フィリピンの生活費はいくら?生活費の内訳や節約方法、注意点を徹底解説!

物価が安く、観光地や留学先として人気の高いフィリピン。実際に現地で生活する上で、生活費がどれぐらいするのか気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「フィリピンの生活費がどれぐらいするのか?」内訳や節約方法について解説していきます。

フィリピンに観光や留学予定の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

フィリピンの物価

フィリピンの物価は地域によって異なりますが、日本の3分の1程度です。フィリピンの物価は日本に比べると比較的安価であるため、旅行や長期滞在する場合でも費用を抑えることができます。ただし、都市部や観光地周辺では物価が高くなるため、生活費と観光で掛かるお金はそれぞれ分けて見積もっておきましょう。

首都エリアと地方エリアの住環境の違い

同じフィリピン国内でも、首都と地方では住環境が異なります。首都と地方で具体的にどのような違いがあるのか、それぞれ見ていきましょう。

首都エリアの住環境

首都エリアは、ビジネスや文化の中心地として国内外から多くの人々が集まる地域です。首都エリアの住環境では商業施設やレストラン、観光スポットが豊富にあります。他にも地下鉄やバス、ジプニーなどの移動手段が充実しており、留学生や海外移住者にも生活しやすい環境が整っています。

マニラの中でも中心地区に位置する「マカティ」はフィリピン企業だけでなく、日系企業のオフィスが存在するエリアとして知られています。日本人街「リトル東京」では日本食料理店や日本食スーパーがあるため、日本人に人気のエリアです。

地方エリアの住環境

地方エリアは都市部と比べて人口密度が低く、自然環境が豊かであることが多いです。治安も比較的良好で、住環境は都市部に比べると快適といえます。ただし、インフラの整備が不十分であるケースが多く、生活に必要な施設やサービスが限られることもあります。

フィリピンでの1ヶ月分の生活費の内訳について

実際にフィリピンで1ヶ月間生活する際の費用の内訳を見ていきましょう。ここでは、首都マニラでの生活を例にご紹介します。紹介する内容はあくまでも目安になるので、ご自身がフィリピンに滞在する際の参考にしながら、具体的に計算してみて下さい。

項目金額目安(月額)
家賃40,000~100,000円
光熱費4,000円
水道代200円
食費15,000~30,000円
交通費10,000円
スマホ・インターネット代1,000~5,000円
日用品代100~400円
交際費1,000~5,000円

内訳ごとに詳しくご紹介していきます。

家賃

家賃は立地や物件のタイプによって異なります。フィリピンでの滞在方法は、ホームステイ、コンドミニアム、アパート、学生寮などがあります。例えば、中心部の1ベッドルームのアパートメントの場合、月額4万円から10万円が相場です。

光熱費

フィリピンの光熱費は日本と同じくらいで4000円程です。フィリピンは全シーズンにわたって温暖気候で4〜6月が最も暑い時期となっています。そのためエアコンをつけっぱなしにすると、6,000円以上かかることもあります。エアコンのつけっぱなしには注意しましょう。

水道代

マニラの水道代は非常に安価で200円程度です。物件によっては賃貸の中に含まれていることがあります。ただし、日本の水道水のように衛生管理されているわけではないので、絶対に飲まないようにしましょう。

食費

フィリピンの食事は比較的安価です。現地のレストランで食事をしたり、スーパーマーケットで食品を購入することができます。スーパーマーケットでの食料品の購入は、1ヶ月あたり15,000円から30,000円程度です。地元のレストランで食事をすると、1食あたり3,000円から8,000円ほどかかります。

交通費

日本の交通手段と言ったら車、電車等が挙げられます。一方マニラの交通手段は、ジプニーと呼ばれる小型のバスやジーターと呼ばれる三輪車などが主流です。交通費は1回の乗車で16〜40円程度です。利用状況にもよりますが、通常1ヶ月あたり10,000円程度です。

スマホ・インターネット代

スマートフォンやインターネット接続には、プリペイド方式が主流です。プリペイド方式ではスマホのプリペイド料金は、1ヶ月あたり1,000〜5,000円程度です。インターネットのプリペイド料金は1週間あたり300円程度です。

