フィリピン留学でホームステイをするメリット・デメリットを紹介

欧米諸国への留学ではホームステイスタイルが主流ですが、フィリピン留学では学校側が用意している寮スタイルが主流です。では、フィリピン留学でもホームステイはできるのでしょうか?

それでは早速、フィリピン留学におけるホームステイのメリット・デメリット、寮のほうがおすすめできる4つの理由について紹介しましょう。

目次

フィリピン留学でホームステイはできる?

フィリピン留学では寮が主流ですが、学校によってはスタッフや講師などがホームステイサービスを提供している場合があります。

しかし、フィリピン留学におけるホームステイには、メリットだけではなくデメリットもあるのです。フィリピン留学でホームステイをお考えなら、特にデメリットに目を向けて、慎重に検討する必要があるでしょう。

ホームステイのメリット3つ

ホームステイには、寮生活にはないメリットがあります。それでは、ホームステイの3つのメリットから見ていきましょう。

1. フィリピンの文化を体験できる

ホームステイでは、フィリピンの人たちの日常的な生活を垣間見ることができ、文化そのものに触れることができます。

たとえば、フィリピンと日本とでは生活様式が異なりますが、そのような生活様式の違いについても、ホームステイなら体験できます。

2. 日常英会話の練習ができる

英語はフィリピンの共用語となっているため、ホストファミリーと接することで日常会話の練習ができます。

英語学習ではインプットが必須ですが、せっかくインプットしたボキャブラリーやイディオムであっても、実際にアウトプットを繰り返さない限り活きた英語は身に付きません。

しかし、ホームステイなら日常的に英語で話す必要があるため、自然に日常会話を習得できるというメリットがあるのです。

3. 心の支えになる

フィリピン人の多くは親日的で、日本人留学生に対して優しく接してくれます。

異国の地に降り立ったときには誰でも心細さを感じるものですが、ホストファミリーが優しく接してくれれば、それが心の支えになることは間違いないでしょう。

ホームステイのデメリット3つ

フィリピン留学でのホームステイには、メリットだけではなく注意が必要なデメリットもあります。

それでは、ホームステイのデメリット3つを紹介していきます。

1. 費用が高い

フィリピン留学で寮生活を選択した場合には、費用の中に食事や光熱費込みとなっていることが多く、生活費が高額になることはほぼありません。

それに対してホームステイを選択した場合では、学費のほかにホストファミリーに支払う料金が発生するため、費用が高額になる可能性があるのです。

この点が、フィリピン留学でホームステイを選ぶ大きなデメリットの一つだといえるでしょう。

2. 生活感が合わない場合がある

フィリピンの国教はキリスト教で、信仰する人々の約80%はカトリック教徒です。つまり、ホストファミリーと同様にカトリック教徒のしきたりに準じた生活を強いられる可能性があるということなのです。

この点についてあまり気にならないのであれば問題はありませんが、宗教のしきたりに準じた生活感が苦手な方は、少々窮屈な思いをする可能性があるでしょう。

3. ホストファミリーが合わない可能性がある

ホストファミリーには相性があり、合わないと感じるホストファミリーの家に滞在してしまうと、それ自体が苦痛になることがあります。

たとえば、性格が合わない、料理が口に合わないなどがその例ですので、ホストファミリーは慎重に選ばなければならないでしょう。

フィリピン留学で寮をおすすめする4つの理由

フィリピン留学でのホームステイでは、メリットがあればデメリットもあることがわかりました。

とりわけデメリットについては注意しなければなりませんが、寮生活を選択しておけば、ホームステイでのデメリットを感じることなく生活できるのです。

それでは、フィリピン留学で寮をおすすめする4つの理由について見ていきましょう。

1. 食事付きだから

フィリピンの学校が用意した寮の多くは3食食事付きで、中には日本食メニューが用意されている寮もあります。

フィリピンの家庭料理は日本食とは異なり、どちらかというとスパイシーメニューが多いという特徴があり、日本人の口に合わないこともしばしばです。しかし、日本人留学生に配慮した食事を提供する寮がある学校を選んでおけば、食事に関する不便さを感じることなく生活できるでしょう。

また、自炊するとなると、買い出しの時間や調理時間、後片付けの時間と、何かと時間がかかりますが、3食食事つきなら、これらに時間を割く必要がありませんね。

2. 通学時間がかからないから

フィリピンの学校は寮と一体型となっていることが多く、通学時間がかからないという特徴があります。通学時間はフィリピン留学において見落とされがちな点ですが、通学時間に往復2時間かかるなどの場合では、その分の学習時間が削られることになります。

つまり、校舎と寮の一体型の学校なら、通学時間で学習時間が削られる心配がないということですね。また、意外と体力を消耗する通学時間ですが、寮生活なら体力温存で学習に取り組むことができます。

これもまた、寮生活の大きなメリットだといえるでしょう。

3. 留学生と交流できるから

ホームステイでは、ホストファミリー以外に交流できる人が限られますが、寮生活では同じ寮で生活する寮学生たちとの交流を楽しむことができます。

また、彼らとの交流は英語で行われることが多いため、不特定多数の留学生たちとの交流を深めることで、より多くのボキャブラリーやイディオムのインプットやアウトプットが行えるでしょう。

インプットとアウトプットの繰り返しは、英語上達の必須条件ですが、普段の寮生活でそれが実現できるなら、まさに願ったり叶ったりです。寮生活なら英語でのコミュニケーションが身に付くため、短期間での英会話習得も夢ではないということなのです。

そのような理由から、短期留学をお考えの方にも、寮生活のほうがおすすめできるでしょう。

4. 費用を安く抑えられるから

ホームステイでは何かと費用がかかりますが、寮生活では食事や光熱費、管理費が込みとなってるため、結果的に留学費用を安価に抑えられるというメリットがあります。

留学では、パスポート取得費用や渡航費用など、何かと費用がかかりますので、少しでも留学費用を抑えたいという方は、ホームステイではなく寮生活のほうがおすすめです。

まとめ

今回は、フィリピン留学におけるホームステイのメリット・デメリット、寮のほうがおすすめできる4つの理由について紹介してきました。

フィリピン留学におけるホームステイにはメリットもありますが、見過ごしてはいけないデメリットもあります。一方、寮生活を選択しておけば、費用を安く抑えられる、通学時間の心配がない、留学生同士で交流できるなどのメリットがあるのです。

フィリピン留学では、学費以外にパスポート取得費用や渡航費用も予算に入れておかなくてはなりません。フィリピン留学の費用を少しでも費用を安く抑えたいという方は、ホームステイではなく寮がある学校を選んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

1992年大阪生まれ。24歳でセブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、語学学校職員と海外での就労経験を3年積む。
帰国後、2018年に株式会社CEBRIDGEを設立。フィリピン留学エージェント「セブリッジ」の運営者。
累計3,000名以上のフィリピン留学相談実績。観光省共催で留学フェア実施。

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