マルタの国際空港は?基本情報から気になるアクセスまでご紹介

マルタは小さな国で、日本から渡航する際に利用できる空港は、マルタ国際空港のみとなっています。

では、マルタ国際空港までは、どのようなルートで訪れることができるのでしょうか。

この記事では、マルタ国際空港の基本情報やアクセス方法、マルタ共和国への入国方法、マルタのおすすめ観光地を紹介しているので、参考にしてください。

目次

マルタ国際空港の基本情報

マルタ国際空港は、市内中心部から約10㎞の場所にある国際空港です。現在では、国際線においては23の航空会社が就航しています。

マルタ空港は、マルタへの玄関口とでもいうべき国際空港で、小規模ながら利用者は年々増加傾向にあるようです。日本からマルタを訪れる際にも、マルタ国際空港を利用することになります。

空港内の施設

マルタ国際空港には、「飲食店」「免税店・お土産店」「ラウンジ」があります。飲食店においては、日本でもお馴染みのハンバーガーチェーン店などをはじめとする10店舗以上の店舗があります。

また、旅行や留学といえば、思い出のお土産を購入したいと考える方は多いでしょう。マルタ国際空港内の免税店やお土産店では、マルタならではのグッズが数多く販売されています。

マルタのお土産は市内でも購入できますが、市内で購入できなかったという場合はマルタ国際空港を訪れれば購入可能です。

そしてもうひとつ、時間に余裕があり、ゆったりとしたひと時を過ごしたいなら、ラウンジの利用がおすすめできるでしょう。

ラウンジは、1回当たり40ユーロで利用できます。40ユーロというと、日本円で6,000円を超えますので、少々割高です。しかし、プライオリティ・パスがあれば、世界中のどのラウンジも利用し放題という特典があります。

よりラグジュアリーな時間を満喫したい方におすすめできるのが、マルタ国際空港内にあるラウンジだといえるでしょう。

日本からマルタへのアクセス

日本からマルタまでのフライト時間は、早くて18時間です。しかし、選ぶルートによってフライト時間が異なります。

直行便の有無

日本とマルタをつなぐ直行便は、2023年現在で就航していません。日本からマルタを訪れる際には、直行便があるヨーロッパの都市を経由する必要があります。

経由便について

最も短時間でマルタに到着できる経由都市はイタリア・ローマです。イタリア・ローマまでの所要時間は東京を主発地点とした場合、羽田空港からで約1時間25分、成田空港からでは約1時間30分となっています。

また、ドイツのフランクフルトやミュンヘン経由、トルコのイスタンブール経由、フランスのパリ経由などのルートもありますが、それぞれに2時間30分前後の時間がかかります。最短距離でマルタに到着したいとお考えなら、イタリア・ローマ経由で検討してみると良いでしょう。

ただし、経由地によって航空チケットの料金には差が生じますので、この点についてはあらかじめ調査をしておく必要がありまます。

なお、航空チケットの安さで選ぶなら、ドバイ経由またはイスタンブール経由がおすすめです。しかし、これらのルートではフライト時間が長くなりますので、どちらかというと体力に自信がある方向けのルートだといえるでしょう。

マルタ共和国への入国方法

マルタへの入国は、空港に到着したら直ちに入国できるようなことはなく、4つのステップをクリアして初めて入国が許可されます。ここでは、マルタ共和国への入国方法をステップごとにご紹介します。

【ステップ1:入国審査】
空港へ到着してすぐに受けなければならないのは、入国審査です。この審査では、パスポートを提示して、入国希望者とパスポートの顔写真が一致するかどうかの確認、入国記録から入国を許可できる人物かどうかを審査します。

【ステップ2:荷物受取】
入国審査を無事に通過したら、預けておいたご自身の荷物を受け取ります。

【ステップ3:検疫検査】
税関で検疫検査を受けます。この検査では、持ち込み禁止物を持ち込もうとしていないかどうか、違法薬物の反応が出ないかどうかなどについての検査を受けます。なお、持ち込み禁止物は国によって基準が異なるため、事前に確認しておきましょう。

【ステップ4:入国完了】
1~3のステップを無事にクリアしたら、案内に従い到着口に移動し、入国完了となります。

マルタ国際空港から市内へのアクセス

マルタ空港から入国してマルタの中心部に向かうには、いくつかの交通手段を経由する必要があります。

交通手段

マルタ中心部への交通手段は以下の3つです。

  • 路線バス(乗車時間:40~50分)
  • タクシー(乗車時間:15~20分)
  • 配車アプリの利用(乗車時間:15~20分)

また、滞在先のホテルによっては空港送迎サービスが用意されていることもありますので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

ヴァレッタ(バレッタ)へのアクセス

ヴァレッタはマルタの中心部で、数多くの世界遺産があることで知られています。ヴァレッタへは、上記でご紹介した路線バス、タクシー、配車アプリの利用で向かうことができます。

なお、短時間で現地に到着できるのはタクシーや配車アプリの利用ですが、料金は少々割高です。費用を抑えるなら路線バスを利用しましょう。

マルタのおすすめ観光地

マルタは地中海に浮かぶ美しい島国で、おすすめ観光地がたくさんあります。その中でも、以下3つのはマルタを訪れたたなら必ず訪れておきたいおすすめ観光地です。

  • ヴァレッタ
  • ゴゾ島
  • イムディーナ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ヴァレッタ

ヴァレッタ市街は、街全体が世界遺産として登録されており、聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿、勝利の聖母教会など、見どころが満載です。ヴァレッタの建造物は「マルタストーン」と呼ばれ、美しいハチミツ色の石灰岩でつくられています。また、ヴァレッタにはグランド港やマイサイムシェット港があります。海風に吹かれながら海岸沿いを散策するのも良いでしょう。

ゴゾ島

マルタは、マルタ島、コミノ島、ゴゾ島で構成されています。その中でも豊かな自然を満喫したいなら、ゴゾ島がおすすめです。ゴゾ島の板場の見どころは、真っ青な海です。ただ眺めているだけでリフレッシュできます。

ただし、ゴゾ島はマルタからフェリーを利用します。船酔いが心配な方は酔い止めを持参しましょう。

イムディーナ

イムディーナは、中世の面影が色濃く残るマルタの古都です。バロック様式の扉の向こうは、かつて貴族が暮らしていたという館やバロック式の教会などがあり、ヴァレッタとはまったく別の趣を感じられます。

イムディーナは人口300人にも満たない小さな街で、「静寂の町」ともいわれています。中世の息吹を感じてみたいという方は、ぜひ、イムディーナを訪れてみてくださいね。

まとめ

今回は、マルタ国際空港の基本情報から気になるアクセス方法、マルタでおすすめの観光地までをご紹介してきました。

マルタを訪れるためには、マルタ国際空港を利用する必要があります。ルートがいくつもあるため、費用やフライト時間を校了しながらどのルートで訪れるのかを決めておきましょう。

また、空港から市内へ向かう方法もいくつかあります。できる限り費用を抑えたいなら、路線バスの利用がおすすめです。

マルタには世界遺産をはじめとするおすすめの観光地がたくさんあります。準備をしっかり行って、現地での観光を楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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