高校生に人気の国内留学。
「海外留学は治安面が不安」
「そもそも国内留学って何なのかわからない」
「海外留学に行くための事前学習の準備が間に合っていない」
こんな悩みや不安を持っている方には国内留学がおすすめです。
国内留学は「息子娘を海外に行かせるのはまだ不安」という方にも、国内にいながら留学を疑似体験できるのでおすすめです。本記事ではそんな国内留学を深掘りしていきたいと思います。
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この記事ではこれらを詳しく解説しています。
- なぜ高校生に国内留学がおすすめなのか
- 国内留学と海外留学の違い
- 留学費用の相場
- 国内留学のスケジュール例
- 高校生のリアル体験談
- おすすめの国内留学先
私は、フィリピン留学エージェントを運営しており、延べ数百名の留学相談を1人で受け、サポートしてきました。海外と国内、計70校以上の学校を視察して得た知見を生かし、なぜ高校生に国内留学がおすすめなのか?を分かりやすくお伝えします。
あくまで中立な立場として、デメリットも正直に書きましたのでぜひ最後までご覧ください。
そもそも国内留学とは?
国内留学とは、日本で英語を学びながら住み込みで同じ目的を持った人たちと生活する「海外を擬似体験」できる留学のことを指します。
海外留学に比べて気軽にいけることから、この数年で注目されている留学手法です。独自で行ったアンケートでは、留学経験者の約70%以上の方が、留学の価値は「環境の変化」「人との出会い」と感じています。この経験は国内でも再現できるのではないか?ということでスタートしたのが今回ご紹介する国内留学です。
本記事では国内留学の説明はこの辺にしておきますが、国内留学について関してさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
高校生に国内留学がおすすめな5つの理由
それでは、なぜ国内留学が高校生におすすめなのかをご紹介していきます。
1.夏休みや冬休みなど短期間でもコスパが良い
1つ目はコストパフォーマンスです。高校生が留学をするとなると、休学や長期休暇を使うなど最低でも数ヶ月のまとまった期間を確保する必要があります。
なぜなら海外留学は航空券やビザなど移動だけでも費用負担が大きく、ある程度長期で行かないとコストパフォーマンスが悪くなってしまうからです。それに対して国内留学は、移動を最低限に抑えられるため最短で1泊2日から行くことができます。もちろん1ヶ月以上の中長期滞在の受け入れも可能です。
例えば、「土日だけ留学させたい」「夏休みの2週間だけ留学させてあげたい」といったご要望にも対応できます。1週間の短期間〜2ヶ月の中期間の留学であれば、「国内留学」も選択肢の一つとしてはありなのではないでしょうか。
2.学生同士が出会える貴重な環境
普段通っている高校の中では、出会いや関わる人も多様性が薄れてしまいがちです。ですが国内留学に行くことで別の地域に住んでいる人や異なるバックグラウンドを持った多様な人が参加しているため、新たな出会いや価値観や視野を広げることができます。
そういった人達とお互いに切磋琢磨しあえる関係へとなるにつれて、英語学習が楽しくなり、結果として英語力を伸ばすきっかけにもなり得ます。
3.治安面を気にしなくても良い
海外経験も少なく、英語力も乏しい状態でいきなりアメリカやヨーロッパ、フィリピンなどの諸外国に自分の子供を送り出すことはとても不安ですよね。特に海外留学に行く際の治安の問題は常につきものです。
しかしながら、国内での英語留学であれば海外留学に比べて治安面を気にする必要はありません。食事提供やスーパーの買い出しなどに現地スタッフが同行してくれる学校もあるので、親御さんにとっても安心してお子さんを預けることができます。
4.海外留学前の準備として最適
高校生の段階ですと、「果たして、今の英語力で海外で生活していけるだろうか?」と不安に感じる人も多いかと思います。
留学エージェントという仕事柄、現役留学生、留学経験者とお話しすることが多いのですが、93%以上の人が「事前学習をしっかりやっておくべきだった」と後悔しています。
せっかく海外留学に来たのに、
- 日本語の単語帳を開いている
- 文法を1から学び直している。
といった日本でもできることをやっていてはもったいないと思いませんか?
