フィリピン英語は通じる?通じないと言われる理由やフィリピン英語のレベルを解説

フィリピンは日本から近く、また、人々がフレンドリーなことから人気の留学先となっています。

しかしその一方で、「フィリピン英語は通じない」と思い込み、フィリピンを留学先に選ばない人もいるのです。

それでは、フィリピン英語が通じないと言われる理由やレベル、フィリピン留学がおすすめできる理由について紹介しましょう。

目次

フィリピン英語はネイティブに通じない?

フィリピンというと、タガログ語という現地語のイメージが強いのではないでしょうか?

タガログ語はフィリピノ語とも呼ばれ、フィリピンの母国語として使用されています。そしてもうひとつ、英語もフィリピンの公用語となっているため、フィリピンの人たちは日常的に英語を話します。

つまり、フィリピン英語はネイティブに十分通じるということなのです。

フィリピン英語が通じないと言われる3つの理由

フィリピン英語はネイティブに通じますが、それでも「フィリピン英語は通じない」という声が挙がっているのも事実。

では、その根拠はどのようなところにあるのでしょうか。ここでは、フィリピン英語が通じないと言われている理由について紹介します。

1. ネイティブではなく訛りがあるから

英語はフィリピンの共用語ではありますが、フィリピンの母国語はタガログ語であるため、厳密にはフィリピン英語はネイティブとは少々異なります。

また、タガログ語の発音が英語に混じることがあり、訛った英語に聞こえることがあります。このようなフィリピン語訛りがあることから、フィリピン英語は通じないという誤解が生まれてしまうのです。

2. 英語とタガログ語を混ぜて話すことがあるから

フィリピンでは日常的に英語が使われていますが、その中には、英語にタガログ語を混ぜて話す人もいます。

英語のネイティブスピーカーはタガログ語を混ぜて話すことがありませんので、タガログ語混じりの英語には違和感があり、それがフィリピン英語は通じないと言われる理由になってるのです。

とはいえ、実際にフィリピンに留学して講師から学ぶ英語ではタガログ語が混じることはあまりありませんので、そこまで深刻に考える必要はないでしょう。英語にタガログ語を混ぜて話すのは一般人のみです。

3. フィリピンでのみ使われる単語(語彙)があるから

同じ英語圏内の国でも、国によって語彙に差が生じることがあり、フィリピンもまた例外ではありません。これは日本語に当てはめて考えると理解しやすいでしょう。

たとえば、東京で使用されている言語は「標準語」とされていますが、その他の道府県では、エリアごとに語彙や表現に違いがありますよね?そして、標準語に慣れている東京在住の人が地方に出向いた際、ご当地の語彙や発音が理解できず困惑するなどということも、決して珍しい話ではありません。

つまり、フィリピンでもそれと同じことが起こる可能性があるということなのです。しかし、これもまた一般人に限られた話であって、フィリピン人の英語講師であれば、ネイティブに近い授業を展開しますので、フィリピン特有の語彙が混じる心配はないでしょう。

フィリピン留学での英語学習がおすすめなわけ

フィリピン留学での英語学習には、見逃せないメリットがあります。それでは、フィリピン留学で英語学習をする5つのメリットについて紹介していきます。

留学費用を安く抑えられるから

留学のネックとなる部分、それは費用です。留学するにあたっては、パスポート取得や入学金、授業料だけでなく、渡航費用や現地での生活費についても予算を立てて、留学先を決定しなければなりません。

中でも生活費についてはしっかりと調査しておかないと、現地の物価が高くて、思っていた以上に生活費がかかってしまうことがあります。しかし、渡航費用や生活費が欧米諸国よりも安いフィリピンなら、低予算での留学が可能なのです。

親しみやすい講師に教えてもらえるから

フィリピン人はもともと人懐っこい性質を持っており、しかも親日的な人が多いという特徴があります。

これはフィリピン人の英語講師にも当てはまりますので、親しみやすい講師に教えてもらえる確率が高く、その分早い段階での英語習得を見込めるのです。

講師との相性と英語の上達はほぼ比例すると考えられますので、できるだけ短期間で英語を習得したいという方にも、フィリピン留学はおすすめだといえるでしょう。

マンツーマンレッスンを受けられるから

英語留学に対応したフィリピンの学校の多くは、マンツーマンレッスンに対応しています。グループレッスンでも英語の上達は見込めますが、講師1人に対して数人~数十人の生徒という割合になるため、一人ひとりに対するきめ細かいレッスンは行えません。

一方マンツーマンレッスンでは、1人の生徒に対して講師が1人つくため、きめ細かいレッスンを受けられます。特に英語初心者の場合では、わからないことだらけで授業について行けなくなり、それが挫折の原因になることも珍しくありません。

しかし、マンツーマンレッスンなら、わからないことが出てきたとしてもその都度講師による丁寧なサポートを受けられるため、ゴールに向かってまっすぐに走り続けることができるでしょう。

スパルタ・セミスパルタ式で集中して学べるから

英語を短期間で習得したいと考えるなら、ある程度の詰め込み授業は覚悟しておかなくてはなりません。また、自分を追い込む環境づくりも、短期間で英語を習得するためには必要不可欠な要素だと言えるでしょう。

留学に対応したフィリピンの学校では、スパルタに対応しているところが多く、そのような学校では、時間や授業のスケジュール管理を行ってもらえます。つまり、意思が弱くてさぼりそうな人でも、追い込まれた状況下で英語学習を行えるということです。

また、厳しいスケジュール管理が苦手な人には、セミスパルタも用意されています。本気で英語を習得したいなら、スパルタまたはセミスパルタに対応した学校を選び、英語の短期習得を目指してみると良いでしょう。

リゾート地で観光も楽しめるから

フィリピンには、セブ島をはじめとするリゾート地が点在しています。

また、フィリピンのビーチは白い砂浜や透明度が高い美しい海が特徴で、このような場所においては、しばしの間日常を忘れてゆったりとくつろぐことができます。

留学のいちばんの目的は英語の習得ですが、たまには美しいリゾート地で過ごす時間があっても良いでしょう。フィリピンなら、英語学習とともにリゾート地で観光できるのです。これは、フィリピン留学ならではのメリットだといえるでしょう。

まとめ

フィリピン英語が通じないといわれる理由やフィリピン英語のレベル、フィリピン留学のメリットについて紹介してきました。

フィリピンの英語はネイティブに通じないという話があり、それを真に受けてフィリピン留学を避ける人がいるといいます。確かに、フィリピン人の英語にはネイティブに通じないと言われる理由がありますが、それは一般人に限ったことであって、フィリピン人の英語講師ならそのような心配はほぼありません。

フィリピン留学にはいくつものメリットがありますので、英語留学をお考えなら、フィリピンも候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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