フィリピン留学を考えている人で、どの語学学校にするべきか悩んでいる方も多いと思います。
フィリピンにはさまざまな語学学校があり、選ぶ項目が複数に渡るので、こちらのページでまとめてご紹介します!
セブリッジでは、フィリピン留学のプロが留学プランのご提案と留学サポートを無料で対応させていただけるので、こちらのページからお問い合わせください!

フィリピン留学で語学学校を選ぶ6つのポイント
フィリピン留学を検討するにあたって、大きく6項目の選ぶポイントがあります。
- 地域
- 学習規定:スパルタ式?ノーマル式?
- 特化コース
- 学校タイプ
- 施設完備・部屋タイプ
- 留学費用
1.フィリピン留学地域
フィリピン留学、留学生がスムーズに受け入れが行われているエリアは、以下の二箇所です。
- セブ島
- バギオ
- クラーク
- バコロド、イロイロ
街の規模感も勿論ですが、雰囲気や気温なども大きく異なっているので。自分自身にあっているエリアを選択すると良いでしょう。
フィリピン留学先として有名な2つの地域、セブとバギオの地域の特徴や違いをご紹介します!
地域環境の特徴の違い
セブ | 観光地でアクティビティーが多い |
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バギオ | ショッピングモールなどはあるが、アクティビティー量は少なめ |
クラーク | 都会過ぎず田舎すぎない環境 |
バコロド・イロイロ | 地方都市で便利な立地 |
語学学校の周りの環境の特徴の違い
セブ | 市街地で語学学校の周りは繁華街であるケースが多い |
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バギオ | やや田舎で山・自然に囲まれている |
クラーク | 商業施設、アクティビティのバランスが取れている |
バコロド・イロイロ | コンパクトな街でタクシーで15分圏内に全てが揃う |
天気の特徴の違い
セブ クラーク バコロド・イロイロ | 一年中高温・多湿 25〜32度程度 |
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バギオ | やや冷涼 12〜25度程度 |
日本人比率の違い
セブ | フィリピン留学の王道の都市 日本人比率はやや高い |
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バギオ クラーク バコロド・イロイロ | 穴場留学エリア 日本人比率がやや低い |
フライト時間の違い
セブ | 直行便あり 東京からおよそ5時間程度 |
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バギオ | マニラまで直行便あり マニラから車で5時間ほど北上 |
クラーク | 東京から直行便あり |
バコロド・イロイロ | マニラまたはセブ経由便 |
2.語学学校の授業スタイル。スパルタ式orセミスパルタ式?
フィリピン留学の語学学校には「スパルタ式」と「セミスパルタ式」があります。
セミスパルタ式は、一般的な英語学習のようなイメージで食事時間や就寝時間など基礎的な規定ルールの中で英語学習を行います。
スパルタ式は、簡潔に解説すると、勉強合宿・ブートキャンプのような英語学習環境です。
英語力ゼロの人でも詰め込み式授業で、話せるようになる方もいますよ!

フィリピン留学の特徴と行っても過言ではない、レッスン形式の「スパルタ式」と「セミスパルタ式」違いはこちらです。
スパルタ式 | 英語学習する上で強制での自習や、長い学習時間の拘束、外出禁止など様々な規定ルールです。 |
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セミスパルタ式 | 英語学習だけではなく、プライベートの時間もバランスよく確保できるルール。 |
スパルタ式がおすすめの人
スパルタ式は、セミスパルタ式と比較すると厳しい環境・ルール規定の中で学習する必要があります。
そこで、どんな人にスパルタ式が向いているのかをご紹介します。
- 長時間勉強できる体力がある
- 短期集中で詰め込んで学習したい
- 追い込まれた環境で本領発揮ができる
- 今後のワーホリに向けて短期的に英語をあげたい
- 目的が明確で「英語学習のみ」
セミスパルタ式がおすすめの人
セミスパルタ式は、基本的に一般的な学習制度であって、ゆるい学習環境というわけではありません。
ただし、スパルタ式の学習システムに比べて、留学生にとってストレスがかかりにく優しい環境です。
そこで、どんな人がセミスパルタ式が向いているのかをご紹介します。
- 英語学習も遊びも両立させた環境を好む
- 無理のない学習時間内での英語学習したい
- ワーホリ前に海外なれを少し英語学習と同時にしておきたい
- 追い込みはしたくなけど、マンツーマンで自分のペースで学習したい
3.コース・カリキュラムがフィリピン留学目的にマッチしているか?
