もし、セブ島でスリ、盗難、強盗、置き引きが起きた場合はどうすれば良いか?
異国の地での旅行や滞在にはどうしても、この様な軽犯罪に巻き込まれるケースが多くあります。
その際に手続きが必要になってくるのが、現地の外国人専用の警察署(ポリスステーション)です。
現時点では、セブで発生した全ての手続きは、以下で説明する外国人専用の警察署のみ対応になります。
私の実際の経験を元に、どの様な流れで対処すればいいかをわかりやすくお伝えします。
平日のみしか警察関係の手続きはできませんのでご注意ください。
まず始めにやること
1、携帯キャリアの回線を止める
2、クレジットカード、キャッシュカードの会社に連絡
3、保険会社に連絡
4、ポリスレポートの取得
なぜ、ポリスステーションに行った方が良いか?
正直なところ、日本以外の国なら当たり前ですが、
一度失ったものは2度と帰ってこないと考えた方がいいです。。
ただし海外旅行保険に入っている場合は、携行品損害に該当し、失ったもの、故障したものの時価で計算された保険金が支払われます。
※紛失や置き忘れに関しては、保険対象外となります。
例)
タクシーに財布を忘れた。
レストランにスマホを忘れた。
知らぬ間に物が無くなっていた。
それらに加え、現金、クレジットカード、定期券などは保証対象外となりますのでご注意ください。
まずは紛失、盗難にあった場合は保険会社に連絡をし、保証金額や条件に関して確認してくださいね。
その際に、必要な書類が盗難届け、ポリスレポートという証明書が必要になります。
最短でのポリスレポートのもらい方手順
持ち物
・パスポートのコピー
これを忘れてしまうと何もできません。
・現金
タクシー代含めて1000ペソほどあれば足ります。
手順
1、「CityHall」でポリスレポート申請書類を購入
2、ポリスステーションにて事情を話す
3、近くの行政書士事務所(Law Office)で証明書を購入
4、ポリスステーションに戻り、証明書を渡す
5、翌日以降に、ポリスレポートを受け取りにいく
それでは、順番に手順を説明していきます。
1、「CityHall」でポリスレポート申請書類を購入
まずはCityHallへ。
営業時間:平日 8:00~17:00
※土、日、祝日は閉まっています。
タクシー運転手には「セブ シティーホール」で伝わります。
観光地で有名なマゼランクロスのある場所の目の前です。
館内の中に「City Treasure’s Office」に行きます。わからなければ、スタッフにポリスレポートが欲しいと伝えれば案内してくれます。
次にこちらの機械で整理券番号を貰い待ちます。
入り口を入って右の待合席で待っていると番号が順に呼ばれますので、呼ばれたらカウンターでポリスレポートと伝えれば、書類を45ペソで売ってくれます。
2、ポリスステーションにて事情を話す
次にそのポリスレポート証明書を持ち、Cityhallを出てすぐ近くにある外国人専用のポリスステーションに行きます。
外国人専用ポリスステーション
営業時間:24時間
CityHallからマゼランクロスのある広場に出て左前にあるので、すぐに見つけれると思います。
ちなみに中はこんな感じです。
事情聴衆がありますので、
失くした物の詳細、失くした日付、時間、状況、誰といたか、などを英語で答えれる様に準備しておきましょう。
たまにパトカーに乗って現場検証を行なうこともあるみたいです。
3、近くの行政書士事務所(Law Office)で証明書を購入
次に、ポリスステーションのおっちゃんから「Law Officeに行ってくれ」と言われますので、向かいます。
場所はすぐ近くの徒歩圏内で、付き添いでフィリピン人が案内してくれます。
そこでもまた、証明書の様な書類を買います。値段は200~300ペソです。
4、ポリスステーションに戻り、書類を渡す
LawOfficeで書類を購入したら、またポリスステーションに戻り書類を渡します。
これで、レポートを作成するからまた後日来てくれと言われます。
ただし、このままだと書類をもらうのが遅くなるので、「あと数日後には帰国するから早くしてくれ!」と伝えると早くもらうことができます。
今の所、付き添いも含めると5回ほどお世話になっていますが、全て翌日には作成してくれていました。
いつまでに完成出来るのかはしつこく聞いた方がいいです。
ただ、知り合いの場合は1週間ほどかかったとのこと。
5、翌日以降に、ポリスレポートを受け取りにいく
これでようやくポリスレポートがもらえます。
必ず、日付、名前、住所、状況、紛失物があっているか確認しましょう!