプットする際の注意点

ここでは、英語を1人でアウトプットする際の注意点を紹介します。

インプットで土台を作ることが大切

英語でアウトプットする際は、まずインプットで土台を作ることが大切です。アウトプットが伸び悩んでいるときは、インプットの量が足りていない可能性があるかもしれません。インプットが少ないと、当然アウトプットできる英語の母数も少なくなってしまいます。良質なアウトプットを出していくためにも、インプットを積み重ねていきましょう。

とはいえ、インプットばかり注力して、アウトプットが疎かにならないように注意する必要があります。英語を向上させるためには、インプットとアウトプットのバランスが非常に大事です。一定量の英語をインプットできたら、すぐにアウトプットするといったように習慣づけましょう。

同じ表現ばかり使わないようにする

英語学習者の中には「つい、同じ表現ばかり使ってしまう…」という方も多いのではないでしょうか。同じ表現ばかり使っていると、せっかくのアウトプットの機会を逃してしまいます。

同じ表現ばかり使わず、新しい表現や言い回しを積極的に取り入れるようにしてみてください。また、単語やフレーズを調べるとき、関連表現も合わせて調べてみるのも良いでしょう。

完璧を求めすぎないようにする

英語のアウトプットでは、完璧を求めすぎないように注意しましょう。日本人の多くが、

「発音やアクセントを正確にしないと」「単語や文法が間違っていたら伝わらないのでは?」と完璧を求めすぎる傾向があります。

アウトプットで大事なのは伝えること。カタコトであったり、発音や文法が間違っていたとしても、相手側には案外伝わるものなのです。「とりあえず話してみる」という感覚でどんどんアウトプットの機会を増やしていきましょう。

まとめ

今回の記事では、英語のアウトプットについて紹介しました。英語のアウトプットとは、学んだ英語で文章を書いたり、話したりすることを指します。アウトプットを行うことで思考が整理されるため、知識の定着化や伝える力の向上といったメリットがあります。
本記事を参考に、アウトプットの機会を積極的に増やし、英語力を高めていってくださいね。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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