海外に留学をするにあたって、留学する「目的」は非常に大切なキーワードとなります。
目的を明白にせず留学プランを作ると、留学を失敗してしまう恐れもあるので、留学カウンセラーに相談にしながらどう言った目的であるか一度考えてみると良いでしょう。
大きく分けて、フィリピンの英語コースには、
- ESL(一般英語コース)
- 試験対策コース
- 点数保証コース
留学プランを検討・留学をする上で、一番大切となる事は「留学の目的」です。
留学とはいっても、色々な形があり、目的・目標によって、カリキュラム内容やレッスンスタイルなど、自分に合う・理想の留学プランを作る事によって、留学の失敗を避ける事ができるでしょう。
どういうカリキュラムがある?
フィリピン留学・語学学校によって開校されるカリキュラムに変動はありますが、どういったカリキュラムがあるのかをご紹介します。
ESL 一般英語コース | 英語文法・読解・会話力・聞き取りなどの4技能の基礎を学習します。 |
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ビジネス英語コース | 英語を使用して仕事を行う為の専門的な英語単語・読み書き・ビジネスにおいてのコミュニケーションについて学習します。 |
試験対策コース | IELTS・TOEIC・TOEFLなどの試験を受験予定の方受けに、テスト対策に重視した内容を学習します。 |
点数保証コース | 試験対策だけではなく、決められた期間(およそ12週間)で目標のスコアに達する為の強化学習です。 |
ワーホリ準備英語コース | 2カ国留学でワーホリに行く前に、フィリピンで生活に最低限必要な英語力や、仕事探し・家探しなどに役立つ英語を学習します。 |
親子、ジュニアコース | ご家族や未成年者の単独渡航の場合は、年齢に応じたレッスンを提供します。 |
試験対策授業はある?
試験対策コースは、フィリピンの語学学校の人気のカリキュラムの1つです。
多くの留学生が専門学校・大学への進学の為のIELTSスコアの取得、日本で就職する上でのTOEICのハイスコア取得などを目的に、フィリピンで短期集中で試験対策コースに参加されています。
公式テストセンターに指定されている?
フィリピンの全ての語学学校ではありませんが、IELTSなど試験対策に力を入れており、好成績を残す語学学校の中には、公式指定テストセンターとして登録される語学学校もあります。
スムーズにIELTSなどの試験を受けたいという方には、おすすめです。
点数保証コースがある?
