「留学に行こう!」と思った際に、エージェントを使うか迷う方も多いのではないでしょうか?
- 留学先は自分で調べれば問題ない
- エージェントに頼むと必要ない営業されそう・・・
- なるべく安く留学を済ませたい
こういった理由から、エージェントに頼らず個人で留学先を手配して完結させたいという人は少なくないです。
留学を個人手配することはメリットがある反面、デメリットや注意しておくべき点も存在します。
そこで本記事では、セブ島留学エージェントを運営するセブリッジの代表山岡が、留学の専門家の目線から留学の個人手配について解説します。
もちろんエージェントに頼らずとも留学を成功させることはできますが、「やっぱりエージェントに相談しておけばよかった」と後から後悔することは避けるべきです。
「絶対にエージェントに相談したい!」という方はもちろん、「エージェントに頼む予定はない」という方も事前にこの記事を読んでリスクを把握しておきましょう。
留学エージェントを使わず個人手配するメリット
まず初めに、留学エージェントに頼らず自身で留学を手配するメリットを解説していきます。
1. 費用を抑えることができる
留学エージェントを使わないことで、留学費用を抑えることができるかもしれません。
留学エージェントには有料のエージェントと無料のエージェントの2種類が存在します。有料エージェントを使う場合は別途費用がかかるため、無料のエージェントを使う場合やエージェントを使わない場合に比べて費用がかかります。
逆に有料の留学エージェントを利用すると、費用がかかる分現地でのサポートや手続きなどを手伝ってもらえます。
2. 自分で好きな学校やプランを選べる
2つ目のメリットは自分で留学先の学校やプランを選べる点です。
依頼するエージェントによって決められている範囲の学校やプランを選ぶ必要がないので、学校やカリキュラムを自分の好きなようにカスタマイズすることができます。
3. 自立できる
エージェントに頼らないということは、すべての留学手続きを自分で行うことになります。
逆にエージェントを利用してしまうと、サポートがついているのでどうしても面倒な手続きや書類作成を任せてしまいます。個人手配する場合には、全部自分でやらなければならないので、自立し自信を持つことができます。
留学エージェントを使わず個人手配するデメリット
続いてエージェントに頼らず個人で留学することのデメリットを3つご紹介します。エージェントを使わない予定の方は、ぜひこれらのデメリットを念頭に置いておきましょう。
1. 情報収集に手間と時間がかかる
デメリットの1つ目は、情報収集のコストです。留学には下記のような多くの事前調査が必要です。
- 自分に合った学校調べ
- 留学の際の書類作成
- 航空券の手配
- 滞在先の調査
エージェントを使わないと、これらの調査をすべて自分で行う必要があるため、本来語学学習などに使えるはずの事前期間を、調査に費やさなければいけません。
また、知識豊富な留学エージェントが調査してくれるのと比較して、自分で調査をすることで情報の質が低くなる懸念もあります。
2. 手続きをすべて自分で進める必要がある
留学をする際は、さまざまな手続きが必要になってきます。留学エージェントにはこれらの手続きを代理で行ってくれる役割も担っているため、個人で進める場合これらの作業を頼むことができません。
エージェントを使わない場合は、事務的な手続きを自身でやり切る忍耐力と辛抱強さが必要になります。
3. 自分でトラブルを解決しなければならない
留学エージェントがついていれば、現地でトラブルが発生した際にサポートをしてくれます。
個人で留学を済ませる場合は、こういった場面に遭遇しても自身で解決する必要があります。
慣れない土地でのトラブルはつきものです。万が一トラブルに遭遇した際に現地情報に精通している気軽に頼れる存在がいるかどうかは大きいのではないでしょうか?
