学生から社会人まで、幅広い世代に注目されている語学留学。
「語学留学の費用ってどれぐらい?」
「興味はあるけど高いイメージがある…」
「できることなら安くお得に留学したい」
語学留学に興味を持っている人の中には、このような疑問や悩みを持つ人もいるのではないでしょうか?
実際に、語学留学をするとなると、ある程度のまとまった留学費用が必要になることがほとんどです。
一方で、正しい事前知識を持っていれば、不当に高い留学費用を払うことを防いだり、通常よりもお得に留学できるケースもあります。
そこで本記事では、語学留学にかかる費用の相場と、留学費用を今よりも安く抑える方法をご紹介します。
語学留学にかかる費用を知りたい人、安くしたい人はぜひ最後までご覧ください。
語学留学の費用の前提条件
語学留学にかかる費用は、大前提として留学先や留学の目的、現地でのプランによって大きく変動します。
例えば、同じ語学留学でも1ヶ月と1年間では費用に数倍の差がありますし、同じ留学期間でも、物価の安いフィリピンとアメリカでは費用は大きく変わります。
また、期間と留学先が同じでも、申し込みをする語学学校のプランによって、授業料は大きく異なります。
まとめると、語学留学の費用には以下の変動要因があるということです。
- 留学期間
- 留学先の国や地域
- 語学学校のプラン
- その他要因(航空券や観光費用など)
この記事を読んでいる人の多くは、留学費用に制限があり、なるべくお得に留学したいと考えているかと思います。
実際に留学の計画を立てる際は、これらの要素をそれぞれ検討して予算を組んでいきましょう。
英語圏への語学留学にかかる費用の平均
日本人が語学留学をする場合、人気の留学先はアメリカやイギリスなどの英語圏の国です。
そこで、英語圏への留学を代表例として、語学留学費用の相場を期間別に見ていきましょう。
(最近は円安の動きも強まっているため、以下で紹介する費用からさらに上がる可能性もあります。)
1ヶ月の場合
1ヶ月の場合は、約35〜75万円の費用がかかります。内訳は以下の通りです。
項目 | 費用 |
授業料 | 約10~20万円 |
居住費 | 約10~15万円 |
生活費 | 約5~15万円 |
往復航空券代 | 約10~25万円 |
1ヶ月の場合の留学費用を抑えるポイントは、往復航空券代をできるだけ安くすることです。航空券が安い時期を選んだり、前もって航空券を確保しておくと、往復航空券代を抑えられます。
3ヶ月の場合
3ヶ月の場合は、約75〜135万円です。内訳は以下の通りです。
項目 | 費用 |
授業料 | 約25~50万円 |
居住費 | 約25~35万円 |
生活費 | 約15~25万円 |
往復航空券代 | 約10~25万円 |
留学期間が長くなると、1ヶ月あたりの授業料が安くなりコストパフォーマンスが高くなる語学学校が多いです。
一方で、意外とかかってしまうのが生活費です。物価が高い国は生活費が高くなってしまうので、注意が必要です。
半年の場合
半年の場合は、約140〜250万円の費用がかかります。内訳は以下の通りです。
項目 | 費用 |
授業料 | 約50~100万円 |
居住費 | 約50~70万円 |
生活費 | 約30~50万円 |
往復航空券代 | 約10~25万円 |
英語圏の国々の中でも、特にアメリカの授業料や居住費、生活費は高いとされています。国によって留学費用を見てみると、半年間の留学費用は、オーストラリアは約140万円、アメリカは約250万円という相場となっています。
1年の場合
1年の場合は、約270〜470万円の費用がかかります。内訳は以下の通りです。
項目 | 費用 |
授業料 | 約100~200万円 |
居住費 | 約100~140万円 |
生活費 | 約60~100万円 |
往復航空券代 | 約10~25万円 |
1年間の留学を考える場合、約270〜470万円の金額を用意しておくとよいでしょう。必要な費用を事前にしっかりと把握し、適切なタイミングで語学留学を実現できるように準備をしていきましょう。
語学留学の費用を安くする11の方法
語学留学の費用を安くするためには、いくつかの方法があります。語学留学の費用を安くする方法は以下の通りです。
- 航空券や宿泊先を自分で手配する
- 物価が安い国に留学する
- 学校の立地を郊外にする
- 語学の基礎を固めてから、短期留学に行く
- オフシーズンに留学する
- 滞在方法を工夫する
- 現地の食費を抑える
- 奨学金や助成金の活用する
- 語学学校の割引キャンペーンを上手に活用する
- ワーホリなどを利用してアルバイトで稼ぐ
- 無料の留学エージェントを活用する
1. 航空券や宿泊先を自分で手配する
航空券や宿泊先を自分で手配して、留学エージェントへの手数料を抑えることが可能です。自分で航空券や宿泊先を手配するのは手間がかかりますが、その分費用を抑えられるケースがあります。
