留学すると就活に間に合わない?出遅れた際に取るべき行動を徹底解説

大学3年生や4年生で大学生活が落ち着き、留学をする学生は多いです。しかし、留学すると就活に間に合わなくなる懸念があり、躊躇している人もいるのではないでしょうか?

この記事では、一般的な就活スケジュールや留学先でやるべきこと、帰国後にやるべきことを紹介していきます。

就活と留学を並行する方法を知り、どちらも成功させましょう。

目次

留学すると就活に間に合わなくなる?

留学する時期によっては、就活と重複する可能性があります。しかし、就活のスケジュールをしっかりと把握して、留学先でも準備をしておけば、就活に間に合わなくなることはありません。

大学生が就活を開始するタイミングは、一般的に3年生の5〜6月頃です。この時期から説明会やインターンなどが始まります。そして、多くの学生はそれまでに自己分析や企業分析を進めます。

そのため、自己分析などの事前の準備を済ませておき、留学先からも参加できる説明会などで情報を収集すれば、大学3年生の半分ほどは留学できるでしょう。

一般的な就活スケジュール

一般的な就活スケジュールは下記の通りです。

  • 自己分析・業界分析
  • OB・OG訪問
  • インターン参加
  • ES作成・面接対策
  • インターン参加
  • 説明会参加
  • 本選考エントリー

それぞれ具体的に説明していきます。

1. 自己分析・業界研究

大学3年生の春頃から、まずは自己分析や業界分析を始めましょう。自己分析とは、自分は何が得意なのか、アピールポイントは何なのかを深掘りして考える作業です。その上で、どのような業界があるのか、どの業界に興味があるのかを調べます。これらの作業により、就活の方向性を決めていきます。

2. OB・OG訪問

次に、OB・OGを行います。興味のある業界や企業が明確になったら、実際に企業で働いている先輩に話を聞いてみましょう。インターネットや説明会などに参加してある程度業界や企業のことは理解できますが、実際に働いている人に聞いてみるのが一番です。話を聞くことで、社会人として働くイメージを湧かせたり、先輩が働いている企業の雰囲気を知れたりします。

3. インターン参加

大学3年生の夏休みに多くの企業ではインターンシップを実施します。インターンシップに参加することで、企業で働く人の話を聞けたり、就活仲間ができたりします。そのため、興味のある業界や企業のインターンシップには、積極的に参加すると良いでしょう。

また、近年はインターンシップに参加した学生のみの選考ルートを用意している企業も多いようです。

4. ES作成・面接対策

インターンシップに参加した後は、本選考に向けてES作成や面接対策を行います。ESは選考を左右する貴重な書類のため、しっかりと時間をかけて作成しましょう。ESには、自己PRや志望動機を記載するのが一般的です。自己分析した内容を元に、わかりやすく書くことを心がけましょう。

また、面接対策は、友人同士や就活エージェントを利用して練習する方法があります。

5. インターン参加

インターンシップは夏季だけではなく、10~12月の冬季にも行われます。中には秋のみインターンシップを行う企業もあるため、興味のある企業があれば参加すると良いです。

6. 説明会参加

本選考の前には、各企業が説明会を実施します。そのため、志望度の高い企業の説明会には積極的に参加して、企業に関する情報を得るのがおすすめです。

また、合同説明会には、複数の企業が集結します。これまで興味のなかった業界や企業に触れられる最後の機会のため、参加して損はないでしょう。

7. 本選考エントリー

これまでのステップを経て、最後はいよいよ本選考のエントリーです。志望する企業に複数応募して、選考に備えます。本選考までは、面接の練習などをして、本番を迎えましょう。

留学先でやるべきこと

留学先で就活の準備をすることで、就活を効率的に進められます。ここでは、留学先でやるべきことを4つ紹介していきます。

1. 自己分析

留学先では、まずは自己分析を行いましょう。自己分析をせずにいきなり帰国して就活を始めると、何から手をつけて良いかわからず、就活に間に合わなくなる可能性があります。このような事態を回避するために、自己分析は留学中に済ませておくのがおすすめです。

2. 業界研究

自己分析と合わせて、業界研究も留学中に行うと良いです。興味のある企業がどのような事業をしているのかを調べて、自己分析の内容と照らし合わせます。留学中は日本とは異なる環境のため、日本では興味を持たないような企業にも興味関心を持てるかもしれません。

3. OB・OG訪問

OB・OG訪問も可能であれば進めておくべきです。気になる企業で働いているOB・OGに連絡して、オンラインでのOB・OG訪問が可能か確認しましょう。また、留学先で社会人との出会いがあれば、OB・OG訪問を依頼してみるのも良いです。

4. 海外の就活イベントに参加

日系企業は海外でも積極的に就活イベントを行っています。そのため、それらのイベントに参加するのもおすすめです。もちろん、外資系の企業の就活イベントに参加するのも良いでしょう。

場合によっては、就活イベントから採用に発展することもあります。

帰国後にやるべきこと

次に、帰国後にやるべきことを紹介していきます。留学中にやるべきことと帰国後にやるべきことを行い、留学も就活も成功させましょう。

1. 就活エージェントにサポートしてもらう

就活をスムーズに進めるのであれば、就活エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。就活エージェントに登録すると、就活生1人につき、専任のアドバイザーが1人付きます。マンツーマンで就活に関するアドバイスを提供してくれるため、限られた時間でも焦らずに就活を進められるでしょう。

就活エージェントでは、就活に関する相談や履歴書・ESの書き方、面接の対策などを行ってくれます。また、就活エージェント独自の選考ルートを紹介してくれることもあるため、登録をして損はないでしょう。

2. 留学経験者の受け入れが多い企業を探す

留学経験者の受け入れが多い企業を探すこともポイントです。企業によっては、英語のスキルや留学経験を重視するところがあります。そのような企業であれば、留学後の就活をスムーズに進められるかもしれません。

3. 就職浪人を検討する

もし留学を終えて、時間をかけて就活したいという思いがあるのであれば、就活浪人を検討するのも一つです。再度時間をかけて自己分析や企業分析を行うことで、後悔のない就活ができるでしょう。

まとめ

この記事は、留学すると就活に間に合わないのかを紹介した上で、留学中や留学後にやるべきことを紹介しました。

就活のスケジュールをしっかりと把握して、留学中に適切な準備ができれば、就活に間に合わないことはありません。また、就活をスムーズに進めるために、就活エージェントを利用するのも良いでしょう。

この記事を参考にして、留学も就活も成功させてください。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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