ワーホリの前にフィリピンで英語を準備するなら、目安は8〜12週です。セブリッジのカウンセラー山岡は2か月で出発し、英語の面接ができずに、ワーホリの後にセブへ戻って学び直しました。
このページは、ワーホリで困る場面から逆算して「どこまで準備するか」「何週間かかるか」「費用と日程」を、山岡の記録・ワーホリの前に留学した先輩28人・承認済みの料金で整理したものです。オーストラリア側の手続きと2カ国分のプラン設計は、グループのオーストラリア留学ネットが担当します。
ワーホリの前に、フィリピンで何週間学ぶと、どこまで行けるか
山岡の月別テスト(35→70点)と、ワーホリ前に留学した先輩の記録をもとにした目安です。
4週
耳が英語を拒まなくなる。単語で会話
8週
講師の会話についていける。短い文で日記が書ける
12週
聞き返さずに即答できる。英語で面接・家探しに手が届く
16週〜
ネイティブと簡単な会話。IELTSなど試験の準備も
4週・8週・16週〜は山岡の1・2・4か月目の記録、12週はセブに戻った直後の記録と、12週の先輩の声(「自己主張する力がついた」)から。個人の記録で、誰でもこうなるという保証ではありません。ワーホリ前に留学した先輩28人のうち、17人が8〜12週でした。
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このページで分かること
- ワーホリで英語が要る3つの場面と、どこまで準備すればいいか
- フィリピン留学は何週間必要か(先輩28人の期間と、山岡が足りなかった実例)
- ワーホリの前のフィリピン留学が、現地で何に役立ったか(先輩6人の声)
- フィリピン8〜12週+オーストラリアの費用と、出発から逆算した日程
ワーホリの前に英語はどこまで準備すればいいか
英語で仕事の面接を受け、家を探し、職場で聞き返せるところまでです。到着してから慣れるだけでも1か月かかります。
ワーホリで英語が要る場面は、大きく3つです。
- 仕事の面接。ローカルの職場は英語で面接します。ここを越えられないと、日本語で働ける職場から選ぶことになります
- 家探し。シェアハウスの内見と契約は英語です。日本人だけの家は探しやすい分、英語を使う時間が減ります
- 職場で聞き返す。指示が分からないときに、その場で聞き返せるかどうかで、仕事の幅が決まります
山岡は、セブで2か月学んだあとシドニーへ行きました。英語で面接ができる力はなく、ネイティブと話した経験もほぼないままの出発で、到着時にはオーストラリア英語がほとんど聞き取れず、耳が慣れるまでに1か月かかっています。ローカルのレストランで働きながら、自分の英語を2歳の子どもに真似される悔しさも味わいました。そのときの記録は半年の留学の記事に、月ごとのテスト結果と一緒に載せています。
同じ話は、先輩の記事にもあります。TOEIC265点からフィリピンに3か月留学した先輩は、「オーストラリアのワーホリで挫折して帰国した日本人を数多く空港で見送ってきましたが、9割共通点があります。それは英語がまともに喋れない事です」と書いています(ワーホリ前にフィリピン留学した3つの理由)。
準備で変わること
- 面接を英語で受けられるので、ローカルの職場も選べる
- 家探しを英語でできるので、住む場所を日本人以外からも選べる
- 聞き取れない期間が短くなる
準備しても、残ること
- オーストラリア英語のなまりには、最初は戸惑います(山岡は1か月)
- 8週でペラペラにはなりません。「困らない」まで
- 資金・仕事探し・住まいの段取りは、英語とは別に要ります(つまずきやすい5つのこと)
ワーホリの前のフィリピン留学は何週間必要か
目安は8〜12週です。4週は「慣れる」まで、12週で英語の面接や家探しに手が届きます。ワーホリの前に留学した先輩28人のうち、17人が8〜12週でした。
| 週数 | できるようになること(山岡の記録から)と、ワーホリの前として |
|---|---|
| 4週 | 耳が英語を拒まなくなる。単語だけで先生と会話できる(1か月目・35点) 慣れるまで。面接には足りません |
| 8週 | 講師の会話についていける。短い途切れ途切れの文で日記が書ける(2か月目・42点) 山岡はここで出発し、面接ができませんでした |
| 12週 | 講師の言うことがほぼ理解でき、会話に即レスポンスできる(セブに戻った直後・45点) 英語で面接・家探しに手が届く目安 |
| 16週〜 | ネイティブと簡単な会話ができる。簡単な英語のニュースが分かる(4か月目・53点) IELTSなど試験の準備も入れられる |
点数は学校の月例テスト(100点満点)。山岡個人の記録で、伸び方は人によって違います。