海外留学を有意義なものにするためにも、国内で事前に準備できることはしておくべきです。まずは日本で基礎英語を集中的に勉強するためにも国内留学はオススメです。
5.英語学習に集中できる
国内留学では、都心から離れた便利な田舎に校舎を構える学校が多いです。なぜかというと、気軽に外出できる場所がない方が学習に集中できるからです。
自分1人で学習プランを計画し、ひたむきに自習できる人はごくわずか。ほとんどの方が「実家だと全然勉強に集中できない。」と感じていることでしょう。また、同じルームメイトは朝の6時に起きて学習している中、お昼過ぎまで寝てしまった暁には罪悪感をたっぷりと感じるでしょう。
「やらなければいけない環境」で生活できるのは、国内留学の一つの大きな魅力です。
国内留学のデメリット
国内留学のメリットを紹介したところで、続いてはデメリットについても触れておきます。
国際交流が乏しい
1つ目は海外留学に比べて国際交流が乏しいことです。やはり、国内では外国人との関わりが少なくなってしまいます。異国の地に身を置き、現地に住む人と交流することで、異文化を感じることができるのは留学の醍醐味です。
英語環境や日本人以外の人との出会いを求めている人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。
英語漬けが難しい
国内に施設を持つ上で、避けては通れないのが、「日本語環境」です。特に英語力中級者以上の方で、「完全な英語環境に身をおきたい」という方には物足りなさを感じるでしょう。
ただし、英語初級者の方にとっては、英語を学ぶ上で日本語でやりとりする方が効率的となる場合もあります。国内留学の立ち位置としては、留学前の準備段階で基礎を身につける場所と認識してもらえると良いでしょう。
施設が少ない
「国内留学」というワードを初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
実は、海外留学に比べて国内留学を運営している会社は少ないです。近年、徐々に国内留学ができる施設が増えてきていますが、どうしても選択肢が少なくなってしまいます。
国内留学と海外留学の比較
国内留学のメリットデメリットについて紹介してきましたが、国内と海外の留学はどのような違いがあるのか?を見ていきましょう。
今回は比較対象として、国内留学ECヴィレッジを比較の対象とします。
国内留学 | フィリピン留学 | オーストラリア留学 | |
留学費用(4週間) | 15.8万円〜 | 21万円〜 | 32万円〜 |
生活スタイル | 校舎併設寮 | 校舎併設または通学 | 通学 |
レッスンスタイル | マンツーマンオンライン 少数対面グループ |
対面マンツーマン 少数グループ |
中〜大人数対面グループ |
国際交流 | △ | ◯ | ◎ |
治安面 | ◎ | △ | ◯ |
やはり、1番大きな違いは費用です。
海外留学だと、ビザ代、航空券代が留学期間に関わらず一定なので、短期留学になればなるほど割高になってしまいます。その分、国内留学であれば、国内の交通費なので、費用をグッと抑えることができます。
その他の違いは治安面です。日本国内であればある程度どこに行っても安全は担保できますが、海外ではそうはいきません。特に未成年のお子さんを親元を離れて送り出すとなると、ある程度の覚悟が必要になります。
国内であれ海外であれ、留学のメリットデメリットは一長一短です。留学をする目的を整理した上で、ご自身の目的を叶えられる最適な留学先を選びましょう。
海外留学と国内留学の費用について、詳しく見ていきます
4週間 | 国内留学 | フィリピン留学 | オーストラリア留学 |
授業料・宿泊費 | 12.3万円 | 18万円 | 26万円 |
ビザ代 | 0円 | 3万円 | 0円 |
生活費 | 3万円 | 2,5万円 | 8万円 |
航空券代 | 0,8万円 | 8万円 | 10万円 |
海外保険 | 0円 | 0,7万円 | 0,9万円 |
合計 | 16,1万円 | 32.2万円 | 44,9万円 |
費用をもう少し詳しく見ていきます。海外留学に比べて、国内留学は大幅に料金を抑えることが可能です。
ECヴィレッジ校に関しては、レッスン内容にオンラインマンツーマンレッスンを加えることで、より費用を抑える事ができます。
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国内留学はどんな高校生に向いている?
