ダバオ留学のメリットは?気になる治安や特徴と合わせて解説!

フィリピンの第3の都市として知られるダバオ。フィリピンの中でも生活環境が良く、留学先としてもおすすめされています。

留学先としてダバオを検討している人には、「ダバオってどんな場所」「留学先として問題ない?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、ダバオの治安や気候、留学先としてのメリット・デメリットをご紹介します。

フィリピンやダバオへの留学を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ダバオ都市の特徴

ダバオは、フィリピン南部に位置するミンダナオ島にあります。マニラおよびセブに次ぐ、フィリピンで3番目に大きな都市です。ダバオはフィリピンで最も安全な街という点が特徴で、治安がとても安定しています。

さらに、フィリピンの第3の都市でありながら、マニラやセブのような混雑は見られず、大自然が広がっています。美しいビーチやダイビングスポットが各所にあり、果物の栽培が盛んです。

ダバオの治安

ダバオはフィリピンの中でも安全な街とされています。これは、元大統領ロドリゴ・ドゥテルテが治安改善に尽力したためです。実際に、以下の施策を実施して治安改善を図ってきました。

  • 禁煙区域の設定
  • 麻薬の取締りを強化する
  • タクシーのぼったくりを禁止し、メーターの利用を強制する

フィリピンではタクシーのぼったくりに遭うことは珍しくありませんが、ダバオの住民は「タクシーの運転手は誠実だ」と口を揃えて言っており、誠実な人が多いです。また、外務省の海外安全情報では、ダバオへの渡航・滞在に関する注意勧告は出されていません。ダバオ市を含むミンダナオ島東部では、長期にわたり治安が保たれています。

ダバオの気候

ダバオは一年中温暖な気候が続きます。気温が20℃を下回ることはほとんどなく、乾季と雨季が明確に区別されます。

乾季は12月から5月までで、気温は多くの日で30℃前後に推移します。5月ごろには一年で最も気温が上がり、35℃を超える日もあります。半袖と半ズボンで過ごすことができますが、朝晩は気温が下がることもあるため、薄手の羽織ものを持っていくことをお勧めします。

雨季は6月から11月までで、平均最高気温は30℃まで上がります。日本の雨とは異なり、一時的に強く降るスコールが特徴的なので雨具を持参することをお勧めします。服装は半袖と半ズボンで過ごせますが、室内では冷房が効いていることがあるので、羽織ものを持っておくと良いでしょう。

ダバオ留学のメリット

ダバオ留学のメリットは以下の通りです。

  • ゴルフなどアクティビティを楽しめる
  • 小規模制の学校が多くアットホームな環境で学べる
  • 他の都市に比べて物価が安い

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

ゴルフなどアクティビティを楽しめる

ダバオには標高約3,000メートルのフィリピン最高峰野山であるアポ山があります。アポ山ではスカイアクティビティやゴルフなどのアクティビティを楽しめます。また、フェリーに15分ほど乗ればサマル島というビーチリゾートに行くことも可能です。

留学期間中のリフレッシュとして、観光を楽しめる点がメリットです。

小規模制の学校が多くアットホームな環境で学べる

2つ目のメリットは小規模性の学校が多い点です。ダバオはセブなどの有名留学先に比べると留学者や語学学校も少ないです。ですが、裏を返せば小規模の学校が多く、少人数やマンツーマンレッスンが主流です。

先生も生徒も少なければその文親身になって面倒を見てくれるので、サポートを求めている方にはおすすめです。

他の都市に比べて物価が安い

ダバオは同じフィリピンのマニラやセブよりも物価が安いです。ダバオでは、外食の料金は300円前後、ジプニー(乗合タクシー)は15〜20円ほどで利用することができます。

物価が安ければ、同じ期間留学してもより安い費用で済みますし、使える費用が決まっていればより長い期間留学できます。少しでもコストパフォーマンスを上げたい人にはダバオ留学はおすすめです。

ダバオ留学のデメリット

ダバオ留学のデメリットは以下の通りです。

  • 語学学校の選択肢が少ない
  • お酒・タバコに関するルールが厳しい
  • 場所によって治安が悪い

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

語学学校の選択肢が少ない

ダバオは、セブなどの都市に比べると語学学校が少ないです。語学学校自体が少ないので希望の学校が見つからない場合があります。また、日本資本の学校がないので日本語に対応できる講師も少ないです。

お酒・タバコに関するルールが厳しい

ダバオでは、お酒とタバコに関するルールが厳しいです。深夜1時から朝8時までのお酒の販売が禁止されており、道路や公園などの公共の場での飲食も禁止されています。タバコはさらに厳しく規制されていて、路上喫煙が全ての時間で禁止されています。まずたばこを売っているお店もほとんどありません。

語学学校でも、学内での飲酒と喫煙を禁止しているところが多いので、飲酒や喫煙をする人にとっては辛い環境かもしれません。

場所によって治安が悪い

ダバオはフィリピン内でも治安の良い治安の良い地域ですが、事件のリスクがゼロというわけではありません。例えば、2016年にはダバオがあるミンダナオ島でテロ行為による爆破事件が起きています。この事件では多くの死傷者が出てしまいニュースでも大きく取り上げられました。この事件により規制はさらに厳しくなりましたが、再発の可能性もゼロではないため不安を感じる方もいるでしょう。

人が密集している場所に行くことを避けたり、夜間の行動を控えるなどして個別に対策を行いましょう。

ダバオ留学がおすすめな人

ダバオ留学のメリット・デメリットについて紹介しましたが、以下に当てはまる人はダバオ留学がマッチする可能性が高いです。自分の性格や目的と照らし合わせてみましょう。

自然豊かな環境でマイペースに学習したい人

ダバオは、小規模な語学学校が多く自然豊かな環境です。アクティビティも充実しているため、マイペースに学習したい人におすすめです。

留学費用を極力抑えたい人

ダバオは、セブやマニラに比べて物価が安いです。フィリピンというだけで日本よりも物価は安いのですが、さらに生活費を抑えることができます。留学費用を少しでも抑えたいという方にはおすすめです。

ダバオで留学先を選ぶ際のポイント

ダバオで留学先を選ぶ際のポイントは、日本人が少なく、近場でアクティビティなども楽しめる学校を選ぶことです。日本人が多いと日本語に頼ってしまい英語力を上げるチャンスを減らしてしまいます。勉強で行き詰った時や、気分を変えたい時は、近くにビーチやアクティビティなどを楽しめる場所があるのでリフレッシュしながら英語を学ぶことができます。

まとめ

本記事では、フィリピンの都市ダバオの特徴と、留学先としてのメリット・デメリットについて紹介しました。ダバオは、フィリピンで3番目に大きな都市でありながら治安もよく物価も安い、自然も豊かということで安心して楽しみながら語学留学ができる場所です。語学学校の数は少ないことがデメリットですが、その中から希望の学校が見つけられれば充実した留学生活を送れるでしょう。

本記事を通してダバオに興味を持った人は、ぜひ留学先としてダバオを選択肢に入れてみてください。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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