フィリピンの全ての語学学校でありませんが、いくつかの語学学校では、点数保証コースが開校されています。
点数保証コースとは、一定期間の中で目標スコアに達成する為のコースです。
期間内に目標の点数に到達をしない場合は、語学学校側が目標のスコアに達成するまで残りの授業料を負担するという保証制度です。
受講条件があるので要注意
点数保証コースは、誰でも・どんなレベルの方でもコースに参加できる良いう訳ではありません。
学校によって、点数保証コースに参加する為の入学条件は少し異なっていますので、随時留学カウンセラーに相談して確認するようにしましょう。
例えば以下のような条件が設定されているケースがございます;
- これまでに公式テストの受験した経歴がある事
- 12週間以上の修学する事
- 学校が定めるカリキュラム・コースに100%出席する事
- 各目標スコアに対しての、入学時の英語力・最低限の英語力
4.学校タイプ
フィリピンの語学学校のタイプは、主に3種類あります。
- キャンパスタイプ
- ビルタイプ
- リゾートタイプ
どういったタイプがあるのか理解しておく事によって、希望のコースを選択しやすいでしょう。
キャンパスタイプ
フィリピンの語学学校で一番多い形式の学校です。
学校敷地内にクラスルームを含めた学習施設と学生寮が併設されています。
また施設内に、ジムやプールなども完備されている学校もあります。
ビルタイプ
高層ビル内の何階かのスペースを利用して運営している形式の学校です。
この場合学生寮は併設されていない為、別の場所にあります。
リゾートタイプ
フィリピンのリゾート地にキャンパスを構える学校です。
リゾートホテルのような外観や施設完備である事が特徴です。
英語学習するだけではなく、ホリデー/バケーションを両立する為の環境作りを重視しています。
5.施設・部屋タイプ
フィリピンの語学学校の施設完備は、各学校によって多少異なっていますが、ジムやプール、自習スペース、売店などが完備されています。
また、基本的にはキャンパス内に学生寮が併設されている事が主流です。
学生寮の部屋タイプは1〜6人部屋となっています。
学生寮 1人部屋
学生寮1人部屋のメリットは、プライベート空間が保証されているという点です。
フィリピン留学は学習時間が長い事もあり、1日の終わりには体力的にも疲れやすいです。
メリット
他人との時間とプライベート時間と分ける事によって、相手に気を遣うタイミングも最小限となるので、気軽に過ごす事ができます。
寝る時間・自習をした時間など、自分の好きなタイミングで初めて終わる事ができるので圧倒的にストレスレスと言えるでしょう。
デメリット
ただし、部屋をシェアをしない代償として、費用感がやや他の部屋と比べると高いです。
どういう人におすすめ?
四六時中、他人とのスペースを共有する事にストレスを受けやすい方や、トイレなど水回りのシェアが苦手な方には、特に1人部屋がおすすめです。
学生寮 相部屋
フィリピンの語学学校の学生寮の相部屋は、2〜6人部屋があります。
学校によっては最大4人部屋までのところもありますので、随時留学エージェントに確認するようにしましょう。
メリット
2人〜6人部屋と相部屋するオプションがあります。
相部屋する人数が多ければ多いほど、学生寮での滞在費を抑える事ができます。
また、多くの人と部屋を共有する事によって、友達を作りやすいというメリットもあります。
デメリット
ルームメイトは、自分で選択する事ができません。
学校側が事前に部屋割りを行っています、その為もし気が合わない場合は、居心地が少し悪く感じる事があるでしょう。
どういう人におすすめ?
できる限り費用を抑えたいという方や、留学中はできるだけ1人の時間を作るのではなく、コミュニケーション重視をしたい方には、相部屋がおすすめです。
キャンパス外学生寮・ホテル
外部の学生寮は少数派となりますが、一部の学校では外部の学生寮・ホテルなどを利用する学校もあります。
学校のランクとは関係なく、滞在先のグレードをあげる事ができ快適な滞在がする事ができます。
6.費用感は?
