「ドバイ留学を検討しているが、どんなメリットがあるの？」
「ドバイ留学の費用ってどのくらい？」
ドバイでの留学を検討している方は、きっとこのような疑問を抱えているのではないでしょうか？この記事では、ドバイ留学のメリット・デメリットや費用相場、注意点について解説していきます。ドバイ留学に興味のある方は、ぜひご一読ください。
ドバイってどんな都市？
そもそも、ドバイはどんな都市なのでしょうか？ここでは、ドバイの基本的な情報や治安、気候について紹介していきます。
ドバイの基本情報
ドバイは、アラブ首長国連邦（UAE）を構成する首長国の一つです。公用語はアラビア語ですが、実は人口の8割以上を外国人が占めています。そのため、事実上の公用語は英語となっています。
国教はイスラム教です。イスラム教では飲酒が禁止されており、自宅や特定のレストラン以外では飲酒できません。
また、イスラム教の慣習から現地の人は服を全身に覆い、露出を避けています。外国人に対してそこまで厳しい服装の制限はありませんが、過度の露出は避けたほうがいいでしょう。ドバイを訪れる際には、イスラム教に対して理解をした上で訪れることをおすすめします。
ドバイの治安
ドバイは犯罪率が低く、治安がいい都市として有名です。外務省の「海外安全ホームページ」では、アラブ首長国連邦の治安は「比較的安定している」と公表されています。
ドバイは観光地であり、また富裕層が多く暮らしています。そのため、ドバイにいる人々は比較的穏やかです。ただし、観光客や富裕層を狙ったスリや置き引きなどは多発しているため、外を歩くときは油断は禁物です。
ドバイの気候
ドバイは非常に暑いです。アラブ首長国連邦は非常に温暖な地域であり、年間を通して20度を超える日が多いとされています。特に7〜9月は連日40度を超えることもあり、危険な暑さです。
ただし、ドバイは基本的に室内で過ごすことが多いので、問題はないでしょう。もし日中移動する場合は、交通機関が発達しているため、あまり外を歩かずに移動できます。それでも少しは外を歩かなければならないので、移動する際は熱中症にならないように気を付けましょう。
ドバイ留学のメリット
ドバイ留学に留学するメリットは、下記の4点です。
- 国際色豊かな環境で学べる
- 治安がよく安心して生活できる
- 比較的物価が安い
- 魅力的な観光スポットが多い
それぞれのメリットについて解説していきます。
国際色豊かな環境で学べる
ドバイには、さまざまな国から留学生が訪れます。国際色豊かな環境で英語を学ぶことは、単に英語の習得だけではなく、さまざまな文化について学ぶきっかけにもなります。
また、日本で学ぶのはアメリカ英語です。アメリカ英語だけを聞いていると、普段は問題ないですが、仕事で英語を使う場合に少々困ることがあります。
たとえば、インド人の英語は独特の訛りがあり、最初はなかなか聞き取りにくいです。もし職場にインド人がいる場合、コミュニケーションがうまく取れないことがあるかもしれません。
しかし留学でインド英語を聞きなれていたら、スムーズにコミュニケーションが取れるでしょう。このようにドバイに留学することで、さまざまな文化を学んだり、さまざまな国の英語を学んだりできるのです。
治安がよく安心して生活できる
上述した通り、ドバイは治安がいいことで有名です。
留学は何かと不安が付き物。語学学校で友人ができるのか、生活する上でトラブルが起きたらどうすればいいかなど、不安なことがたくさんあるのではないでしょうか。心配なことが複数ある上で、さらに治安が悪いとなれば、留学生活を心置きなく過ごすことは難しいでしょう。
留学先を選ぶ上で、治安は重要視するべき項目です。特に初めての留学であれば、治安のいい国を選ぶことをおすすめします。
比較的物価が安い
富裕層が多いイメージのあるドバイですが、実は比較的物価が安いです。留学先として人気なアメリカやヨーロッパと比べて、生活費を安く抑えられます。
たとえば、タクシーの初乗りは日本円で約600円、メトロの最長区間は日本円で約250円です。交通機関に関しては、日本と同等、もしくは安いといえます。
また、生活にかかる費用だけでなく、留学の授業料や宿泊費も安いです。詳しい留学の費用についてはこの後紹介しますが、他の人気な留学先よりも安いため、費用を抑えたい留学生には特におすすめです。
魅力的な観光スポットが多い
留学ついでに観光したい方も多いのではないでしょうか。ドバイには魅力的な観光スポットが多くあり、授業後や休日に遊びに行けます。
ドバイの観光スポットと聞いて思い浮かぶのは、砂漠や美しいモスクでしょう。現地で出会った友人と、ぜひ休日に訪れてみてください。
また、都心にはザ・ウォークというおしゃれなエリアやドバイモールという大きなショッピングモールがあります。観光だけでなく、お買い物も楽しめるのも魅力の一つです。
ドバイ留学のデメリット
ドバイ留学には、デメリットもあります。ここでは、以下3つのデメリットについて紹介します。
- 日本語が通じない
- 日本よりもルールが厳しい
- 夏の日中は非常に暑い
