留学先でインターンシップはできる?メリット・デメリットやおすすめの国をご紹介

どうせ留学をするなら、企業の業務に関わってみたい。このようにお考えの方には、インターンシップ留学がおすすめです。

こちらの記事では、インターンシップ留学とは何か、ボランティア留学との違い、インターンシップのメリット・デメリット、インターンシップ留学におすすめの国についてご紹介しています。

目次

インターンシップ留学とは

インターンシップ制度は、企業の現場で実務を経験できる制度です。主に学生を対象としており、社会人としての仕事を開始する前にさまざまな経験ができます。

また、いくつかの企業でインターンシップを経験することで、それぞれの業界の雰囲気や企業理念に触れることができるというメリットもあります。

ボランティア留学との違い

インターンシップ留学は、企業内の業務に携わります。対してボランティア留学は、企業ではなく、現地のNPOやNGO、公的なチャリティー団体などで、福祉活動や人々との交流をするという違いがあります。

また、報酬が支払われるインターンシップ留学の場合は、特定活動ビザ、文化活動ビザ、短期滞在ビザのいずれかがが必要です。一方で報酬が支払われないボランティア留学の場合では、インターンシップ留学と同様のビザは必要ありません。

ただし、ボランティア留学でも報酬が支払われるケースがあります。その場合は、あらかじめ就労ビザを取得しておく必要があり、就労ビザなしで報酬を得ると不法就労になるため注意しましょう。

インターンシップ留学のメリット

ここでは、インターンシップ留学のメリットを3つ紹介していきます。

1. 語学力の向上を目指せる

インターンシップ留学は、すべて現地の共用語でのやり取りになるため、否応なく語学力の向上を目指せます。

また、現場においては、その業界における専門用語を使用するシーンが出てくることもあります。そのため、一般的な語学留学では知り得ない専門用語を学習する機会も得られるでしょう。

2. 国際的な人脈を形成できる

インターンシップ留学では、企業の現場で国際色豊かな人々と関りを持つため、国際的な人脈を形成できるというメリットがあります。その人脈を活かせば、就職先の窓口が広がる可能性もあるでしょう。

また、日本国内にある外資系企業とインターンシップ留学先の企業がつながっていた場合は、帰国後に関連会社に就職できるチャンスも広がるでしょう。

3. キャリアの幅が広がる

インターンシップ留学では、留学期間にもよりますが、複数の企業と関りを持つことができます。そして、その分キャリアの幅が広がるはずです。

帰国後からキャリアを積むとなると、多大な時間や労力を費やすことになります。しかし、留学期間中にキャリアを積むことができれば、キャリアに関する不安はかなり軽減されるでしょう。

インターンシップ留学のデメリット

インターシップ留学には素晴らしいメリットがありますが、その一方で知っておきたいデメリットもあります。

1. 留学費用を確保しなければいけない

インターンシップ留学では、基本的に長期求人が多いため、最低でも3ヶ月間程度の留学費用を確保しておく必要があります。

中には1ヶ月程度の短期求人もありますが、その場合は簡単な事務作業を求められることが多いです。

つまり、キャリアを積む目的でインターシップ留学をするのであれば、ある程度まとまった費用を用意した上で、長期的に取り組むことが望ましいでしょう。

2. 異文化や言語に対応する必要がある

インターンシップ留学では、一般的な語学留学よりも高い語学スキルが求められます。

また、長期留学となると、言語だけでなく異文化に対応しなければならない期間も長くなり、ストレスを感じる可能性も高まります。

そのような理由から、インターンシップ留学をする前には、留学先の文化についてある程度の知識を得ておいた方が良いでしょう。

3. インターン先の質にばらつきがある

インターンシップ留学では、必ずしもご自身が希望する業種や職種で働けるとは限りません。

なぜなら、インターン先は変動的で、その時々で企業の質にばらつきがあるからです。

そして、タイミング次第では、思うような企業が見つからないことも珍しくありません。

そのため、あらかじめ留学エージェントなどに相談をして、情報得ておくのがおすすめです。

インターンシップ留学におすすめの国

企業で業務を体験することが目的のインターンシップ留学では、先進国を留学先として選ぶのが一般的です。というのも、先進国には数多くの企業が点在しており、インターンシップ留学生の受け入れ先企業も数多く存在しているからです。

それでは、インターンシップ留学におすすめの国についてご紹介しましょう。

1. アメリカ

アメリカはビジネス先進国で、インターンの機会が豊富に用意されています。

日本国内でも有名な企業の中には、アメリカで誕生している企業も多いです。そのため、最先端の技術や知識を学びたい方には、アメリカでのインターンが適しているでしょう。

また、アメリカで使用されるのは、日本人にとって馴染み深い「アメリカ英語」です。言語に対するストレスを感じる可能性が低いというのも、おすすめポイントとして挙げられます。

2. イギリス

イギリスには多国籍企業が多く、それらの企業でインターンをすることで、実践的な英語を学べます。

また、イギリスでは本場の英語を学べるほか、日本人留学生が思いのほか少なく、日常生活でも英語での対応となることがほとんどです。そのため、英語が上達するのも早いでしょう。

3. シンガポール

シンガポールは、アジア諸国の中でもビジネス環境が発展しており、国際化が進んでいます。また、シンガポールは日本人在住者が多く、日本語での対応を求められるシーンも多いです。

そのような理由から、日本人留学生にとっては、インターンとして実務を積める企業を見つけやすいでしょう。

加えて、シンガポールは民族国家であるため、数多くの異文化に触れられるというメリットもあります。

まとめ

今回は、インターンシップ留学とは何か、ボランティア留学との違い、インターンシップのメリット・デメリット、インターンシップ留学におすすめの国についてご紹介してきました。

ある程度の語学力があり、海外の企業で実務経験を積んでみたいとお考えの方におすすめしたいのがインターンシップ留学です。

インターンシップ留学では、実践的な英語を学べるほか、国際的な人脈を形成できるメリットがありますが、その一方でまとまった費用を用意しなければなりません。

インターンシップ留学をお考えなら、メリット・デメリットをよく照らし合わせた上で、検討を進めてみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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