カウンセラー紹介 Saeka Nakayasu

なぜ留学カウンセラーになったのか?

留学に興味を持ったきっかけ

高校生の頃、ホテルマンになりたいという夢がありました。

ホテルマンに必要なものは、お客様のご要望になんでもお応えする対応力・英語で各国の方の接客をする語学力というイメージを持っておりましたが、当時の私は英語に対してかなりの苦手意識がありました。

その時、たまたまテレビでセブ島留学が紹介されており、リゾート地で英語を学べる!?と興味を持ちました。

マンツーマンで教えてもらえるから人見知りの私でも大丈夫、授業に置いていかれる心配もない、休みの日はアクテビティに参加できる…etc

私にとって心が躍るものでしたが、慎重派の私はなかなか決断できず…。

セブ島留学のことを忘れかけていた頃、駅で海外の方に道を聞かれ上手く話せないむず痒さ、助けることができなかったという悔しさからもっと英語を話せるようになりたいとセブ島留学を思い出し、決意しました。

留学カウンセラーに興味を持ったきっかけ

フィリピンに留学中、「将来、現地の日本人スタッフとして働くのもいいな…」とぼんやり思っていましたが、ホテルの専門学校に入学することが既に決まっていたため、まずはホテルの道に進むことに。

専門学校を卒業後、沖縄のリゾートホテルに就職し、レストランで従事。

初めての一人暮らしやストレスで体調を崩しがちになり転職を視野に。

ただ、世の中はコロナ禍真っ只中でした…。

この状況で転職することはできるのか、不安はたくさんありました。

仕事というより留学も考えましたが、今後コロナの感染症がどうなるかわからない状況で海外に行くのは勇気が出ず、地元に戻り一度は経験してみたかった某カフェでアルバイトすることに。

今後の人生どうしていこうか…と働きながら悩んでいた頃、やっとコロナ禍も落ち着きはじめ、再度留学のことを思い出しました。

そして、もっとみんなにセブ島留学の素晴らしさを知ってほしい、自分の経験が役に立つのであればこれから留学を考えている人のお手伝いしたいなという気持ちから、留学カウンセラーとして働くことになりました。

初めてのフィリピン留学

初めての留学は、高校を卒業した春休み。

長期期間親元を離れることや1人で海外に行ったこともなかったので、セブ島の空港に着いた瞬間のモアっとした湿気が感じられる空気で「異国の地に1人で来たんだ…。」という実感が湧いてきて、少しの楽しみはありつつ不安と寂しさに襲われました。

もう来てしまったからには帰れないと腹を括り、語学学校に向かいました。その語学学校は、日本人資本の学校ということもあり日本人の生徒さんばかりでした。

初めの1週間は、共同生活や英語漬けの毎日で疲れ果て、日本が恋しくなってホームシックになってました。

だんだんと英語に耳が慣れてコミュニケーションを少しずつ取れるようになり、自分の言いたいことが伝わるとこんなに楽しいんだ!と英語の楽しさに気づくことができました。

元気でパワフルなフィリピン人講師と他の留学生のおかげでホームシックもなくなり、その後は留学生活を楽しむことができました。

フィリピン人講師はとてもフレンドリーで授業以外でもコミュニケーションを取ることがありました。放課後、一緒にカフェに行ったり、学校近くで開催されるZUMBA(ショッピングモールの広場などで開催される誰でも自由に参加できるダンスのようなエクササイズ)に参加したり、食事に行きました。

きっと初めは自分たちだけでは学校の外に出かけるのは少し怖いですよね…。ですが、現地のフィリピン人講師が一緒なら安心です!

留学生活も中盤に差し掛かった頃、以前から知り合いだった山岡(CEBRIDGE代表)と偶然会い、多国籍の方が参加するホームパーティーに誘っていただきました。

それまでは、日本人かフィリピン人しか関わりがなかったですがそのホームパーティーでアメリカ人、韓国人、ベトナム人の方いらっしゃいました。

きっとそこに参加しなければ出会うことがなかった人たちに出会うことができました。

まだまだ上手く話せませんでしたが、必死に単語を思い出して話していました。

海外の方のコミュニケーションの取り方やご飯の違い、お酒と笑顔は世界共通…など異文化を知る事ができました。

そこで仲良くなった韓国人と後日一緒にご飯に行ったり帰国後も連絡を取り合ったりと、あんなに英語が嫌いだったのに外国人と英語でコミュニケーションを取っていることが驚きですよね。笑

最後の週には、フィリピンが大好きになってしまい帰りたくない!と、初めて空港に着いた時の自分が信じられないほどフィリピンの沼にハマってしまいした。

私の人生で1番濃い1ヶ月と言っても過言ではない、私の世界に対する価値観を変えてくれた1ヶ月でした。

2度目のフィリピン留学

2度目の留学は、専門学校の夏休みの2週間。

学生時代アルバイトをしていたホテルが観光地の中心に位置していたこともあり、たくさんの海外ゲストが来館されました。

ゲストの要望は聞き取れたり、決まった接客英語の文はすぐ口に出てきました。

しかし、日常会話になると言葉が出てこずまたモヤモヤ…。

このままではダメだ、ホテルに就職する前にもう1度英語漬けの生活をしたいという気持ちからたった2週間でしたが2度目の留学を決意しました。

今回選んだ語学学校は、一軒家を語学学校として運営している学校で、フィリピン人講師も生徒も日本人スタッフもみんな仲良くアットホームな雰囲気でした。

2度目の留学を楽しんでいたある日、体調を崩してしまいました。熱が出てベッドから出られず「海外で体調を崩してしまった…海外の薬は怖い…」と1人で絶望しそうになりましたが、ここは安心。

スタッフが日本の市販薬を出してくださり、1日ぐっすり寝たら次の日にはすっかり元気になっていました。

休みの日は、アクティビティに参加したりモールにお出かけしたり、

全校生徒6人と小規模だったため、午後の授業は生徒全員でシティツアーとして先生と街に出かけたりとたった2週間の留学でしたがとても充実したものになり、あっという間に2週間が経ってしまいました。

この2度の留学体験を通して、高校生や専門学生だった私が知らなかった異国の文化、食事、職業…に触れることができました。

今まで知らなかった職業、今の仕事につながったのも留学をしたからこそだと思います。