「留学するならどの国がおすすめ?」「人気の高い留学先を知りたい!」
留学の準備を進めるにあたり、留学先の国選びは最も大きな検討事項ではないでしょうか?初めての留学となれば、どの国に留学するべきか尚更迷うことでしょう。実際のところ、留学を成功に導くためには留学先選びは重要です。
そこで本記事では、2024年最新版の留学におすすめの国10選ご紹介します。学べる言語や必要な語学力、治安などさまざまな観点から本当におすすめできる国を厳選しました。
留学先選びに迷っている方は、本記事の内容を参考にしながら留学の準備を進めてみてください。
留学におすすめの国10選【2024年最新】
留学におすすめの国10選を、以下の表にまとめました。各国について詳しく紹介するので、留学先選びの参考にしてみてくださいね。
留学先 | 学べる言語 | 日本人の多さ | 治安 | ※1ヶ月分の目安 | 留学費用
フィリピン(セブ島) | 英語 | 多い | △ | 15~30万円 |
アメリカ | 英語 | 多い | △ | 25~60万円 |
オーストラリア | 英語 | 多い | 〇 | 25~50万円 |
カナダ | 英語・フランス語 | 多い | 〇 | 25~55万円 |
イギリス | 英語 | 少ない | 〇 | 25~60万円 |
シンガポール | 英語・中国語 | 少ない | 〇 | 20~50万円 |
韓国 | 韓国語 | 多い | 〇 | 15~25万円 |
マルタ | 英語 | 少ない | 〇 | 25~50万円 |
ニュージーランド | 英語 | 少ない | 〇 | 20〜50万円 |
アイルランド | 英語 | 少ない | 〇 | 25〜50万円 |
1位:フィリピン(セブ島)
フィリピンは東南アジアに位置する島国で、日本から約4〜5時間で到着します。手軽に留学できるため、とくに留学初心者や短期留学生におすすめです。
おすすめポイント
- 物価が安く、留学費用を抑えられる
- マンツーマンレッスンにより、短期間での英語力向上が期待できる
- 年間を通して暖かく、過ごしやすい気候
学習環境
フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンが基本です。この個別指導のメリットは、他の生徒とのクラスでの競争がなく、教師と密にコミュニケーションを取れる点です。スピーキングの機会が多いため、短時間で効果的に英語を学習できます。
生活環境
日本人留学生に人気のセブ島は、比較的治安が良いとされていますが、スラム街も存在するため、場所によっては注意が必要です。気候に関しては、年間を通して平均気温が約26度と温暖です。また、セブ島はリゾート地であり、マリンスポーツなどのアクティビティを楽しめます。
留学費用の目安
フィリピンの留学費用は欧米と比較して安価で、1ヶ月あたり約15〜30万円で済ませることができます。フィリピンの留学プランには食事が含まれることが多く、物価も低いため、生活費を大幅に節約できます。
2位:アメリカ
経済やテクノロジー、アートなど様々な分野で世界を牽引するアメリカ。そんなアメリカに憧れて留学を志す人も多いです。
おすすめポイント
- 世界中から留学生が訪れるため、国際的な視野を身につけられる
- 語学学校・大学・専門学校の数が多く、留学の選択肢が多い
- 世界最先端の文化や技術に触れられる
学習環境
アメリカの留学環境は多様で、留学生は留学の目的や興味に応じて最適な学校を選ぶことができます。また、音楽やアートなどを学ぶ専門学校も充実しており、語学以外の分野にも魅力があります。
アメリカ留学のメリットは、アメリカ英語を習得できることです。アメリカ英語は世界で通用するため、学んでおいて損はありません。
生活環境
治安に関しては、都心と田舎で差がありますが、銃社会なので注意が必要です。また、天候に関しても地域によって異なります。人気の高いカリフォルニア州は年間を通じて温暖で過ごしやすい気候ですが、他の地域では厳しい冷暖房が必要な場合もあります。
留学費用の目安
留学費用は学校や地域によって異なりますが、1ヶ月あたり約25〜60万円が一般的な相場です。大都市圏や高コストの地域では生活費が高くつくため、予算を考慮しつつ留学プランを計画することが重要です。
3位:オーストラリア
オーストラリアは移民大国で、留学生の受け入れにも積極的です。また自然も多く、住み心地のよさが人気です。
おすすめポイント
- 気候・治安がよく、住みやすい都市が多い
- 留学生の受け入れに寛容で、様々な制度が整っている
- ワーキングホリデーで就業体験をすることができる
学習環境
