マルタの短期留学|メリット・デメリットや1ヶ月の費用相場を解説

「短期留学先としてマルタを選ぶメリットはあるの?」
「どんな人がマルタ留学に向いているんだろう?」

短期留学先としてマルタを検討している方は、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。この記事ではマルタの基本情報をはじめ、マルタに短期留学するメリット・デメリット、向いている人の特徴、費用相場を紹介します。

目次

マルタの基本情報

マルタの基本情報は以下の通りです。

正式名称マルタ共和国
首都ヴァレッタ
面積316㎢
人口約52万人
気候地中海性気候
公用語英語、マルタ語
通貨ユーロ(EURO €)
時差-8時間※サマータイム(3月末から10月末): -7時間

マルタは、地中海に浮かぶ小さな島国です。気候は地中海性気候で、夏は乾燥しており、冬の時期も温暖です。とはいえ、夜になると冷え込むこともあるため、防寒対策は必要となるでしょう。

マルタは美しい海岸線と歴史的建造物を残した街並みが有名です。美しいビーチや澄んだ海水、水中洞窟などが訪れる観光客を惹きつけます。首都のヴァレッタは、世界遺産に登録された美しい古都で、バロック様式の建築物やカトリック教会が見どころです。

マルタの公用語はマルタ語と英語であり、マルタのほとんどの人が英語を話せます。ちなみに、マルタはイギリスの統治下であった背景から、イギリス英語です。

そもそも短期留学とは?

短期留学とは、比較的短い期間で留学する滞在方法です。短期の定義は人によって異なりますが、一般的に1週間から3ヶ月とされています。期間が短い分、長期留学よりも費用を安く抑えられるのがメリットです。長期滞在よりも安く学校の長期休暇中や有給休暇を利用して、短い期間でも留学ができます。

マルタに短期留学するメリット

マルタの短期留学にはいくつかのメリットがあります。ここでは、マルタに短期留学するメリットを紹介します。

ヨーロッパ諸国の中でも留学費用が安い

マルタに短期留学する大きなメリットは、ヨーロッパ諸国の中でも留学費用が安いことです。語学留学では渡航費や家賃、現地での生活費など多くの費用がかかります。経済的な心配をせずに勉強に集中するためにも、留学費用はなるべく抑えたいところです。

マルタはユーロ圏に属していますが、他のヨーロッパの主要な留学先に比べて生活費や学費が比較的安くなっています。ヨーロッパ圏の留学で費用を抑えて留学したいと考えている方は、マルタがおすすめです。

ビザが不要である

90日(約3ヶ月)以内の短期留学の場合、ビザの申請は必要ありません。通常、留学するためにはビザの手続きがあり、書類の準備に時間と手間がかかりがちです。留学が初めての方は戸惑ってしまうこともあるでしょう。

90日以内の留学であれば、学校の入学手続きや滞在先の手配を済ませておけば、ビザ不要で留学できます。また、ビザの手続きにかかる時間を省けるので、留学前の英語の勉強時間にあてられます。

治安や気候が良く過ごしやすい

マルタは治安や気候が良いことでも知られています。

安心して留学生活を過ごすためにも気候・治安は気になるところでしょう。マルタはヨーロッパの中でも治安が良い国です。また、温暖な気候、多数の観光名所があることから、毎年多くの観光客が訪れるスポットでもあります。

留学生は勉強に集中しつつも、授業後や休日には気軽に観光に出かけて息抜きができます。そんなメリハリのある生活ができるのは、マルタならではのメリットと言えるでしょう。

国際色豊かである

マルタの留学では、ヨーロッパを中心に世界中の留学生が多く集まります。そのため、留学生は国際的な友人や人脈を広げる機会を得られるでしょう。

留学先での国際交流は、異なるバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーションを通じて、異文化理解を深め、国際的な視野を広げるのに役立ちます。また、異なる国々の視点や価値観を共有することで、多角的な視点で自分を見つめ直すきっかけにもなるはずです。