国内留学は以下のような考えを持った高校生におすすめしています。
「新しい英語学習仲間が欲しい」
「短期で英語力を伸ばしたい」
「自分で英語を学習する力を身につけたい」
「夢はあるけど、様々な理由で留学する勇気のない高校生」
英語学習者に加え、普段出会えないような人との出会いや環境の変化を楽しめる方におすすめです。
国内留学のスケジュール例
「国内留学をするとなると、実際にどのような生活が待っているの?」そんな疑問を持っている方に、国内留学のスケジュール例をご紹介します。
例:ECヴィレッジ
初日スケジュール例(4週間留学)
事前にオンライン入学テストが行われ、初日からレッスンがスタートします。
13:00 | 学校到着 |
13:30~14:00 | 自己紹介・オリエンテーション |
14:00~14:40 | オンラインマンツーマン |
15:00~15:50 | 対面グループ |
17:00~17:40 | オンラインマンツーマン |
18:00~ | 自由時間 |
24:00 | 就寝 |
平日のスケジュール例(4週間留学)
8:00~9:00 | 起床・朝食 |
9:00~10:00 | 単語テスト |
10:00~12:00 | オンラインマンツーマン授業 |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~17:00 | オンラインマンツーマン・対面グループ |
17:00~19:00 | 夕食 |
19:00~23:00 | 自由時間・自習 |
24:00 | 就寝 |
1日7コマのレッスン、単語テストを行い短期集中的に英語を学びます。
また、朝食と昼食は学校側から提供されます。
土日と祝日と、平日の夕食は自炊もしくは外食となりますが、現地スタッフが料理のサポートを行います。
高校生の実際の体験談
周りの友達やクラスメイトで国内留学を経験したことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
そこで実際に国内留学を経験された高校生に体験談を聞いたのでご紹介します。
Kくん(15歳):高校1年生
国内留学の良かったところは何ですか?
古民家で雰囲気が良く、全員がアットホームな雰囲気で過ごしていたこと。そして、みんなが同じ目的を持っていて、年齢関係なく打ち解ける事ができた。
夕食が自分で作れるか不安でしたが、スタッフさんが食材の買い出しから調理するところまでサポートしてくれて、美味しく作ることができました。
国内留学の改善点は何ですか?
一度だけ、Wi-Fiが繋がらなくなった。プライベートでも外国人と話す機会があればなお良いと思った。
でも、本当に楽しかったです。また、機会があれば参加したいです!
費用が安い!国内留学ができる学校
最後に高校生におすすめできる国内の留学先をご紹介します。
ECヴィレッジ
地域 | 大阪府泉佐野市 |
3つの特徴 | ・費用が安い ・英語コーチング(アドバイス)で学習効率を最大化 ・3,000人以上の受け入れ実績がある老舗校と作成したオリジナルカリキュラムを提供 ・マンツーマンオンライン授業とオフライングループ授業の提供 |
受け入れ期間 | 1泊〜12週間 |
費用・プラン例 | 【一般英語コース】 1泊2日 43,175円~(朝食・昼食付き、マンツーマン4コマ・グループ1コマ・単語テスト) 1週間 66,160円~(朝食・昼食付き、マンツーマン4コマ・グループ1コマ・単語テスト) 4週間 223,280円~(朝食・昼食付き、マンツーマン4コマ・グループ1コマ・単語テスト) |
留学スタイル | 短期英語合宿型 |
Webサイト | https://cebridge.jp/ec-village/ |
U-GAKU
地域 | 北海道ニセコ |
3つの特徴 | ・日本で最も外国人率が高い「ニセコ」でレッスンを提供 ・専門家監修の英語初級者でも短期で話せるカリキュラム ・スキーやスノボなどのアクティビティが豊富 |
受け入れ期間 | 1泊〜12週間 |
費用・プラン例 | 【一般英語コース】 2週間コース 219,800円~(食事なし、グループ3コマ、オンラインマンツーマン0.5コマ) 4週間 299,800円~(食事なし、グループ3コマ、オンラインマンツーマン0.5コマ) |
留学スタイル | 短期英語合宿型 |
Webサイト | https://u-gaku.jp/ |
アチーブイングリッシュキャンプ
地域 | 山梨県河口湖 |
3つの特徴 | ・ニーズに合わせた豊富なプランをご用意 ・1日10時間のみっちり英語漬け ・徹底したEOP(日本語禁止制度) |
費用・プラン例 | 【一般英会話、英検、TOEIC】 3泊4日 1~2人部屋:82,500円(3食付き、グループ8コマ/テスト2コマ) 8人部屋:67,500円(3食付き、グループ8コマ/テスト2コマ)7泊8日 1~2人部屋:165,000円(3食付き、グループ8コマ/テスト2コマ) 8人部屋:13,500円(3食付き、グループ8コマ/テスト2コマ) |
留学スタイル | 短期英語合宿型 |
Webサイト | https://achieve-english-camp.jp |
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は国内留学のメリットデメリットや海外留学との比較について解説していきました。
海外留学ではなく、国内でも英語を向上させることは可能です。いきなり海外留学に挑戦するのも良いですが、少しでも英語力に不安があるのであれば、国内留学で基礎英語を身につけてから渡航すれば、より海外生活を楽しむことできますよね。
ぜひ今年の夏は、国内留学に挑戦してみてください!
もし、国内留学についてのご質問があればお気軽にご連絡くださいませ。