日本語が通じない
多くの留学先に当てはまることですが、現地で日本語は通じません。また、現地の日本人いわく、街中で日本人に会う機会もなかなかないそうです。
さらに、語学学校にもよりますが、日本人の留学生は比較的少ないです。そのため、寂しさを感じてしまうこともあるかもしれません。
しかしポジティブに考えると、英語に集中できる環境といえます。語学学校でも街中でも英語で話さなければいけないので、英語を話す機会が増え、上達のスピードは早まるでしょう。ドバイ留学は、短期集中で習得したい方にもおすすめです。
日本よりもルールが厳しい
ドバイは日本よりもルールが厳しいです。たとえば、イスラム教では飲酒が禁止されているため、専用のライセンスをもった店舗でしかアルコールを購入できません。また、購入したお酒を外で飲むことも禁止されています。飲酒できるのは、自宅かライセンスをもっている店舗のみです。
他にも、ポイ捨てや横断歩道以外での道路の横断も罰金の対象です。ドバイを訪れる前には、現地で禁止されていることを必ず事前に確認しましょう。
夏の日中は非常に暑い
ドバイの夏は非常に暑いです。平均気温は40度であり、体感温度は50度にもなります。室内にいる分にはエアコンが効いているので問題ないですが、外を歩くときには注意しましょう。
基本的には、駅と主要な商業施設はエアコン付きの通路でつながっています。そのため、外を歩かなくてもいい作りになっていて安全です。ホームや商店街なども室内になっています。
ドバイ留学にかかる費用
ドバイ留学にかかる費用は、1ヶ月滞在する場合、40〜50万円が相場です。その内訳について、以下3つの項目に分けて紹介していきます。
- 渡航費
- 学費
- 生活費
渡航費
航空券は、時期にもよりますが10〜15万円が相場です。LCCを利用したり、早めに航空券を抑えていれば、さらに安くなる可能性があります。また、海外保険料として2〜3万円の費用がかかります。
学費
1ヶ月留学する場合の学費は、平均すると10〜15万円です。語学学校やコースによって異なるため、希望の語学学校やコースがある場合は、学費を事前に調べておきましょう。
生活費
宿泊費は、1ヶ月留学する場合、10〜15万円が相場です。ドバイの語学学校の多くは、学生寮を用意しています。ホームステイと比べて安く滞在できますが、自炊しなければならないというデメリットもあります。
食費に関しては、3〜5万円ほどかかるでしょう。ドバイは外食が高いため、連日外食をすると10万円ほどかかる場合もあります。
ドバイ留学をする上でのポイント・注意点
ドバイ留学をする上でのポイント・注意点は、以下2点です。
- 30日以内の滞在ではビザが不要である
- 利用できる奨学金制度があるか確認する
それぞれのポイントについて紹介します。
30日以内の滞在ではビザが不要である
ドバイは、30日以内の滞在であればビザが不要です。90日以内の滞在であれば「短期学生ビザ」、90日以上の滞在であれば「長期学生ビザ」が必要になります。留学期間が決まったら、その期間に合わせてビザを申請しましょう。
留学エージェントによってはビザの申請を代行してくれるところもあります。準備する時間がない場合は、エージェントを利用するのもいいでしょう。
利用できる奨学金制度があるか確認する
ドバイ留学には、利用できる奨学金制度がいくつかあります。特定の大学が利用できる「JASSO」や、文部科学省が実施している「トビタテ！留学JAPAN」などです。奨学金の利用を考えている方は、ぜひ一度調べてみてください。
英語を習得するならドバイ移住もおすすめ
英語を習得するのであれば、留学ではなくドバイ移住もおすすめです。実は、ドバイ移住には多くのメリットがあります。
たとえば、税金が安くビジネスを展開しやすい点です。そのため、現在個人で事業を行っていたり、これから始めたりするのであれば、移住するのも一つの方法です。
「家族がいてなかなか移住には踏み切れない」という方も中にはいるのではないでしょうか？ドバイでは家族ビザを発給できるので、家族全員で移住できます。
移住にあたり、ビザの申請や物件探しで困ることもあると思います。移住に関する疑問点や懸念点がある場合は、ドバイ移住に関する疑問や不安を解消するメディアOption Bで解決できるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
当記事では、ドバイ留学をする方に向けて、ドバイの基本情報や留学するメリット、注意点を紹介しました。ドバイは多国籍、かつ安全な環境で英語を学べます。
さらに、観光を楽しみながら留学できるのも魅力の一つです。一方で、ドバイのルールや夏場の暑さには注意する必要があります。。
また、税制上のメリットもあることから、個人事業主の方やこれから創業予定の方は思い切って移住するのもおすすめです。
ドバイ移住に関して不安なことがあれば、ドバイ移住に関する情報を発信しているメディア「Option B」で解決できます。興味のある方は、ぜひご覧になってください。