オーストラリアは、留学プログラムが充実しています。ワーキングホリデーを利用して働きながら留学できたり、親子で留学できるプログラムもあります。
オーストラリア英語は独特の訛りが特徴的ですが、語学学校では標準的な英語を学ぶので、それほど問題にはなりません。
生活環境
オーストラリアは、温暖な気候と良好な治安が魅力です。また、日本との時差は約1時間であるため、日本にいる家族とも連絡が取りやすいです。
留学費用の目安
留学費用は、1ヶ月で約25〜50万円ほどです。物価は年々上昇していますが、食品は日本よりも安いです。
4位:カナダ
カナダも他民族国家で留学生の受け入れに寛容です。都市と自然が調和しており、居心地がいいと留学生にも人気です。
おすすめポイント
- 移民が多いため、留学生が受け入れられやすい
- 自然豊かで暮らしやすく、治安もいい
- 標準的な英語を学ぶことができる
学習環境
カナダも語学学校の種類が豊富であり、自分のレベルにあわせて学校を選ぶことができます。また、学生寮やホームステイ、シェアハウスなど住宅の選択肢も多いです。
また英語もなまりがなく聞き取りやすいです。公用語は英語とフランス語のため、フランス語を学ぶこともできます。
生活環境
日本と同様に四季があります。バンクーバーがある西側は比較的温暖ですが、トロントのある東側の冬は非常に寒くなります。冬に行く場合は注意が必要です。
留学費用の目安
カナダに1ヶ月留学する場合の費用は、約25〜55万円です。物価は日本と同じくらいですが、外食の際にはチップが必要なので注意が必要です。
5位:イギリス
歴史溢れる街並みに憧れて留学を希望する人も多いイギリス。日本人が少ないため、英語に集中することができる環境をつくりやすいです。
おすすめポイント
- 英語の発祥の地で学ぶことができる
- 日本人留学生が少なく、様々な国の留学生と知り合うことができる
- 洗練された独自の文化に触れることができる
学習環境
他の留学先と比較をすると、日本人留学生が少ないのが特徴です。またイギリスには世界トップクラスの大学が複数あり、教育レベルが高いことで有名です。
生活環境
他のヨーロッパ諸国やアメリカと比べると、比較的治安がいいです。また天候に関しては、日本と同様に四季があり、気温も日本と同じくらいです。しかし、曇りや雨の日が多いのが特徴的です。
留学費用の目安
イギリスに1ヶ月留学をする場合の費用は、約25〜60万円です。物価は日本よりも高く、特に外食費と滞在費が高いです。
6位:シンガポール
シンガポールは東南アジアに位置する国です。アジアで唯一英語を公用語としている国で、近年留学先として人気を集めています。
おすすめポイント
- 質の高い教育を受けることができる
- 様々な国から留学生が来るため、異文化交流ができる
- 治安がよく、生活がしやすい
学習環境
シンガポールは教育水準が高く、色々な国から留学生が訪れます。また英語と中国語が公用語のため、中国語を学ぶこともできます。
生活環境
シンガポールは法律が厳しいことで有名です。そのため治安もよく、安心して生活を送ることができます。また隣国が近いため、週末は気軽にタイやバリ島などへ行くことができます。
留学費用の目安
1ヶ月留学をする場合の費用は、約20〜50万円が目安です。他の国と比べて、外食費や交通費は安いですが、学費と滞在費が高い傾向にあります。
7位:韓国
近年K-POPや韓流ドラマが日本でも流行っており、その影響で韓国語を勉強したいという人が増えてきています。
おすすめポイント
- 日本人にとって身につけやすい韓国語を習得することができる
- 教育レベルが高い
- 韓国の文化に触れることができる
学習環境
韓国は教育のレベルが高く、IT技術を積極的に導入していることでも有名です。また奨学金制度が充実しており、資金面に不安があってもやりくりすることができます。
生活環境
気候は日本と似ていますが、冬は日本よりも冷え込みます。また韓国の文化が好きであれば、ソウルフードや韓国ファッションを手軽に購入できるので楽しいでしょう。
留学費用の目安
欧米よりも安く、1ヶ月約15〜25万円で留学することができます。物価は安く、かつ日本からの渡航費用も往復約2万円と安いです。
8位:マルタ
マルタはヨーロッパのリゾート地として有名です。ヨーロッパに行きたいけど高くていけない、日本人が少ないところに行きたい、という場合におすすめです。
おすすめポイント
- 日本人留学生が少なく、世界各国からの留学生と仲良くなれる
- 年間を通して暖かく、快適に過ごすことができる
- ヨーロッパの文化に触れることができる
学習環境
