留学前に英会話はやるべき?必要性・やるべき事前準備をご紹介

「英語力なら留学先で身に付くから大丈夫」とお考えの方は多いのではないでしょうか。確かにそれも一理ありますが、実は、留学前には英会話の基本程度の学習をしておくことが望ましいです。

それでは早速、留学前に英会話をやるべき理由や留学と英会話の違い、留学前にやるべき事前準備についてご紹介していきましょう。

目次

留学前に英会話はやっておくべき

基礎的な英会話力がすでに身に付いている方と、これまでに英語に触れる機会がまったくなかった方がいるとします。両者が同じ条件で留学をした場合、早い段階で英会話習得を見込めるのは前者です。なぜなら、両者がスタート地点に立った段階で、すでに実力に差が生じているからです。

単語や熟語をある程度理解しており、英会話にも多少慣れている状態であれば、現地に到着したときからスムーズにコミュニケーションを取れるでしょう。

一方でまったく英会話に慣れていない場合は、単語や熟語から学習を開始しなければならず、円滑にコミュニケーションが取れるようになるまで時間がかかります。

つまり、英会話は留学前からやっておくことが望ましいです。

留学と英会話の違い

では、留学と英会話にはどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、3つの違いを紹介していきます。

1. 学習にかかる費用

英会話スクールでかかる費用は、主に授業料と教材費、スクールに通う際の交通費です。一方留学には、パスポート取得費用や渡航費用、語学学校の入学金や授業料、教材費、生活費など、さまざまな費用がかかります。

つまり、同じ期間学ぶ場合は、英会話よりも留学の方が費用が高額になります。

2. 英語に触れる時間

英会話は、スクールに通うしてもオンラインで授業を受けるにしても、限られた時間の範囲内での英会話となります。一方留学は、語学学校の授業だけでなく、クラスメイトや講師との日常会話、街中での会話など、至るところで英語を使用する場面があります。

つまり、日本国内で学ぶ英会話よりも留学の方が、英語に触れる時間が圧倒的に長く、より短期間で英語力を身に付けられるでしょう。

また、日本で学ぶ英会話では、主によく使われる単語や熟語、言い回しを学習します。対して留学先では、ネイティブとの会話から活きた英語を学びやすいです。

3. 英語の習得期間

留学は、否応なく英語を使用する生活です。対して英会話スクールは、スクールを出れば英語に触れる機会がほとんどなくなるでしょう。そのため、短時間で日本語脳に戻ってしまう可能性があります。

つまり、英語を日常的に使用する留学では英語脳が続くため、英語を習得するまでの期間が短いでしょう。

留学を通して身につく英会話力

こちらの章では、英語力や英会話力がほとんどない方を想定して、身につく英語力を紹介していきます。

1ヶ月間

1ヶ月間の短期留学では、英語の学習方法が身に付き、かつ日常的な英会話にも慣れ始めるでしょう。

しかし、それは一般的な語学学校の場合であり、フィリピンで有名なマンツーマン制度を取り入れている語学学校ではこの限りではありません。

1ヶ月間程度の短期留学で英会話力を身に付けたいのであれば、マンツーマン制度を取り入れた語学学校を選ぶと良いでしょう。

3ヶ月間〜半年

3ヶ月間~半年の留学では、日常的な英会話に慣れて、リスニング力にも自信が持てるようになるでしょう。このレベルになれば、TOEICのリスニングテストでも得点が期待できるはずです。

また、ビジネス用語に対する理解も深まる時期のため、英会話を就活や転職に役立てたい方には3ヶ月間~半年の留学がおすすめです。

1年以上

1年以上の留学であれば、日常会話の英語に慣れて、スムーズにコミュニケーションが取れるようになっているはずです。

ただし、長期留学の場合、留学先の環境によって英会話の習熟度が大きく異なります。たとえば、日本人移住者や日本人留学生が多いエリアでは、日本語を使用する機会が多く、英会話上達の障害になる可能性が考えられます。

1年以上の留学では費用もかなりかかるため、効率的に英会話力を身に付けたいのであれば、日本人移住者や日本人留学生が少ないエリアを選ぶのがおすすめです。

留学前にやるべき事前準備

ここでは、留学前にやるべき準備について紹介していきます。

1. 単語や文法など基礎力を付ける

留学前には、単語や文法など、基本的な英語力を身に付けておいてください。それにより、留学先で効率良く英語学習に取り組めるでしょう。

2. 基礎的な英会話力を磨く

基礎的な英会話力を磨いておくことも、留学前の準備として必要です。特に日本語が通じないエリアへの留学では、ある程度の英会話力が必須になります。自己紹介をはじめ、簡単な言い回し程度に対応できるレベルの英会話力を身に付けておくのがおすすめです。

3. 留学先の文化や習慣を学ぶ

日本と海外では、文化や生活習慣が異なります。それらを知らずに留学してしまうと、ストレスを感じたり、トラブルが生じたりする恐れがあります。

特に、食文化や防犯意識などは国によってさまざまであるため、留学先の文化や習慣を学んでおくことはとても重要です。

4. 留学の目標を明確にする

留学の際には、留学の目的を明確にしておきましょう。目的が明確になると、留学期間や留学先もスムーズに決められます。たとえば、インターシップ留学とワーキングホリデー留学では、そもそも留学のスタイルや目的が異なります。

留学を成功させたいのであれば、何のために留学をするのか、その目的を明確にしてから計画を立てましょう。

5. 留学費用を確保する

留学には、短期・長期に関わらず留学費用が発生します。留学費用は、留学先や留学期間に大きく異なるため、事前に費用の相場を把握して、確保することが大切です。

まとめ

今回は、留学前に英会話をやるべき理由や留学と英会話の違い、留学前にやるべき事前準備について紹介しました。

留学前に英語の基礎知識や基本的な英会話力を身に付けておくことで、現地到着後の英会話上達スピードが向上します。そのため、事前準備として英語を学んでおくのがおすすめです。

留学の目的や期間が決まったら、まずは英語学習を開始して、留学準備を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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