留学の方法7選|メリット・デメリットや選び方まで徹底解説!

「留学に興味があるけれどどんな方法があるの?」
「留学方法の選び方を教えてほしい!」

留学に興味を持っている方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?そこで本記事では、留学の7種類の方法についてそれぞれのメリット・デメリットと、留学の方法の選び方についてご紹介します!留学の方法に迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

留学の方法7選

留学にはさまざまな方法が存在し、一口に「留学」といってもその内容や目的は多岐にわたります。代表的な留学の方法には以下のものが挙げられます。

  • 語学留学
  • 正規留学
  • 交換留学
  • 専門留学
  • ワーキングホリデー
  • インターンシップ
  • ボランティア

それぞれの留学方法について、メリット・デメリットを解説していきます。

留学の方法①語学留学

語学留学とは、英語などの言語を学ぶことを目的とし、語学学校に通って言語を習得する留学方法です。

語学留学のメリット

語学留学の大きなメリットは、短期集中で効率良く語学の学習を進められることです。例えば、国内で日々の生活をしながら英語を学ぶ場合、英語学習に割ける時間はせいぜい1日1〜2時間程度でしょう。語学留学の場合、1日5時間の授業を週5日受ければ、1週間で25時間の学習時間を確保できます。

英語を上達させるにはまとまった勉強時間が必要になるため、短期で集中できる語学留学はメリットと言えるでしょう。

語学留学のデメリット

語学留学のデメリットは、学習の内容が限定的になる可能性があることです。語学留学で授業を受ける場合、授業の内容は当然語学を習得するための内容がメインです。英語を使って他の専門分野を学べるわけではないため、学習内容に物足りなさを感じるかもしれません。

留学の方法②正規留学

正規留学とは、学士・修士・博士といった学位の取得を目指して、現地の大学や大学院に通う留学方法です。通常、大学や大学院に通うため、数年間に渡る長期的な留学が特徴です。

正規留学のメリット

正規留学の最大のメリットは、専門知識を学び学位を取得できる点です。国内の大学同様に入学して一般の生徒としてカリキュラムを進めるため、学位を取得できれば大きなアドバンテージになるでしょう。また、学校生活を通して現地の生徒と触れ合い多様な価値観を身につけられます。

正規留学のデメリット

正規留学のデメリットは、留学期間の長さです。実際に現地の学校に通い卒業を目指すため、語学留学と比較して留学期間が長くなります。また、海外の大学は日本の大学に比べて卒業の難易度が高いため、さらに留学期間が延びる可能性があります。

留学の方法③交換留学

交換留学とは、自国の学校と提携している外国の学校との間で一定期間学生を交換するプログラムです。自分の学校に交換留学で提携している留学先があれば、交換留学のチャンスがあります。

交換留学のメリット

交換留学の最大のメリットは、卒業時期を遅らせずに長期で留学ができる点です。長期で留学をする場合、一般的には卒業時期を遅らせる必要があります。

交換留学では留学先の学校と提携関係にあるため、多くの場合、取得した単位が自国の大学でも認定されます。また、授業料も日本の大学の学費を払えば行けることが多く、時間面でも費用面でも効率が良い留学方法です。

交換留学のデメリット

交換留学のデメリットは、留学先の選択肢が限られる点です。交換留学の選択肢は自分が通っている学校と提携している学校に限られるため、自分の行きたい留学先があるとは限りません。

また、留学先の定員も限られています。人気の留学先の場合は倍率が高く、他の人との選考を勝ち抜かなければいけません。

留学の方法④専門留学

専門留学とは、特定の技能や資格を目指して行う留学方法のことです。音楽、アート、スポーツなどの特定分野に特化した学校やプログラムで学ぶ形を取るのが特徴です。

専門留学のメリット

専門留学のメリットは、語学を学びながら特定の専門性を磨ける点です。語学留学では語学を学ぶための留学でしたが、専門留学では語学を使いながら専門知識を学びます。実践的に語学を使いながら専門性も深められるため、一石二鳥の留学方法です。

専門留学のデメリット

専門留学のデメリットは、留学の敷居が高いことです。専門留学では現地の専門学校に入学するため、学生の8割以上がネイティブの場合もあります。一定レベルの語学力が必要となるため、語学力に自信がない方はあまりおすすめできません。

現状の語学力に自信がない方はまず語学留学で語学力を磨き、その後に専門留学をする方法もあります。

留学の方法⑤ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、特定の国との間で取り決められた制度を利用して、仕事をしながらその国での生活や文化を体験する留学方法です。主に30歳までの若年層を対象とし、一定の期間、現地でアルバイトや就業をしながら生活するのが特徴です。

ワーキングホリデーのメリット

ワーキングホリデーのメリットは、留学しながら現地で仕事経験を積める点です。現地の人と一緒に働くことで、語学力を実践的に磨ける上、異文化理解も深まります。また、自分のライフスタイルや働き方を模索する機会にもなります。

ワーキングホリデーのデメリット

ワーキングホリデーのデメリットは、渡航先や就業条件に制限があることです。渡航先は日本が提携している国に限られ、就労期間に制限がある場合もあります。また、ワーキングホリデーは一時的な就業のため、その時の社会情勢によって仕事が見つからなかったり失業する可能性もあります。

留学の方法⑥インターンシップ

インターンシップ留学とは、海外の企業や団体で働き、実務経験を積める留学方法です。学生や若手社会人が対象で、短期間の職業体験を目的としています。

インターンシップのメリット

インターンシップの最大のメリットは、現地の企業での実務経験を通じて、専門的な知識やスキルを習得できることです。海外の企業での経験は希少価値があり、その後のキャリアにおいても大きなアドバンテージになります。

インターンシップのデメリット

インターンシップのデメリットは、ポジション獲得の難しさです。日本国内でも競争は激しいですが、特に人気のあるインターン先では多くの応募者の中から選ばれる必要があります。

留学の方法⑦ボランティア

ボランティア留学とは、留学先の国や地域でボランティア活動を行いながら、その文化や生活を学ぶ留学方法です。留学中は非営利の団体やプロジェクトと連携して、地域の人々と協力しながら活動します。

ボランティアのメリット

ボランティア留学の大きなメリットは、留学しながら社会貢献ができることです。異国の地域社会に貢献することで、社会問題への理解が深まります。また、現地の人々との深い交流を通じて、異文化理解を深めることで自らの価値観も広がります。

ボランティアのデメリット

ボランティア留学のデメリットは、金銭的及び環境的な負担が大きいことです。ボランティア活動は報酬を目的として行われるわけではないので、金銭的な負担が伴います。

さらに、ボランティアの活動内容によっては、過酷な環境での作業が求められる場合もあり、自分に合った活動・環境を選ぶ必要があります。

留学方法の選び方

留学をする際の選び方は、人によって異なります。例えば、以下のようなポイントが挙げられるでしょう。

  • 属性(中・高校生、専門学生、大学生、社会人)
  • 目的
  • 期間
  • 予算
  • 語学力
  • 学べる内容や習得できるスキル
  • 国や地域

例えば、語学をメインに学びたいのであれば語学留学、特定の専門分野を深く学びたいのであれば専門留学がオススメです。自分の目的や現状を明確にし、それに合った留学方法を選ぶことが成功の鍵となります。

目的に応じて留学の方法を考えよう!

今回は、7種類の留学方法のメリット・デメリット、留学方法の選び方について解説しました。留学にはさまざまな方法があるため、自分の目的や期間・予算によって留学の方法を選ぶことが大切です。

この記事の内容を参考に、自分に合った留学方法を見つけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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