日用品代

洗剤やシャンプー、ボディーソープ、化粧品、歯磨き粉、洋服代などが含まれています。日用品の値段は、日本と比較して安価です。シャンプーや洗剤は1本あたり100〜400円程度で購入できます。

交際費

留学先でできた友人や知人と外食したり、映画を見に行ったりすることもあるでしょう。映画のチケットは1,000円程度、レストランでの食事は1,000円から5,000円程度が一般的です。

フィリピン生活費の節約方法

フィリピンの生活費は日本よりも安価ですが、それでも予算内で生活するためには節約が必要です。具体的な節約方法としては、以下の3つがあげられます。

  • 外食でなく自炊を選ぶ
  • 買い物はマーケットでする
  • タクシーではなくジプニーを使う

それぞれの節約方法について、詳しく解説していきます。

外食でなく自炊を選ぶ

フィリピンは外食が安く、食事にかかる費用が抑えられますが、毎日外食をすると費用がかさむこともあります。生活費を節約する場合、できるだけ自炊することをおすすめします。

フィリピンのスーパーマーケットでは、安価で新鮮な食材が手に入ります。また、日本のスーパーマーケットで買うような調味料も手軽に入手できるため、日本料理を作ることもできます。

買い物はマーケットでする

フィリピンには、路上やマーケットで商品を売っているお店がたくさんあり、手頃な値段で購入することができます。食べ物はもちろん、洋服や日用品もマーケットで買うことで生活費を抑えられます。

なお、フィリピンではマーケットで食材を購入するのが一般的です。地元の人たちも利用しているため、現地の文化を知るのにはもってこいの場所ともいえるでしょう。

タクシーではなくジプニーを使う

フィリピンでは、タクシーよりもジプニーを利用するのがおすすめです。ジプニーは目的地までの直行便が多く、料金も安価なため、移動手段として利用すると良いでしょう。ただし、混雑している場合があるため、時間に余裕を持って移動することをおすすめします。

フィリピンで生活する上での注意点

最後に、フィリピンで生活を送る上での見落としがちな注意点をご紹介します。フィリピンに行ってから「こんなはずではなかった…」ということにならないよう、事前にポイントを抑えておきましょう。

国内でも地域によって生活費が異なる

同じフィリピンでも、滞在する地域によって生活費が大きく変動する点には注意が必要です。具体的には、マニラやセブなどの都市では物価が高い傾向にあります。一方で、ダバオやバギオなどの地方都市では比較的物価が安い傾向にあります。

また、仮に物価が安くても、観光にかかる費用は観光客向けの価格設定をしていることも多いため、注意が必要です。

医療費は予想以上に高額になる

フィリピンの病院で診察してもらう際、医療費が予想よりも高いという点も注意しておくべきです。フィリピンの病院は場所によってサービスの質にばらつきがあり、結果として質の良いサービスを受けるためには医療費が高騰するケースがあります。

慣れない環境で生活していると、怪我や病気にかかるリスクもあります。お金が足りずに病院に行けなかったということにならないよう、余剰資金を持っていたり、保険に入っておくなど対策を進めましょう。

まとめ

本記事では、フィリピンの生活費について内訳ごとに大まかな費用をご紹介しました。フィリピンの生活費は日本と比べて安く魅力的ですが、首都圏では割高だったり場所によって物価が異なる点は注意が必要です。また、生活費を計算する際には、何にいくらぐらいかかるかを考慮する必要があります。

フィリピンで生活する際は自炊をしたり、ジプニーを利用したりすることでお金を節約することも可能です。フィリピンに関して質問がある方や詳細が気になる方は、気軽にお問い合わせください。

気になること、ありませんでしたか?

気になること
ありませんでしたか?

記事を読んでいて、分からない点や、気になるところなどあれば、CEBRIDGE公式LINEから 気軽に質問ができます。その他、「学校診断」「無料カウンセリング」「割引特典」などお得な情報が満載です。気軽に登録してみてください。

この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

目次
閉じる