航空券に関しては、早めに手配をすることで安く抑えられます。留学期間が早めに決まった場合は、事前に航空券を確保しておくのもいいかもしれません。
ただし、格安航空券を購入した場合は変更やキャンセルの手数料が高額になったり、対応が難しくなったりすることがあります。
初めての留学で海外渡航に慣れていない人は、エージェントに任せるのが良いでしょう。
2. 物価が安い国に留学する
授業料や生活費は、その国の物価によって大きく変動します。例えば、欧米の人気都市は物価が高い傾向にあります。
一方で、物価が安い国を選ぶことで、大幅に留学費用を抑えられるのです。物価が安い国で人気の留学先としては、フィリピンやフィジーなどが挙げられます。学費も欧米の3分の1から半額程度で済むため、総費用を大きく削減できます。
留学費用を可能な限り抑えたい場合は、物価が安い国を選ぶといいでしょう。
3. 学校の立地を郊外にする
どの国に留学するにしても、都市部は家賃や物価が高くなりがちです。一方、郊外の学校を選択すれば、同じ国でも費用を大幅に抑えることができます。
また、都市部の学校に通う場合でも、滞在先を郊外に設定することで費用を抑えることが可能です。ただし通学時間は多少なりとも長くなるため、そういった点も考慮して滞在先を検討しましょう。
4. 語学の基礎を固めてから、短期留学に行く
留学費用を抑えたいなら、留学期間を短くするのが最も手っ取り早い方法です。短期間でも効果的に成果を出すためには、出発前に語学の基礎をしっかりと身につけ、留学先では主にスピーキングに集中するのが良いでしょう。
さらに、語学のレベルをある程度高めてから留学する場合、より高度な授業を受けられる可能性があります。高い語学レベルのクラスメートとの学びは、アウトプットの機会を最大化できるのです。
5. 滞在方法を工夫する
語学留学の費用を抑えるためには、滞在方法を工夫するのも1つの方法です。
一般的に、ホームステイよりも寮の方が家賃が安くなります。また、ホームステイは食事が付いてくるため、食費を抑えられますが、寮の場合は食費を自分で用意する必要があります。
そこで、食費を抑えたい場合はホームステイを、家賃を抑えたい場合は寮を選ぶとよいでしょう。また最初の1〜2ヶ月はホームステイで現地の生活に慣れ、その後はより安価なシェアハウスやアパートに移るという滞在方法もあります。
他にもシェアハウスは、家賃を他の人と分担するため、さらに費用を抑えられます。民泊は、短期間の滞在に適しており、費用も比較的安いです。
自分の目的や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。
7. 現地の食費を抑える
食費は意外と大きな出費になります。外食中心の生活だとあっという間に予算をオーバーしてしまうかもしれません。食費を抑えたい場合は、なるべく自炊を心がけましょう。
とはいえ、せっかくの留学なので、現地の食文化や美味しい料理を楽しむことも大切です。平日は自炊を基本としながら、週末や特別な機会に外食を楽しむというメリハリをつけた生活がおすすめです。
8. 奨学金や助成金の活用する
語学留学をサポートする奨学金や助成金を利用することで、費用を抑えられます。
政府や自治体、民間団体などから、さまざまな奨学金や助成金が提供されています。
奨学金や助成金の利用を検討する際には、以下の点を注意しましょう。
- 奨学金や助成金の条件をよく確認する
- 申請期限を守る
- 書類の提出を忘れない
奨学金や助成金は毎年募集されるため、定期的に情報をチェックしておくことをおすすめします。
9. 語学学校の割引キャンペーンを上手に活用する
語学学校は定期的にキャンペーンを実施しており、早期申込割引や長期留学割引などを組み合わせることで、授業料を抑えられます。
入学金免除や教材費無料などの特典付きキャンペーンもあります。学校のウェブサイトやSNSをこまめにチェックし、最もお得な時期を狙って申し込みましょう。
10. ワーホリなどを利用してアルバイトで稼ぐ
オーストラリアやニュージーランドなど、学生ビザでアルバイトが許可される国では、現地で働きながら生活費を賄うことができます。
ホテルやレストラン、観光施設などで働けば、語学力の向上にもつながります。ただし、学業に支障が出ない程度の勤務時間にし、必要な許可証は必ず取得しましょう。
11. 無料の留学エージェントを活用する
留学エージェントには、手数料が無料のところと有料のところがあり、費用を抑えるのであれば、無料の留学エージェントを利用するのがおすすめです。
無料と有料の違いはほぼなく、留学に必要な学校手配、ビザ申請、航空券手配、保険案内などの基本的なサポート内容は同じです。有料だからといって特別なサービスが受けられるわけではありません。
そのため、提携している学校の数や質、カウンセラーとの相性などで複数のエージェントサービス内容や費用を比較検討することが大切です。

費用を抑えて語学留学をするならこの5国!
