フィリピン留学のきっかけ・目的を教えてください
もともと「英語を話せるようになりたいな」と漠然と思っていたものの、英語を話すのは苦手で、これまで話す機会もほとんどありませんでした。しかし、「やっぱり実際に英語を使う経験をしないと上達しないな」と感じ、留学を検討し始めました。
地元が観光地で海外からの観光客も多く、道を聞かれたり、ちょっとした会話を求められることがよくあります。そのたびにうまく返せず、自分の英語力に悔しさを感じていたことも後押しになり、「このままではダメだな」と思い切って留学を決めました。


フィリピン留学を通して英語力含め成長した点、変わった点を教えてください
留学前は「単語でしか話せない」状態で、伝えたい気持ちはあっても、うまく言葉にできませんでした。ですが、1ヶ月間の留学を通して、接続詞を使いながら文章で自分の意見を伝えられるようになり、少しずつ成長を実感できるようになりました。
正直、留学中は自分の変化にあまり気づけていなかったのですが、帰国後にアルバイト先で外国人のお客様が来た際、「英語が話せるスタッフ」として頼ってもらえ、同僚から「スラスラ話せてるね!」と声をかけてもらい、はじめて自分の成長を実感し、自信にもつながりました。
また、性格面でも大きな変化がありました。最初は「頑張って自分から話しかけよう」と意識していたのですが、フィリピンの人たちの明るくフレンドリーな雰囲気に自然と引き込まれ、気づけば「話すのが楽しい」と感じられるようになっていました。いつの間にか、自分から他の留学生に積極的に声をかけられるようになっていたことにも、自分自身が一番驚いています。
留学中に一番印象に残っている事は何ですか?
フィリピンの海は本当にきれいで、感動しました。連れて行ってもらったスポットでは、たくさんの魚が泳いでいて、「こんなに魚がいる海、見たことない!」と思うくらい。自分で海に行ったとしても、なかなか出会えないような景色に出会えました。
シュノーケリングも体験できて、海の中をのぞいたときのワクワク感は今でも忘れられません。自然の美しさと、そこでしかできない体験に触れられたことが、すごく嬉しくて心に残っています。
そのほかにも、ズンバのインストラクターによるダンスレッスンにも挑戦しました。体を動かしながら英語に触れられるのが楽しかったです。
また、毎週金曜日には「フライデーアクティビティ」というイベントがあり、先生も一緒になってチーム対抗でゲームを楽しんだりしました。語学の勉強だけでなく、先生や他の留学生と交流しながら思いっきり楽しめる時間があったのも、すごくいい思い出です。


現地生活でトラブルや困ったことはありましたか?
困ったことは3つありました。
1つ目は「アリ」の多さです。
机の上に5匹ほど歩いていることもあり、最初は驚きました。月に一度、業者による駆除はあるものの、それだけでは十分ではない印象でした。現地でアリ用の駆除剤を購入したり、日本から持参したりすると安心できると思います。
2つ目はWi-Fi環境です。
部屋では回線が不安定で、自習が難しいと感じる場面もありました。SIMカードも使用しましたが、速度やギガ数に制限があり、不便さを感じました。その一方で、スマホを見る時間が自然と減り、勉強や人との会話に集中できたのは、思いがけず良い変化だったと感じています。
3つ目はクローゼットの故障です。
滞在中に一度、部屋のクローゼットが壊れてしまったことがありました。特に乱暴に扱ったわけではなく、老朽化が原因だったようで、「これはもう寿命かな…」と感じました。ただ、スタッフの方がすぐに対応してくださり、大きな問題にはならず、無事に修理してもらえました。こうしたトラブルもありますが、対応が迅速だったことで安心して過ごすことができました。
実際生活されてみて、治安面はどのように感じましたか?
滞在中、トライシクルの客引きがあまりにもしつこく、少し怖さを感じた場面はありました。
しかしフィリピンというと「治安が心配」という声もありますが、実際に過ごしてみて「危険だ」と感じることはほとんどありませんでした。基本的には安心して生活できたと思います。


なぜ今回の学校を選ばれましたか?どの学校と比較してましたか?
最初は地域選びに悩み、バギオも候補にありましたが、海が近い環境でリフレッシュしながら学べることが魅力で、Cebu Blue Ocean校を選びました。