山岡がワーホリからセブに戻って受けた最初のテストは45点で、出発前から3点しか上がっていませんでした。スピーキングとリスニングは格段に伸びていた一方で、文法とライティングはまったく伸びていなかったのです。ワーホリ中は会話が中心になるので、伸びる力が偏ります。文法と書く力は、出発前のフィリピンで固めておくほうが効きます。
12週を選んだ先輩の声も、同じところを指しています。「最初はオーストラリアで3ヶ月語学学校に通い、その後ワーホリに移行しようと考えていましたが、1年の中で3ヶ月を語学学校に費やすのがもったいないと感じました」(20代・BECI Sparta・12週)。オーストラリアのワーホリビザで通える学校は最長4か月です。その分をフィリピンに置き換えると、ワーホリの1年を働く時間と生活に使えます。
セブリッジの体験談で、ワーホリの前や後に触れている先輩28人の期間は、4週以下が8人、6週が1人、8〜12週が17人、16週以上が2人でした。8週と12週がそれぞれ8人ずつで、いちばん多い選択です。
ワーホリの前のフィリピン留学が現地で役に立ったこと
「生活も仕事もスムーズに始められた」「会話の戸惑いが減った」「自己主張できるようになった」。英語だけでなく、海外での生活に先に慣れておけたことも含みます。
20代・E-ROOM・12週
「会話形式の英語をたくさん学んだ為、英語で会話する事の戸惑いが少なくなりました。」ワーホリに行きたい人へ、「フィリピンで勉強してから他の国に行くことによって、会話での戸惑いや不安が少なくなると思う」とも。
20代・Baguio JIC・12週(オーストラリアのワーホリ前)
「もともと現地(オーストラリア)の語学学校に通うつもりでしたが、『まずはサバイバルイングリッシュを身につけたい』『コスパよく集中的に学びたい』と思い、フィリピンでの留学を選びました。」一番の成長は「自己主張する力」。
20代・BECI Sparta・12週(オーストラリアへ)
「1年の中で3ヶ月を語学学校に費やすのがもったいないと感じました。そのため、リーズナブルでポピュラーなフィリピンを選び、2カ国留学をしてみようと思いました。」
20代・Winning City・8週(アイルランドのワーホリ前)
「その準備として『まず英語環境に慣れておこう』という意味でも、フィリピン留学はちょうど良いステップになりました。」
20代・Baguio JIC・24週
「学校に在籍していた日本人の8割がワーホリを検討している生徒で、ワーホリの情報交換が活発に行われていた」。同じ目的の人が集まる学校は、情報も一緒に手に入ります。
先輩28人のうち12人はバギオの学校(JIC・BECI・PINES)でした。遊ぶ場所が少なく、平日は勉強に集中しやすい街です。体験談の一覧では、学校や期間で絞って読めます。
2カ国留学の費用と日程
フィリピン8〜12週+オーストラリアのワーホリで、フィリピン8週は授業料+寮費で244,000円〜、12週は362,000円〜です。オーストラリア側は、渡航前の費用が40〜110万円が目安です。
フィリピン側の費用(授業料+寮費)
| 期間 | 授業料+寮費 |
|---|---|
| 4週 | 122,000円〜 慣れるまで |
| 8週 | 244,000円〜 先輩がいちばん多く選ぶ期間のひとつ |
| 12週 | 362,000円〜 面接・家探しに手が届く目安 |
| 16週 | 482,000円〜 試験の準備も入れる場合 |
料金表を公開している9校で、授業料+寮費がいちばん安い組み合わせ(2026年料金・1ドル=157円換算・9月28日時点。保護者向けのプランと通学は除く)。学校・コース・部屋タイプで変わります。航空券・保険・SSP・教材費・電気水道代などの実費は別です。期間別の総額の目安は費用の記事にまとめています。
オーストラリア側の費用
ビザ申請料、航空券、保険、学校に通う場合はその学費で、渡航前に40〜110万円。学校に通わなければ40〜60万円、3か月通うと80〜110万円が目安です。現地の生活費は月に1,930〜3,250豪ドルで、住み方と働き方で倍ほど変わります。内訳と、いくら稼げるかはオーストラリアのワーキングホリデー完全ガイド(オーストラリア留学ネット)にあります。
豪州1年間の留学を、フィリピン6か月+オーストラリア6か月にした場合の削減幅や、フィリピン2・3・5・6か月の4つのプランは、フィリピン・オーストラリア二カ国留学のページで比べられます。
出発から逆算した日程
出発の6か月前
2カ国分のプランを決め、フィリピンの学校と部屋を押さえる。人気校は3か月先の部屋が埋まることがあります
5〜6か月前
オーストラリアのワーホリビザを申請(フィリピン出発の2〜3か月前)。フィリピンへ出発する前に取得しておく。航空券は日本→フィリピン→オーストラリアの順で
3〜4か月前
フィリピンへ。8〜12週、英語だけの毎日。後半は英語で面接の練習と、住まい探しの言い回しを
出発