マルタの語学学校には、様々なカリキュラムが用意されています。短期集中のコースもあり、長期休みの期間を利用して留学することができます。
生活環境
マルタは年間を通して温暖な気候です。冬はそれなりに寒いですが、日本よりは暖かい日が続きます。また、街には中世の街並みが残っており、ヨーロッパの文化に触れることができます。
留学費用の目安
ヨーロッパに位置しているにも関わらず、1ヶ月約25〜50万円と比較的安く留学することができます。
9位:ニュージーランド
ニュージーランドは自然が豊かであり、のびのびとした環境で勉強に励むことができます。英語教育の質も高く、比較的安価で留学できるところが魅力です。
おすすめポイント
- 自然豊かな環境の中でのびのびと過ごせる
- フレンドリーな国民性をしており安心して暮らせる
- スポーツやアウトドア文化が盛んであり、さまざまな体験ができる
学習環境
ニュージーランドの教育の質は高いことで有名です。多くの学校で少人数制のクラスが採用されており、きめ細かくサポートしてくれます。また、 ビジネスやIT、観光などの専門分野を学ぶことも可能です。
留学費用の目安
ニュージーランド留学の費用は、1ヶ月あたり20〜50万円です。物価が安く、ビザの申請費用が無料なため、比較的安く抑えることができます。
10位:アイルランド
アイルランドはヨーロッパの北西、イギリスの西側に位置する国です。緑豊かな大自然と歴史ある街並みが魅力であり、近年留学先として人気が高まっています。
おすすめポイント
- ケルト文化が根付いており、アイルランドでしかできない体験ができる
- 日本人が少なく、勉強に収集しやすい
- ヨーロッパの中では比較的安く留学できる
学習環境
アイルランドの教育水準は、ヨーロッパの中でもトップクラスです。留学生に対しても、学習をサポートする体制が整っており、高い英語力を身につけることができます。また、日本人が少なく、他国からの留学生とコミュニケーションを取る機会を多く持てるところが魅力です。
留学費用の目安
アイルランド留学の費用は、25~50万円です。日本に比べて外食代が高いことから、ホームステイにしたり、寮で自炊をしたりすることで、留学費用を削減できます。
失敗しないための留学先の選び方
ここまで留学におすすめの国を紹介しましたが、どのように選べばよいのでしょうか?ここでは、3つの選び方を紹介していきます。
学べる言語で選ぶ
留学先を決める上で重要な要素の1つは、学べる言語です。たとえば、英語力を伸ばしたい場合はアメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏の国が適しています。スペイン語を学びたいなら、スペインやラテンアメリカの国々が良いでしょう。同じ英語を学ぶ場合でも、アメリカ英語やイギリス英語のような違いがある場合もあるため、自分が学びたい言語を明確にしましょう。
さらに、多言語圏の国を選ぶことで、複数の言語を学ぶ機会も得られます。どの言語を学ぶかによって今後のキャリア形成に大きく関わってくるため、自分の将来を照らし合わせた上で学ぶ言語を決めましょう。
治安で選ぶ
治安は留学先を選ぶ上で欠かせない要素です。治安の良い国を選ぶことで、安心して生活し、目的の語学学習に専念できます。留学先の治安情報は、外務省のウェブサイトや留学エージェントに相談することで情報を得られます。また、SNSや留学生のブログ、現地の日本人コミュニティからの情報も役立つ情報源となります。
留学する国の文化や社会的な背景を理解した上で、留学先を選ぶことが重要です。治安の良い環境は、留学生活を充実させるための基盤となります。
留学費用で選ぶ
留学の際は、学費だけでなく生活費、交通費、保険料など様々な費用が発生します。国によって留学費用は大きく異なり、欧米諸国では一般的に高額になる傾向があります。一方、アジアや東欧などでは比較的安価に留学できます。
予算に合わせた留学先選びは非常に重要で、資金計画をしっかりと立てることが大切です。また、必要に応じて奨学金や助成金の利用も検討しましょう。現地でのアルバイトやインターンシップ、ワーキングホリデーも留学費用を賄う手段として考えられます。賢く費用を管理し、経済的な負担を軽減しながら留学を実現しましょう。
まとめ
今回は、留学におすすめの国10選と留学先の選び方を紹介しました。
おすすめの留学先は学びたい言語や留学予算など、個々の状況に応じてさまざまです。ご自身の状況を整理した上で留学先選びを進めましょう。
留学エージェントを活用すれば留学先の相談にも乗ってもらえるため、サポートが必要な方はお問い合わせください。