大学生になり、海外へ留学したいと考える方も多くいるでしょう。
もしかしたらあなたの周りの先輩や友人、もしくはあなた自身も留学をしたいと検討しているかもしれません。
ただ、大学生が海外留学に行くメリットやデメリットは何か気になっていませんか?
- 卒業が遅れてしまう…
- 就職が友人より遅れてしまう…
- 大金が必要…
なんてデメリットばかり気にしてしまい、最後の一歩が踏み出せずにいませんか?
そこで今回は、大学生が留学に行くメリットとあわせてデメリットもご紹介します。
留学の良い面だけではなく悪い面も把握した上で留学することで、現地に行ってから「こんなはずじゃなかった。」という後悔を無くすことができるでしょう。
留学を検討している大学生は事前にチェックしておくべき内容です!
大学生が留学に行くメリット
まずはじめに、大学生が海外留学に行くメリットを7つご紹介します。
- 視野が広がり、価値観が変わる
- 将来の選択肢が広がる
- 人脈を作れる
- 語学が習得できる
- 世界で通用するコミュニケーション力が手に入る
- 自分に自信が持てるようになる
- 日本の良さを知れる
大学生が留学するメリット①:視野が広がり、価値観が変わる
よく海外に行くと価値観が変わると言われていますよね。
大げさに思う方もいるかもしれませんが、確かに海外に長期滞在すると日本では当たり前のことや、遭遇したことのない場面に出くわすことがたくさんあります。
一番の目的は語学の習得ですが、海外での生活で、今まで経験したことのない場面や価値観の違いに遭遇することで、その場での適応能力や柔軟な思考を養えるチャンスとも言えるでしょう。
人間として、総合的に成長することができる環境を作れるのがこの海外留学です。
大学生が留学するメリット②:将来の選択肢が広がる
- TOEIC
- TOEFL
- IELTS
- ケンブリッジ試験
など帰国時点で何かしら目に見える成果を持ち帰ることができれば、就活でエントリーできる企業の選択肢は大幅に増えるでしょう。
将来的には大企業の駐在や、外資などで英語を使って世界で活躍したいという目標がある方は、しっかりと留学中に目標を達成できれば、将来の選択肢は広がります。
大学生が留学するメリット③:人脈を作れる
海外に出ることで、日本にいては出会えない優秀な日本人や、日本人のみならず他国から来る留学生などと関わる機会が多くなります。
- 現地の駐在として活躍している人
- 現地で起業した人
- 仕事をやめて留学に来た人
日本の大学で生活していたら出会えない人たちに出会え、繋がりを持てるチャンスが留学にはあります。
ただ、自分から行動をしないと出会える確率は低くなるので、自ら気になる人に話しかけたり、SNSなどでコンタクトを取り人脈を広げてみましょう。
大学生が留学するメリット④:語学が習得できる
語学力を向上させるためには、日本にいるより海外に出て、現地で生活をすることで、より実践的な勉強をすることができます。
ただ、留学の目標を決めずに渡航してしまうと、現地で怠けてしまい、語学の向上が見込めないことも。
しっかり結果を残すためには、事前に具体的な目標を決めて、その目標に向かってモチベーションを下げずに現地で学習できるようにしておくことをおすすめします。
大学生が留学するメリット⑤:世界で通用するコミュニケーション力が手に入る
留学で習得できるのは語学だけではありません。
予想外の状況に出くわした時の対応力、異文化の生活や価値観を理解する適応力など、日本以外で生活することで、メンタル面や自発的な行動力などが養われます。
また、海外では日本とは異なり「自分の意見ははっきり伝える」文化があります。
日本にいると、発言を求められたり、自分の意見を伝える機会はあまりないので、慣れるまでに時間はかかるでしょう。
自分の意見をはっきり伝えるスキルが身につくと、国際的なコミュニケーション能力も身につきます。
海外でも生活でき、コミュニケーションが取れるスキルを持っていれば、グローバルでも活躍することができるでしょう。
大学生が留学するメリット⑥:自分に自信が持てるようになる
海外の学校では、ただ講義を聞くだけではなく、ディスカッションやプレゼンテーションなどで自分の意見を発言するスタイルの参加型の授業がメインです。
そのため、人の前に立って話したり、他の生徒と意見交換をしているうちに、堂々と発言できるようになり、かつ自分の意見に自信を持つことができるようになります。
大学生が留学するメリット⑦:日本の良さを知れる
日本で生活していると、海外に魅力を感じる方も多いと思います。
逆に日本を出て、外から客観的に日本という国を見てみると、あらゆる面で日本のすばらしさに気づくことができます。
- 丁寧な接客
- 便利な電化製品
- 時間通りに来る電車
- 日本食のおいしさ
など、海外の文化を知ることで、「日本はこんなに素晴らしい国だったんだ」と気づかされるでしょう。
大学生が留学に行くデメリット
