「コロナ禍だけどすぐに留学したい」
「ワクチンパスポートが留学に必要なのか知りたい」
「そもそもワクチンパスポートが何かしりたい」
このような、コロナ禍の海外留学に対しての不安や疑問はありませんか?
今回の記事では、ワクチンパスポートについての説明と、コロナ禍の入国でワクチンパスポートが使用可能な国や、実際の海外での使用状況について紹介しています。
この記事を最後まで読むと、コロナ禍での留学方法のポイントが分かり、ワクチンパスポートに対する疑問点が解決されます。
是非最後までご覧ください。
- ワクチンパスポートについて
- ワクチンパスポートが使用可能な国の紹介
- 海外でのワクチンパスポートの実際の使用例
- ワクチン接種をしてなくても出来る留学
ワクチンパスポートとは?
まずはワクチンパスポートとは一体どのようなものか説明します。
以下の説明は、厚生労働省のホームページを参考にわかりやすく解説しています。
概要
「ワクチンパスポート」という名前は正式名称ではなく、簡単に分かりやすく呼ぶためにマスコミ等で呼ばれている名前です。
正式名称は、「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」です。
この接種証明書は、日本から海外、海外から日本へ出入国する際の防疫措置の緩和などの申請に必要な人を対象として発行されています。
そのため、海外との行き来の予定がない方には発行されません。
発行は基本的に申請者がワクチン接種をした各自治体で行っており、現在は書面での発行のみがされています。
今後、証明書のデジタル化も検討されています。
より詳しい情報が知りたい方は、厚生労働省「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」をご確認ください。
ワクチンパスポートの申請はどうやってするの?
以下の手順で発行することが可能です。今回は東京都新宿区での申請方法を例にして紹介します。
申請手順
1.自分が対象か確認する
住んでいる地域の自治体で発行した摂取券でワクチン接種した人または接種日の時点でその場所に住民票がある人で、海外渡航の予定がすでにある人が申請の対象者です。
2.申請方法
必要書類を揃えて郵送にて申請。約1週間で住民票のある住所に証明書が届きます。
発行手数料は無料です!
3.必要書類
基本的には以下の5つの書類が用意できれば申請することができます。
- 申請書(指定様式)
- 有効期限内のパスポートのコピー
- 住民票に書いてある住所が分かる本人確認書類のコピー
- 摂取済み証、接種記録書、予診票の本人控えのいずれかのコピー
- 長形3号サイズの返信用封筒(切手貼付済み、宛名・住所記入済み)
また、場合によっては以下の書類も提出も必要な場合があります。
- 送付先が住民票と違う場合、その理由がわかる書類のコピー
- パスポートに旧姓・別姓・別名の記載がある場合、それらの漢字表記がわかる書類のコピー
- 代理人による申請の場合、委任状
どの書類も揃えやすいので、書類の準備に時間がかかってしまうことは少ないでしょう。
4.発送
必要書類を全て揃えたら、封筒に入れて発送します。
普通郵便でも問題ありませんが、心配な方は簡易書留等をしておくと良いです。
というような手順で申請することができます。
書類の準備は比較的簡単ですが、ワクチンの2回接種には1ヶ月前後、受け取りまでにも約1週間かかるので、余裕を持って申請することをおすすめします。
ワクチンパスポートが使用できる英語圏の国はどこ?
海外英語留学するためには、まず入国できなければいけません。
入国の際に、ワクチン接種の有無を日本が発行するワクチンパスポートを使って証明可能な国を紹介します。
こちらは11月26日現在の情報であり、外務省 海外安全ホームページ「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧」を参考にしています。
英語留学のための入国のため、英語が主要言語の国のみ紹介しています。
アジア
- シンガポール
- フィリピン
- 香港
オセアニア
- オーストラリア
- サモア
- ソロモン諸島
- ニュージーランド
- パプアニューギニア
- パラオ
- マーシャル諸島
北アメリカ
- アメリカ
- カナダ
ラテンアメリカ
- 英領バミューダ
- ジャマイカ
- セントクリストファー・ネービス
- セントビンセント
- ドミニカ国
- ベリーズ
ヨーロッパ
- アイルランド
- イギリス
- マルタ
アフリカ
- セーシェル
このように多くの国が日本で発行するワクチンパスポートの使用を認めています。
しかし、ワクチンパスポートがあるからといって、必ず入国できるとは限りません。
国によって入国のためのビザや許可が必要な場合がありますので、留学前に滞在希望国の入国状況についてよく確認をしておく必要があります。
どんな風に使うことができる?【カナダ・ドイツでの実例】
実際にワクチンパスポートはどのような時に活用できたのか、コロナ禍でも留学生活をスタートした2名の方の例を参考に紹介します。
カナダに留学したKさん
2021年11月初旬に出発。日本国内で乗り継ぎ1回、カナダまでは直行で入国しました。
カナダでは、学校に通っています。
出入国時
空港でのチェックイン時、乗り継ぎ時、入国時にワクチンパスポートを提示を求められました。
留学中の生活
カナダでの生活では、レストランやスポーツ観戦などの際にパスポートとワクチンパスポートの提示が求められます。