留学を個人手配する方法
ここからは、留学をエージェントに頼らない場合の留学の進め方についてご紹介します。
1. 行きたい学校やコースを決める
まずは留学したい国や地域を決めます。そこから、インターネットで語学学校や大学を検索します。学校が決まったらコースも決めましょう。英語でしか出てこない学校もあるので英語でも検索してみましょう。
2. 入学の申し込みをする
学校が決まったら、入学手続きをします。申し込み方法は、オンラインと紙の二種類あります。記入する必要項目は名前・住所・希望コースなどです。契約した後に間違いに気づいて変更しようとした場合、キャンセル料が発生する可能性もあるので何度も確認しましょう。
また、受けるコースによってはビザが必要になるものもあるので事前に確認しましょう。
3. ホームステイ・寮を探す
ホームステイを利用する場合は、
- 留学する学校で同時に申し込む
- 現地でホームステイを斡旋している団体や業者に申し込む
- インターネットを利用してホストファミリーを探す
の3つの方法があります。
寮であれば、入学手続きの際などに学校に確認するといいでしょう。
4. パスポート・ビザ・航空券を用意する
海外渡航にはパスポートが必要になります。パスポートは申請から受領まで時間がかかるので、余裕をもって早めに行いましょう。また、国や渡航形態により、ビザを取得しなければいけません。留学先の学校からの書類が必要な場合、1〜2か月かかることもあるので早めに準備をしましょう。
ワーキングホリデービザの場合は、渡航先の国により条件が違うので事前にチェックしましょう。航空券も用意しましょう。平日出発にしたり、連休を避けることで費用を抑えられます。
5. 海外保険に申し込む
海外保険は、もしもの時のために入っておくことをおすすめします。もし、海外保険に入っていないと、現地で事故や体調不良で医療を受けた際に多額の医療費を請求されてしまうこともあります。
6. その他の準備を進める
その他の準備としては、海外でも携帯をスムースに使うためのWi-Fiや、SIMを用意したり、事前に英語の基礎を勉強していくことも大切です。現地の気温や服装、マナーなども国によって違うこともでてきますのでしっかり調べていきましょう。
留学を個人手配する際の注意点
実際に個人で留学をすると決めた場合、いくつか抑えておくべき注意点があります。今回は特に注意すべきポイントを3つに絞ってご紹介します。
1. 費用を抑えることを意識しすぎて質の悪い留学になる恐れがある
「とにかく留学費用を安く抑えたい!」高い留学費用をなるべく安くすることはもちろん重要ですが、結果的に留学がうまくいかなくては本末転倒です。
費用を抑える事ばかりを意識してしまうと、肝心の中身が薄くなってしまう場合があります。先生の質が悪かったり、滞在先の治安が良くなかったりするといった例は実際によくあります。
留学の目的は費用を抑えることではなく、留学先で経験を積み、ご自身の目標を叶えることです。自分の目的を見失わずに、かけるべき費用は惜しまないことが大切です。
2. 手配や準備に満足して本来の目的を忘れてしまわないようにする
手配や準備を個人でやろうと思うとそれなりの時間がかかってしまいます。
事前準備に追われて語学学習など本来やるべきことが疎かになっては元も子もありません。目的を達成するためには、優先度の低い事前準備を他人に頼ることも重要です。
3. 手続きに漏れがないように注意する
個人で留学を手配する場合、書類や手続きの最終チェックをしてくれる人がいません。
万が一書類に不備があると最悪の場合、学校に受け入れてもらえないこともあります。滞在先の手続きなど漏れがないように確認しましょう。
留学の個人手配で知っておきたいポイント
留学を個人手配でされるという方は、留学エージェントに相談されることをおすすめします。相談だけであれば無料で受けることができるので費用がかからず有益な情報を手に入れることができます。
セブ島への留学を検討されている方は、セブ島専門の留学エージェントセブリッジがおすすめです。
まとめ
今回は、エージェントを使わずに個人で留学を手配することについて解説しました。
エージェントに頼ること、個人で留学を進めることはどちらもメリットデメリットがあり一長一短です。
置かれた環境や個人の性格によっても最適な選択肢は変わってきますが、迷った際はぜひ一度エージェントに相談してみましょう。