1ヶ月間のフィリピン留学費用は、平均して30〜45万円程度と言われています。
学校・希望のカリキュラムによって地域によって費用感は異なっています。
フィリピン留学の1ヶ月間の費用目安を解説します。
※学校によって、支払い項目や料金帯はやや変動します。
エージェント経由 事前支払い項目 | 支払い目安項目 |
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入学金 | 100ドル→14,500円程度 |
授業料 | 990ドル/月→145,500円/月程度 |
学生寮・滞在費(食費込) | *3人部屋の場合790ドル/月→115,600円/月程度 |
語学学校経由 現地支払い項目 | 支払い目安項目 |
ビザ延長申請費 | 1ヶ月間の場合、ビザ必要なし |
SSP申請 | 7,800ペソ⇨21,400円程度 |
SSP-Eカード | 4,500ペソ⇨12,400円程度 |
ACR-Iカード申請 | 8週間以下の滞在の場合必要なし 9週以上の場合:11,000円 |
教材費 | 2,000ペソ→5,660円程度 |
水道代 | 1,000ペソ/月→2,830円程度 |
電気代 | 2,400ペソ/月→6,792円程度 |
管理費 | 2,000ペソ/月→5,660円程度 |
IDカード | 350ペソ→990円程度 |
空港送迎費 | 1200ペソ→3,396円程度 |
その他 | 支払い目安項目 |
海外旅行保険 | 18,000円/月程度 |
航空券費用 | 20,000~60,000円/片道程度 |
娯楽費 | 40,000円~60,000円/月 程度 |
※上記の価格目安:USD150円の為替計算・1ペソを2.83円の為替計算
フィリピンの各語学学校に上記項目の費用目安は大きく変動致します。

授業スタイルは?
フィリピンの語学学校の主な授業スタイルをご紹介します。
通常授業
フィリピンの語学学校での通常授業のイメージとしては、以下のようなスタイルです。
- 1日に5〜8コマのレッスン
- マンツーマンとグループレッスンの混合
- 基本的にはESL(一般英語)コース
マンツーマン授業
フィリピンの語学学校は、基本的にマンツーマン授業です。
他の留学先は、ワーキングホリデーなど現地で生活を行っていく事が目的となっている事から、が力を身につける為に、語学学校ではグループレッスンで英語学習を行っています。
フィリピンは対照的にで、短期集中的で学校寮内での生活という点で、効率を重視したマンツーマンレッスンが主流となっています。
ただし、希望のカリキュラムによって、マンツーマンのみのコースもあれば、マンツーマンとグループレッスンの混合の場合もあります。
ネイティブ授業
米軍基地があった背景から英語圏ネイティブが移住しており、いくつかの語学学校では英語圏のネイティブ講師が在中しておりレッスンを行っています。
特にクラークエリアにある学校もネイティブ講師が多く在籍しています。
語学力向上特化レベルは?
1日の授業コマ数・授業時間は?
フィリピンの語学学校の授業は、基本的に他国の語学学校と比べて一日あたりの学習平均時間は、やや長めです。
選択するコース・カリキュラムによって変動はしますが、1コマ45分〜50分程度で、1日5〜8コマ程度となっています。
弱点に特化した授業はある?
マンツーマンレッスン形式である事から、一人一人に合わせたカリキュラムになっているケースもあれば、講師が生徒の苦手分野をレッスン内でピックアップをし、重点的に練習を行ったり、理解をするまで説明をしてくれるので、弱点に特化したレッスン形式であると言えるでしょう。
また、日本人最も苦手とする「スピーキング力」においては、Power Speakingコースなどしてマンツーマンのコマ数を多く、発言の回数をふたすことができるカリキュラムもあります。
まとめ
フィリピン留学は、他国での留学スタイルと大きく異なる点が多いです。
その為、あらかじめフィリピン留学の特徴を理解しておく事によって、自分にあっている留学先なのか、スタイルなのかを判断する事ができます。
また、フィリピン留学を理解する事によって、より「留学の目的」を定める事ができ、有意義な留学を過ごせる事間違いないでしょう。
- セブとバギオでは気候・地域の雰囲気が異なる
- フィリピンの授業スタイルは、マンツーマン/グループレッスンの混合形式
- 学校によって学習スタイル・施設完備が異なる
- レッスンは、セミスパルタ式・スパルタ式があり、目標によって選択すると良い
- 他国への留学に比べて1日の学習時間が長めで、短期集中的に英語を取得する事ができる
- 基本的に語学学校内に施設が併設されている
- 幅広い英語コースが開講されており、目的によって選択すると良い
- 学生寮は、相部屋人数によって大きく費用が異なる
- フィリピンへの1ヶ月間の留学費用はおよそ30〜45万円 が相場とされている
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