Cebu Blue Ocean校の総合評価点(10点満点)
項目 | 評価(10点満点) |
---|---|
留学校の総合評価点 | 10点 |
授業内容 | 10点 |
講師の質 | 10点 |
寮の設備 | 9点 |
食事内容 | 8点 |
講師の英語レベルやカリキュラムはいかがでしたでしょうか?
全体的に非常に満足でした。先生方はとても親身で、リラックスした雰囲気で授業が進む印象でした。わからないことも聞きやすく、安心して学べました。
英語を英語で説明されるので、品詞や文法の勉強をしておけば良かったとは思いました。英語での説明に慣れておくと授業についていきやすくなると感じました。
宿泊施設(食事・寮・掃除など)はいかがでしたか?
食事について
朝食は「お粥」か「サンドイッチ」の2択が基本でした。シンプルな内容でしたが、たまにスペシャルデーとしてレチョン(豚の丸焼き)が提供される日もあり、少し特別感がありました。
スープは少し水っぽく感じることもありましたが、全体的には飽きずに食べられる内容だったと思います。個人的には、朝食にもう少し固形のご飯が提供されるとより満足度が高かったです。

寮について
滞在中、一度クローゼットの故障がありました。特に乱暴に扱ったわけではなかったのですが、老朽化が原因だったようです。
ただ、スタッフの方がすぐに対応してくれて、問題なく修理してもらえました。
設備の古さは少し感じる部分もありましたが、対応の速さには安心感がありました。
掃除について
掃除はとても丁寧にしてもらえました。部屋も常に清潔に保たれており、気持ちよく過ごすことができました。
アリが気になることもありましたが、清掃時には良い香りの清掃剤を使用してくれていて、対応はしっかりしていました。ただ、その香りが少し強く感じることがあり、私は換気をしながら過ごしていました。匂いに敏感な方は注意が必要かもしれません。
Cebu Blue Ocean校の雰囲気はどうでしたか?
日本人比率
体感では約50%と感じました(公表は40%)。日本人同士での情報交換もできる一方、外国人との交流機会も十分ありました。
生徒の年齢層
20代後半〜母親世代が中心で、落ち着いた雰囲気でした。自分と年齢が近くなかったからこそ、相談しやすかったかと思います。

真面目?ワイワイ?
一部の生徒は楽しんでいる方もいらっしゃいましたが、基本的には真面目な雰囲気の中でも、金曜アクティビティなどで楽しくリフレッシュできるバランスの取れた環境でした。
勉強はきつかった?
授業自体はしっかりしていますが、無理なく自分のペースで取り組めました。品詞の理解や英語での説明には苦労する場面もありました。


これやっておけば良かった!と後悔していることはありますか?
もちろん、「もっと英語の勉強をしておけばよかったな」と感じる場面もありました。特に、現地では“英語で英語を説明される”授業が多く、品詞や文法の理解がとても重要だと実感しました。
例えば、「品詞」という言葉ひとつとっても、それを英語でどう説明すればいいのか分からないと、先生の話についていくのが難しいときがありました。
事前にノートなどで基本的な品詞を整理しておいたり、予習・復習をしっかり行っておけば、授業をより深く理解できたと思います。今回の経験を通して、基礎知識をしっかりと身につけておくことの大切さを痛感しました。これからは、基礎力をもっと意識して学び直していきたいと思っています。
セブリッジでお申し込みいただいた理由は?
Tiktokで情報発信していたのを見て、気軽に相談できそうな雰囲気があり、安心感がありました。初めての海外生活という不安の中で、話しかけやすい存在だったのが決め手です。
セブリッジのサポートはいかがでしたでしょうか?
セブリッジのサポートには、とても満足しています。学校選びの際には、メリットだけでなくデメリットについても丁寧に説明していただけたので、自分の希望に合った学校を納得して選ぶことができました。
また、渡航後も困ったときにはすぐに連絡が取れる環境が整っていて、安心感がありました。さらに、ちょうど担当の方が現地に出張で来られており、直接お会いしてお話できたことも心強く、嬉しい経験でした。
フィリピン留学を検討している方へ一言
フィリピンと聞くと、治安面の不安や「発展途上国」というイメージから、ネガティブな印象を持たれる方もいるかもしれません。私自身も、出発前は少し不安を感じていました。
でも、実際に行ってみると、そうした不安はほとんど感じることなく、日本では気づけなかった新しい価値観や発見にたくさん出会うことができました。フィリピンの人たちは本当にフレンドリーで、最初は英語が話せなくても、優しく受け入れてくれるので、自然と会話ができるようになります。きっと帰る頃には、「思った以上に話せるようになった!」と実感できるはずです。
フィリピンだからこそ体験できる学びや感動がたくさんあります。もし留学を迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。
私にとって、初めて訪れた国がフィリピンで本当によかったと心から思っています。たった1ヶ月でも、とても濃くて充実した時間が過ごせたので、自信を持って挑戦してみてください!
