クラーク空港からバギオへの行き方は?移動方法まとめ

フィリピンのクラーク国際空港(CRK)からバギオ市までのアクセス方法は主に3つあります。マニラ経由よりも距離が近く、日本からの直行便も増えてきたことから、クラーク空港を利用してバギオを目指すルートが注目されています。

この記事では、クラーク空港からバギオへの代表的な移動方法として、プライベートバン、長距離バス、配車アプリ(Grabなど)を紹介し、それぞれの所要時間や費用、メリット・デメリット、利用時の注意点について詳しく解説します。

1. 長距離バスでの移動(コスト重視派におすすめ)

費用を抑えたい人には、長距離バスでの移動も選択肢の一つです。ただし、乗り換えや待ち時間、時刻表の確認など、ある程度の計画性が求められます。

A. クラーク空港からの直行バス

  • 所要時間:約4時間
  • 費用の目安:400〜600ペソ

特徴
空港構内にあるバス停から乗車できる
Genesis社のJoyBusが代表的
本数が非常に少ない(日中2〜4便程度)

クラーク空港発の長距離バスは利便性は高いものの、タイミングが合わないと利用できません。出発時間が流動的なため、事前に公式サイトや現地スタッフから情報を得ることをおすすめします。

クラーク空港::バススケジュール

B. DAU(ダウ)バスターミナル経由

  • 所要時間:合計4.5〜5時間(空港→DAUバスターミナル 約20分 →バギオ 約4〜5時間)
  • 空港→DAUバスターミナルの移動手段
    • タクシー:約200ペソ
    • Grab:約200〜300ペソ(時間帯により変動)
  • DAU→バギオ間のバス運賃:500〜600ペソ前後
  • 主なバス会社:Victory Liner、Genesis、他

DAUターミナルからは1時間に1本程度のバスが運行されています。

空港発の直行便がない時間帯や満席だった場合に有効な手段ですが、荷物の多い方や不慣れな旅行者にとっては、やや煩雑に感じるかもしれません。

クラーク国際空港からDAUターミナルへの移動ルート

2. プライベートバンでの移動(おすすめ度:高)

もっとも快適かつ安全な方法は、プライベートバン(貸切バン)を使った移動です。

  • 所要時間:約3〜4時間
  • 費用の目安:1台あたり5,000〜7,000ペソ

特徴
空港到着ゲートまでドライバーが迎えに来てくれる
他の乗客と同乗しないため、安全性・プライバシーも確保
寮や学校の門まで直行可能
深夜便や早朝便にも対応

特に初めてのフィリピン渡航者、荷物が多い人、小さなお子様連れ、または英語でのやりとりに不安がある人にはこの方法が最も安心です。

多くの語学学校や日本人向け留学エージェントでは、事前に申し込むことで空港送迎を手配できます。割高に感じるかもしれませんが、快適さと安心感を考えれば十分にコストに見合う選択肢です。

3. 配車アプリ(Grabなど)を使った移動

Grab(グラブ)は、フィリピンで広く使われている配車アプリです。クラーク空港からバギオまでをアプリで直接依頼することも可能です。

  • 所要時間:約3〜4時間
  • 費用の目安:4,000〜6,000ペソ前後

特徴
空港から直接バギオへ移動可能
アプリ上で料金・到着予定時間を確認できる
クレジットカードでの事前決済にも対応

注意点として、Grabは短距離利用が中心のため、長距離(クラーク〜バギオ間)だとドライバーにキャンセルされる場合もあります。必ずドライバーが長距離に対応できるかをアプリで確認してから予約しましょう。

また、夜間はドライバーの数が少ないため、配車できないこともあります。到着時刻が深夜にかかる場合は、プライベートバンの予約を優先する方が安心です。

移動をスムーズにするためのコツ

  • 渋滞・天候に注意
    特に週末や祝日は道路が混雑することがあります。雨季(6〜11月)は道路状況が悪化することもあるため、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
  • 英語に自信がない方は事前予約を
    言葉の壁が不安な方は、日本語対応可能な留学エージェントや語学学校に移動手段を相談し、事前に予約しておくのが安全です。
  • 深夜・早朝着の場合は事前に手配必須
    空港で配車やバスの手配が難しい時間帯もあるため、前もって確保しておくと安心です。

まとめ

クラーク空港からバギオまでの移動手段には、それぞれメリット・デメリットがあります。

  • 快適さ・安心感を重視するなら プライベートバン
  • 費用を抑えたいなら 長距離バス(空港発またはDAU経由)
  • 自由度と手軽さを求めるなら Grabなどの配車アプリ

移動にかかる時間や費用、旅のスタイルに応じて、自分に合った方法を選びましょう。どの手段を選んだとしても、事前の情報収集と計画的な行動が快適なバギオ生活の第一歩となります。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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