メリットもあればもちろんデメリットもあります。
事前にデメリットを把握して、解決策を準備しておくと、後悔せずに済むでしょう。
- 留学費用がかかる
- 4年で卒業できない可能性がある
- 留学しても何も得られない可能性もある
それぞれ順番に見ていきます。
大学生が留学に行くデメリット①:留学費用がかかる
留学=高いというイメージを持っている方はたくさんいるでしょう。
確かにアメリカやイギリスなどの先進国となると、学費のみならず生活費も掛かるので、更に費用は掛かります。
ただ、ここ数年フィリピンやマレーシアなどの物価の安いアジアでも格安で留学ができるようになりました。
先進国に比べ1/2程の費用で留学ができるので、国選びを慎重に行うことで費用を抑えることも可能です。
国・期間別にかかる費用についての記事も参考にしてみてくださいね。
大学生が留学に行くデメリット②:4年で卒業できない可能性がある
在籍している大学を休学して留学に行く場合、周りの友人が4年で卒業する中、あなただけが1年遅れの卒業となり、孤独を感じることもあるでしょう。
周りの友人と同時期に卒業したいのであれば、認定留学という方法もあります。
認定留学であれば、海外の大学で取得した単位も日本の在籍している大学に移行できるので、卒業が遅れる心配はありません。
認定留学の詳細はのちほどご紹介するので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
大学生が留学に行くデメリット③:留学しても何も得られない可能性もある
一番怖いデメリットは、この何も結果を残せず、帰国になってしまうケースです。
- 英語力が伸びなかった
- アルバイトばかりしてしまった
- 遊び過ぎた
など、目に見える結果を残せず帰国となり、英語力がどのくらいついたのかを証明するものがなく、後悔する可能性があります。
留学中のモチベーションを保つためには、目に見える具体的な目標を立てるのがおすすめです。
「TOEIC800点を目指す」「IELTS6.5を目指す」など、数字で表すことで留学中のモチベーションも下がりにくくなります。
大学生ができる留学の種類は3つ
では大学生ができる留学とはどのようなものがあるのか最後にご紹介します。
- 短期留学
- 休学留学
- 認定留学
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大学生ができる留学①:短期留学
一番気軽にできるのがこの短期留学。
夏休みなどの長期休暇の時期に留学することになります。
留学は最短1週間から可能なので、留学してみたいけど講義や企業でのインターンなどで忙しい大学生にはおすすめの方法です。
ただ、短期留学での英語力向上はあまり見込めません。
海外の暮らしを体験したり、他の国の留学生との異文化交流がメインになるでしょう。
可能であれば、1ヶ月や2カ月などできる限り長めの期間を確保して行くのがベターです。
大学生ができる留学②:休学留学
休学留学とは1年単位の長期留学となり、在学している大学を休学して行くことになります。
そのため、周りの友人より卒業する時期が遅くなるというデメリットがあります。
ただ、休学留学の場合、語学学校に通うだけでなく、ワーキングホリデーやインターンシップなど、自由度が高いというメリットも魅力です。
このメリットを活かすためには、留学で何をしたいのかを明確にしておくことが大切。
目的を明確にしておかないと、良い結果を残せない可能性もあるので気を付けましょう。
休学留学について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
大学生ができる留学③:認定留学
認定留学とは日本の在籍している大学を提携を結んでいる海外の大学に留学するタイプの留学です。
提携を結んでいるので、海外の大学で取得した単位を日本の大学に移行することができるというメリットがあります。
ただ、その分学生からの人気が高く、エントリーするためには一定の英語力が必要であったり、良い成績を収めている必要があります。
認定留学できる確率は他の留学に比べて低いので、事前準備をしっかりしておくことが大切です。
まとめ:休学してでも留学する価値はある
大学生の内に留学するメリットやデメリットをご紹介しましたが、デメリットを加味しても留学する価値はあると言えます。
ただ、目標を決めずに渡航してしまうと、現地でモチベーションが下がってしまったり、遊びすぎてしまう可能性もあるでしょう。
とりあえず留学するのではなく、しっかりと留学の目標を決めておく必要があります。
お金のかかる留学ですが、留学の方法は1つだけではありません。
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留学の目的や目標をお聞かせいただければ、あなたに最適な留学プランを提案させていただきます。