フィリピンから日本に帰国する際には、家族や職場の人たちに何かお土産を買って帰りたいと考えますよね?
実は、フィリピンには安価で入手できるお土産が数多く存在しているのです。
こちらの記事で紹介するお土産は、老若男女に喜ばれる物がたくさんありますので、お土産を選ぶ際にはぜひ参考にしてください。
【人気・定番】フィリピンのお土産12選
フィリピンには、日本にはないお菓子やケーキ、調味料があります。それでは早速、フィリピンならではのお土産12選を紹介していきます。
1. ドライマンゴー
南国のフルーツといえば、マンゴーですよね。フィリピンで販売されているドライマンゴーは定番のお土産で、スーパーやお土産販売店など、あらゆる場所で入手できます。
また、ドライマンゴーは複数のメーカーから販売されているため、何種類か混ぜ合わせてお土産にするという方法もおすすめです。
ドライマンゴーは甘すぎず、大人も子供も楽しめるお土産ですので、お土産選びで迷ったときには候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。
2. バナナチップス
日本でもお馴染みのフィリピンバナナは、糖度が高く粘り気があってとても美味しいですよね。そんなフィリピンバナナをスライスして乾燥させたバナナチップスは、ドライマンゴーと同様、フィリピンでは定番のお土産となっています。
また、バナナチップスも複数のメーカーが販売していますので、何種類かまとめて買ってみても良いでしょう。甘すぎないカリッとした食感は、大人も子供も楽しめます。
3. パンシット・カントン
パンシット・カントンとは、フィリピンの一般家庭でよく食べられている中華風焼きそばです。
パンシット・カントンは、見た目は日本の焼きそばとあまり変わりませんが、日本の焼きそばがソースや塩で味付けをするのに対し、ソイソースまたはオイスターソースで味付けするという違いがあります。
パンシット・カントンは乾麺タイプが多く販売されており、このタイプであれば日持ちします。お土産としてのおすすめ度が高い商品です。
4. ポルボロン
ポルボロンとはスペイン発祥の伝統的なクッキーで、口の中に入れると柔らかく溶けていくという特徴があります。
ここで、「なぜフィリピンでスペインのクッキー?」と思うかもしれませんね。その理由はフィリピンの歴史にあり、もともとスペインの植民地だったフィリピンに、ポルボロンが定着し、それがフィリピン定番のクッキーになったというわけです。
ポルボロンには袋入りや箱入りなどの種類があり、パッケージもカラフルなタイプが多いという特徴があります。会社など、大人数へのお土産なら、個包装タイプのポルボロンを選んでおけば間違いないでしょう。
5. ナガラヤ
衣でピーナッツを包んだスナック菓子で、日本の豆菓子とよく似た食感を楽しめます。また、味も複数用意されており、オリジナルのほか、ガーリックやホット&スパイシー、バーベキューなど、お好みに合わせて選べます。
味のバリエーションが多いため、お土産を渡す人の好みに合わせて選んでみると良いかもしれません。安価かつ美味しいスナック菓子ならナガラヤがおすすめですので、ぜひ、お土産の候補に入れておいてくださいね。
6. ココジャム
ココナッツミルクと黒糖で作られたジャムです。東南アジアの国々にはココナッツを使用したジャムがいくつもありますが、ココナッツと黒糖のみで作られたジャムはフィリピンにしかありません。
ココナッツにはほんのりとした甘い香りがあり、黒糖にはコク深い甘さがあります。ココジャムはパンに塗って食べる方法が一般的ですが、ヨーグルトソースとして使う方法もおすすめです。
パンやヨーグルトを食べる機会が多い方にはぜひ、ココジャムをお土産として渡してみてくださいね。
7. ピリナッツ
ピリナッツは、フィリピン・ルソン島のピコール地方という地域のみでしか採れない貴重なナッツで、アーモンドよりも柔らかい食感で食べやすいという特徴があります。
また、ナッツというと脂肪分が多く高カロリーというイメージがあるかもしれませんが、実は「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンEを多く含んでいるのがナッツなのです。
つまり、エイジングケアを意識している方におすすめなのがナッツだということです。そのような理由から、ピリナッツは健康志向が強い方には特におすすめできるでしょう。
8. モリンガ
フィリピンで栽培されているモリンガという植物は、現地ではスーパーフードとして珍重され、サプリメントやパウダー、モリンガティー、ヘアケア製品として販売されています。
実は、モリンガには各種ビタミン類やポリフェノール、必須アミノ酸、食物繊維、マグネシウム、カルシウムなどの栄養成分が豊富に含まれているのです。これらの栄養成分を食事から一度に摂ることは困難ですが、モリンガならそれが叶います。
モリンガは抹茶のような風味で好き嫌いが分かれますが、健康に気を遣っている人にはもってこいのお土産だといえるでしょう。
9. オタップ
セブ島のお土産なら、オタップがおすすめです。オタップはセブ島が発祥とされる薄焼きのパイ菓子で、程よい甘さが特徴です。
サクサクとした食感は、日本で販売されているうなぎパイをイメージするとわかりやすいでしょう。オタップは大人から子供まで人気のパイ菓子ですので、お子さんがいる家庭へのお土産としてもおすすめです。
10. ピーナッツキス
ボホール島のお土産なら、ピーナッツキスがおすすめできるでしょう。
ピーナッツキスは、生地にピーナッツが練り込まれた小さなクッキーで、ボホール島はもちろんのこと、フィリピン全土で入手しやすく、しかも安価で入手できるというメリットがあります。
ピーナッツの風味が強く香るクッキーですので、特にピーナッツ好きな方におすすめできるお土産だといえるでしょう。
11. バナナケチャップ
バナナケチャップとは、その名の通りバナナを原材料としたケチャップで、フィリピンの一般家庭では日常的に使用されています。
バナナケチャップの見た目は赤色で、日本で販売されているトマトケチャップとほぼ同様に見えます。また、味もトマトケチャップに良く似ていますが、トマトケチャップよりもやや甘くマイルドです。
日本で販売されているトマトケチャップには甘みが強いタイプや酸味が強いタイプがありますが、バナナケチャップは前者のタイプのケチャップが好きな方におすすめできるでしょう。
12. チチャロン
チチャロンは豚皮を油で揚げたスナック菓子で、塩味やスパイシー味、バーベキュー味と、味のバリエーションが豊富です。
フィリピンではチチャロンを酢に浸して食べますが、そのままでも美味しく食べられます。チチャロンはお酒のアテにも最適ですので、お酒が好きな方へのお土産としてもおすすめです。
まとめ
今回は、スーパーや雑貨店、ドラッグストアなどで買える、フィリピンならではのお土産12選を紹介してきました。
フィリピンといえば南国のフルーツというイメージが強いかもしれませんが、実は、フィリピンならではのお菓子や調味料などがあり、その中にはお土産としておすすめできるものがたくさんあるのです。
今回紹介してきたお土産にはそれぞれに異なった特徴がありますので、お土産を渡す相手の好みをよく考えた上で、ピッタリの商品を選んでみてください。