留学しやすい人気の国といえば、フィリピンが筆頭に挙げられます。フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンが導入されていることが多く、短期間で英語力アップを狙いたい方には特におすすめです。
この記事では、フィリピン留学中の平日のスケジュールや過ごし方などについて紹介します。
フィリピン留学の1日のスケジュール(授業がある平日)
フィリピンの語学学校は、日本の学校と同様に土日祝が休みになります。ここでは、授業がある平日の1日のスケジュールを紹介します。
朝
校内の宿舎や寮を利用する場合、朝7時に起床して朝食を済ませ、教室に向かいます。
校内の宿舎や寮なら通学時間がないため、ギリギリまで寝ていられますが、アパートやホテルなどの宿泊施設を利用する場合では、30分早起きをして、朝食や通学の準備をする必要があります。
なお、宿泊施設のスタイルは語学学校によって異なりますが、通学の利便性を重視するなら、宿舎や寮の用意がある学校がおすすめです。
午前
朝食後には、グループレッスンまたはマンツーマンレッスンでの授業がスタートします。
午前中の授業では、英会話はもちろんのこと、リーディングやライティング、リスニングなど、英語の基礎しっかりと学習します。
なお、学校によっては午前中にテストが行われることもあります。
昼
昼食時間は学校の規定によって異なりますが、大体11時50分または12時に昼休みに入り、13時に昼休みが終わります。
昼休みは自由時間なので、昼食後の時間は、自習や読書、留学生同士で情報交換など、好きなことをして楽しめます。
午後
学校のカリキュラムにもよって、午後の1コマ目~2コマ目にグループレッスンが組み込まれることがあります。
フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンが基本ですが、グループレッスンを間に挟むことで、英語学習の進捗度合いを確認できます。
グループレッスンでは、時事ネタをディスカッションや、留学生同士の情報交換などを行います。
グループレッスンの後はマンツーマンレッスンに戻りますが、学校によってはグループレッスンがなく、マンツーマンレッスンのみで集中的に英語を学べる場合もあります。
夕方
17時を過ぎると、アクティビティを通じた英語のレッスンが開講しています。この時間では、ZUMBA(ダンスエクササイズ)、映画鑑賞やスポーツ大会を開催したりと、あらゆるアクティビティを通して生きた英語を学べます。
そして、アクティビティによるレッスンが終わると、お待ちかねの夕食の時間です。
夜
夕食後の時間は基本的に自由時間となので、宿題や自習をしたり、外出して現地を観光したり、スーパーで買い物ができます。学校の夕食を食べずに生徒同士で外食をしてもOKです。
なお、学校によっては門限が設けられているケースが多いので注意が必要です。自由時間でも、最低限のルールを守りましょう。
スパルタ式とのスケジュールの違い
上記では、フィリピン留学における一般的な1日のスケジュールをご紹介しましたが、これはノンスパルタもしくはセミスパルタの学校のスケジュールです。スパルタ式の学校では、自由時間はほとんどありません。
また、授業時間は一般クラスよりも長く、強制的な自習時間も設けられています。フィリピン留学を考える際は、コースごとのカリキュラムをよく理解し、自分に合ったコースを選ぶことが大切です。
週末におすすめの過ごし方
ここでは、フィリピン留学での週末のおすすめの過ごし方を3つ紹介します。
1. ダイビングやシュノーケリング
フィリピンには、セブ島をはじめ多くの島々があり、それぞれにダイビングやシュノーケリングのスポットがあります。
フィリピンの海は、透明度が高いのが特徴で、運が良ければダイビングやシュノーケリング中に野生の海洋生物に出会えることもあります。
なお、ダイビングやシュノーケリングは事前予約が必要な場合があので、注意してくださいね。
2. リゾートホテルのデイユース
ダイビングやシュノーケリングを楽しみたいのなら、リゾートホテルのデイユースを利用するのおすすめです。
また、リゾートホテルのデイユースでは、ダイビングやシュノーケルのセットプランだけでなく、ランチやディナー、客室やプールの利用など、あらゆる楽しみ方ができます。
週末をゆったりと過ごしたい方には特に向いているでしょう。
3. アイランドホッピング(島巡り)
フィリピンの島々はどこも美しく、絶景スポットがたくさんあります。特にボホール島やスミロン島は、白い砂浜のビーチが特徴で、綺麗なビーチに行きたい方は特におすすめのスポットです。
ボホール島やスミロン島は、セブ島から近いので、ぜひ訪れてみてください。
フィリピン留学のスケジュールの決め方
フィリピン留学は、あらかじめスケジュールを決めておき、それに従って行動することが大切です。スケジュールを立てずに留学すると、ただの観光になってしまう可能性もあるからです。
ここでは、フィリピン留学のスケジュールの決め方を紹介するので、参考にしてください。
1. 目標や期間を決める
フィリピン留学をする際には、目的や目標を明確にし、いつまでに達成したいのかをよく考えてからスケジュールを組みましょう。
これにより、スパルタ、セミスパルタ、ノンスパルタのどのコースが適しているかがわかります。
2. 留学経験者の体験談を聞く
スケジュールの組み立てが難しいと感じたなら、留学経験者の体験談を聞くのも一つの方法です。
留学経験者から、目標達成のための英語学習方法や事前準備、必要な英語力などのアドバイスを得られる可能性があります。スケジュールを立てる際の参考になるでしょう。
3. 留学エージェントに相談する
身近なところに留学経験者がいない、目標が定まらないなどの場合が、留学エージェントに相談するのがおすすめです。
留学エージェントは、目標の立て方や最適な学校の選び方、留学期間など、あらゆる面でサポートしてくれるので、スムーズに留学の準備を行えるでしょう。
まとめ
この記事では、フィリピン留学の平日の1日の具体的な過ごし方を中心に紹介しました。フィリピンの語学学校には、スパルタ、セミスパルタ、ノンスパルタがあり、それぞれ1日のスケジュールが異なります。
特にスパルタでは、休日を除いた平日にはほとんど自由時間がないので、覚悟を持って留学する必要があるでしょう。とはいえ、フィリピンは世界有数のリゾート地なので、休日には思い切り羽を伸ばして観光を楽しむことができます。
フィリピン留学を考えている人は、まずはしっかりとスケジュールを立てて、それから留学準備を進めることをおすすめします。