マルタに短期留学するデメリット

一方で、マルタの短期留学にはデメリットもあります。マルタに短期留学するデメリットを見ていきましょう。

英語力が思った以上に向上しない可能性がある

マルタに短期留学する際のデメリットは、英語力が思った以上に向上しない可能性があることです。短期留学では言語習得に必要な時間が限られており、効果的な学習が難しいことがあります。

「ようやく留学生活に慣れてきたと思ったら帰国のタイミングになってしまった…」は短期留学でありがちな経験談です。留学生のレベルにもよりますが、一定以上の英語力を求めるのであれば、中〜長期の留学を検討する必要があるでしょう。

ヨーロッパ諸国を十分に満喫できない

マルタは、他のヨーロッパ諸国と近接していることから気軽に観光しやすいです。しかし、短期留学の場合、他のヨーロッパ諸国を訪れる時間や機会が限られてしまうのが難点です。

とはいえ、観光ばかり行ってしまい、勉強を怠ってしまっては英語力は伸びません。

留学の目的や優先事項に合わせて、計画的に行動することが求められるでしょう。

マルタの短期留学に向いている人の特徴

ここでは、マルタの短期留学に向いている人の特徴を紹介します。

日本人の少ない環境で英語を学びたい人

日本人の少ない環境で英語を学びたい人は、マルタが向いています。

マルタでは、日本からの留学生は比較的少ないため、英語を学ぶ際の日本人同士のコミュニケーションが少なく、英語を学ぶのに適した環境です。日常生活や授業で英語を使用する機会も多く、英語力の向上が期待できます。

短期集中で英語を学びたい人

短期集中で英語を学びたい人も、マルタの短期留学が向いています。とくに社会人の場合、なかなか休みや時間が取れないことがあるでしょう。短期留学であれば、数週間からの留学も可能です。

週4〜5日、1日4〜6時間程度の勉強、ホームステイなどネイティブの家族との生活を通して、英語漬けの環境に身を投じられます。

ヨーロッパの雰囲気を興味がある、味わいたい人

ヨーロッパの雰囲気に興味がある、味わいたい人も、マルタの短期留学に向いている人の特徴です。マルタは近隣のヨーロッパへのアクセスが良好です。滞在日数が90日以内、かつシェンゲン協定に加盟しているヨーロッパであれば、出入国審査なしで他のヨーロッパの国に入国できます。

マルタに留学することで勉強だけでなく、週末を利用して他のヨーロッパの国々の観光も楽しめます。

マルタに短期留学する場合の費用(1ヶ月)

マルタに短期留学する場合にかかる費用は、平均で40〜50万円が相場です。あくまで目安なので、具体的にいくら必要なのかはしっかり計算しておく必要があります。ここでは、具体的にいくらかかるのか、項目ごとに紹介していきます。

渡航費

マルタの渡航費は時期によって異なりますが、13万円〜25万円です。短期留学の場合は、ビザ費用はかかりません。渡航費を抑えるのであれば、オフシーズンを避けたり、早い段階で航空券を購入しておくことがおすすめです。

学費

マルタの学校・受講するプログラムによって異なりますが、10万円〜20万円です。学費が安いから教育環境が充実していない、高いから質の良い教育が受けられるとは限りません。

授業内容やサポート体制なども考慮しながら、複数の学校を比較検討しましょう。

居住費

地域によって異なりますが、10〜21万円です。基本的に都市に近いほど高額になる傾向にあります。また、ホームステイや学生寮、シェアハウス、ルームシェアなど居住スタイルによって金額が異なります。

生活費

生活費には、主に食費や交通費、娯楽費などが含まれています。食費に関しては、ホームステイの場合は食事がついてることが多いですが、寮やシェアハウスの場合は、自分で用意する必要があります。

外食ばかりしていると費用がかさんでしまいます。なるべく費用を抑えたい人は、自炊することを心がけ、外食はなるべく控えるようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、短期留学先としてのおすすめのマルタのメリット・デメリット、向いている人の特徴、費用を紹介しました。マルタはヨーロッパの中でも留学費用が安く、過ごしやすい環境であることから、短期留学におすすめの留学先です。

しかし、マルタの短期留学は時間が限られているため、留学目的を決めて計画的に行動することが大切です。自分の目的や希望にあったプログラムを選んで、マルタの短期留学を充実させましょう。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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