高い費用を払って留学をするにしても、抑えられるのであればなるべく少ない費用で留学したいですよね?そこでここからは比較的安価に留学できるおすすめの留学先を5つご紹介します!
1. フィリピン
フィリピンは、東南アジアで一番人気の留学先です。3ヶ月の留学であれば、約60〜90万円で渡航できます。(英語圏の国の相場は、約75〜135万円)フィリピンは留学費用が比較的安く、日本からの距離も近いため、気軽に留学に行けるでしょう。
加えて、フィリピンは温暖な気候が人気です。フィリピンの中でもセブ島を選べば、リゾート地のためアクティビティを楽しめます。英語に関しては、マンツーマンレッスンが主流で、集中して取り組める環境が用意されています。

2. マルタ
マルタはヨーロッパの国で、ヨーロッパの中でも留学費用が低いことで知られています。3ヶ月の留学費用の相場は約70〜120万円となっています。日本からの距離が遠いため航空券の価格は高めですが、授業料や生活費はリーズナブルに抑えられます。
マルタの魅力としては、ヨーロッパ特有の街並みを満喫できることが挙げられます。ヨーロッパの文化や芸術に興味がある方には特におすすめです。また、日本からの留学生は比較的少ないため、欧州の学生との異文化交流の機会も豊富です。
3. フィジー
フィジーはオセアニアに位置する国です。3ヶ月の留学の場合、約60〜90万円の費用がかかります。物価が手頃なため、授業料や生活費をリーズナブルに抑えることが可能です。
フィジーは観光地としても知られており、マリンスポーツなどを楽しめます。英語については、初心者でも聞き取りやすいと多くの留学生から評価されています。温暖な気候の中で、リラックスしながら英語を学ぶには最適な留学先と言えるでしょう。
4. マレーシア
マレーシアは、東南アジアの中でも特に多文化な環境で英語学習ができる国として注目を集めています。3ヶ月の留学費用の相場は約50〜80万円で、アジアの物価水準を活かして、欧米諸国の半分以下の費用で留学が可能です。
英語教育の質が高く、多くの欧米の大学が分校を設置しているため、本校と同等の教育を現地価格で受けることができます。
5. オーストラリア
オーストラリアは、ワーキングホリデーと組み合わせることで費用を抑えられる留学先として人気です。3ヶ月の留学費用の相場は約90〜130万円ですが、学生ビザやワーホリビザで現地でのアルバイトが可能なため、実質的な費用負担を軽減できます。
英語教育の質が高く、アジアからの留学生も多いため、初心者でも学びやすい環境が整っています。特にシドニーやメルボルンといった大都市以外の地方都市を選ぶことで、家賃や生活費を大幅に抑えることができます。
まとめ
本記事では、期間別の語学留学の費用とおすすめの留学先、さらに留学費用を抑える方法についてご紹介しました。
これらの方法を知っているかどうかで、留学の費用に数十万円の違いが生まれてきます。現在留学を検討している方は、ぜひこの記事を参考にして工夫することで少しでも費用を抑えてみてください!