しかし、お店によっては提示なしで入店できる場所や、写真でも対応可能なところもあるようです。
また、学校では学校が発行したワクチンパスポートを使って出入りをしています。
カナダのワクチンパスポートであるBCワクチンパスポート(QRコード)も作成することが可能なので、それがあれば日本のワクチンパスポートの持ち歩きは不要になります。
ドイツに留学したMさん
2021年10月初旬に出発。日本からトルコで一度乗り継ぎをしてドイツへ入国しました。
ドイツではワーキングホリデーをしています。
出入国時
日本では、チェックイン時のみワクチンパスポートの提示が求められました。
乗り継ぎのトルコでは飛行機に乗る前に搭乗口での確認があり、ドイツ入国時は入国審査時に提示を求められました。
留学中の生活
ドイツでは3G(接種証明・快復証明・陰性証明)や2G(接種証明・快復証明)というルールがあって、このルールが採用されている場所ではどれか1つの提示が求められます。
ワクチンパスポートは接種証明として提示することができます。
ワクチンパスポートのコピーを提示しても問題ありません。
厳格にチェックを行うところではパスポートの提示も求められます。
カナダと同様にドイツでもワクチンパスポートの代わりのQRコードが存在するので、多くのドイツ居住者はそのQRコードで接種証明の提示を行います。
QRコードは、薬局や接種をした病院などで申請可能ですが、場所によっては日本のワクチンパスポートでは作ることができないと言われることがあります。
ワクチン接種をしてなくても留学ができる2つの方法
ワクチン接種をまだしていない、できない等の理由でワクチンパスポートの発行ができない人もいるのではないのでしょうか?
それでも今、留学がしたいと思う方は国内留学やオンライン留学を利用して日本にいながら留学がおすすめです!
国内留学
国内留学とは、日本にいながら海外留学のように英語に触れることができる留学のことを指します。
英語学習、文化交流など施設によって国内留学のメインの目的も様々です。
国内留学についてのより詳しい情報は以下の記事でも紹介しています。
英語が学べる国内留学の全てがわかる!メリット、デメリット、費用の比較【目的別のおすすめ学校10選】
国内留学であれば、ワクチンパスポートだけでなく、パスポートの用意の必要もないので、気軽に留学に行くことができます。
また、英語に触れたいという同じ目的を持った仲間が多くいるので、英語へのモチベーションもアップします。
おすすめの国内留学先
国内留学をしてみたいけど、どこがいいのか分からない、と悩んでいる方はまずこの2つの国内留学先を検討してみると良いです!
ECヴィレッジ
ECヴィレッジは、関西国際空港近くの大阪府泉佐野市にあります。
古民家で1日英語漬けの日々を送りながら、TOEICのスコアアップなどを目指します。
ECヴィレッジではオンラインと対面の2つの英語レッスンで学ぶことができます。
最短1泊2日の留学が可能で、空港からも大阪市内からもアクセスが良く気軽に留学ができます。
ニセコ留学
北海道のニセコは海外の人にも有名なスキーのリゾート地で、コロナ以前は多くの観光客が訪れる場所でした。
日本語が話せなくても問題なく生活できることから、ワーキングホリデーで滞在する人も多く、現在でも多くの外国人の方が生活しています。
日本にいながら海外にいる気分を味わいたい人はニセコ留学がおすすめです。
オンライン留学
国内留学同様に、日本にいながらオンラインで留学する方法もあります。
コロナ禍になってからオンライン留学も非常に盛んに行われてます。
日本にいるとなかなかネイティブの英語を聞く機会がないので、自宅でインターネットを通して実際のネイティブの英語を聞けるのがオンライン留学のメリットです。
現地の方との交流になるので、時差がほとんどなく、英語が公用語として使われているフィリピン人講師とのレッスンがお勧めです。
おすすめのオンライン留学先
Curious Word Academy
フィリピンでオンライン留学に特化した学校です。
授業のレベル選定は日本人の英語学習マネージャーと一緒に決めることができます。
自分に合ったレベルや自分の考えを日本語で伝えてから英語の授業が安心して始められます。
11talk
フィリピンで語学学校を運営している会社が立ち上げたオンライン留学です。
コロナ以前の語学学校でのノウハウがしっかり詰め込まれた講師から授業を受けることができます。
一般英語から資格英語まで様々なコースが用意されており、こちらも日本語でのサポートがあるので安心して留学ができます。
ワクチンをまだ接種していなくても、留学できる方法はいくつかありました。
コロナ禍で海外に簡単にいけないからと諦めずに様々な方法で英語学習にチャレンジしていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍でも少しずつ留学が可能になってきました。
英語学習をどこで、どうやってするのか、自分自身で選べるようにもなってきました。
この記事を参考にして、あなた自身に合った留学はどんな留学なのかぜひ考えてみてください!
また、この記事を読んで、国内留学やオンライン留学に興味を持った方や、検討している方は、ぜひ一度CEBRIDGEにご相談下さい!
もちろん、フィリピン・セブ島での格安英語留学についてのご相談でも構いません!
不安なことや気になっていることはお気軽にお尋ねください。