フィリピンからオーストラリアへ直接。日本に戻る必要はありません(戻ることもできます)
2カ国分の学校手続きとビザの取得を考えると、プランの相談は出発の6か月前が目安です。フィリピンだけなら2〜3か月前でも間に合いますが、ワーホリを控えている場合は、ビザの取得をフィリピン出発前に終えておく分、早く動きます。
2カ国留学とは”2つの国に留学するプラン”です
その名の通り、2つの国を目的別に組み合わせる事により
- 効率的、短期間で英語力を伸ばす
- 留学総額を抑える、節約する
- IELTS等のスコアを短期間で取得する
このような目的を費用を抑えて、短期間で達成する為に2カ国留学する方が増えてきました。
フィリピン留学からオーストラリアへワーホリで行くプランが人気
英語がある程度話せないと、オーストラリアでワーホリする際の仕事探し、日常生活、友達作りに苦労します。オーストラリアでワーキングホリデーを開始する前に、フィリピン留学で英語を短期間でみっちり勉強して、ある程度英語が話せるようになってからワーホリを開始する人が増えています。
オーストラリアにワーホリで入国後、多くの方が3〜4か月語学学校に通い、英語を勉強しながらオーストラリアでの生活に慣れていきます(ワーキングホリデービザでの就学期間は4か月=17週間までと決まっています)。この英語勉強の時間を、ワーホリ前に留学費用の安いフィリピン留学に置き換えると、費用を抑えたうえで、ワーホリの1年間を働く時間と生活に使えます。
フィリピン留学のいい部分
フィリピン留学は英語学習のみに集中できる環境が整っています。英語を勉強する以外の家事や日常的な労働は一切しなくて良いのです。
- 朝昼晩の3食が出るので自炊する必要が無い
- お部屋の掃除をしてくれる
- 洗濯もしてくれる
- 朝から夕方、夜まで授業がある(8〜12コマ/日)
例えば、フィリピンのスパルタ学校のカリキュラムだと、朝は6時40分から1限目開始し、夜は8時40分まで授業があります。こんなカリキュラムで英語学習できるのは、世界中どこを見てもフィリピンだけです。
オーストラリア、ワーホリのいい部分
お仕事をし収入を得ながら海外生活を送ることができ、海外生活しながら英語力を上げられることです。ワーホリビザの1年間で最長4か月までは学校に通うこともできます。世界中から留学生、ワーホリ渡航者が集っているので、英語ができれば世界中の友達ができます。
ワーホリ生活の中で、英語力が低いゆえに諦めてしまうことが沢山あります。
- ローカルジョブ、英語環境での仕事
- 英語力が必須の時給の高い仕事
- 日本人が住んでいないシェアハウスに入居すること
- パーティーやイベントへの参加
2カ国留学ができる国
フィリピン留学して英語力を高めてから渡航する国として多いのが、下記の様な留学プランです。
- フィリピン留学⇒オーストラリア【ワーキングホリデー】
- フィリピン留学⇒オーストラリア【学生ビザ】(カレッジや大学への進学)
- フィリピン留学(IELTS7.0取得後)⇒オーストラリア【学生ビザ】(看護留学)
- フィリピン留学⇒カナダ【ワーキングホリデー】
渡航先としては、オーストラリア、カナダ、ドバイ、マルタなどがあります。
2カ国留学のメリット
- 留学費用を抑えられる
- オーストラリア入国時にはある程度英語を話せるようになっている
- ワーホリでの入国の場合、お仕事を開始できるタイミングを早められる
- ローカルジョブへ就業できる機会も増える
- オーストラリア入国後、友達作りもスムーズに出来る
- 日本人コミュニティーに属する必要がない
- 英語力を上げるためにオーストラリアの語学学校に長期で通う必要が無い
2カ国留学のデメリット
- フィリピンで出来た友人関係が、オーストラリアへ渡る前に一度離れる(一緒に渡航する人がいれば別です)
- 2カ国分の学校手続きとビザの取得があるので、動き出しが早くなる
- オーストラリアが好きな人は、豪滞在期間が短くなる
2カ国留学はこんな人に合います
- 留学費用を抑えたいが英語力を短期間で向上させたい人
- 学習期間(学校に通う期間)を短縮したい方
- オーストラリア入国前に基礎コミュニケーション、会話力を上げておきたい人
- IELTSスコアを取得してからオーストラリアのカレッジ、大学への進学を希望している人
逆に、日本語の職場と日本人の家で1年を過ごすと決めている人や、すでに英語で面接を受けられる人は、フィリピンに寄らずに直接行くほうが費用は小さくなります。
期間に余裕があるなら、バギオという選択
ワーホリの前に8週以上を使えるなら、セブよりバギオを提案しています。涼しい山の街で遊ぶ場所が少なく、スパルタ系の学校が多いので、平日は勉強に集中しやすい環境です。ワーホリの前に留学した先輩28人のうち12人がバギオの学校でした。
バギオが合う人
- ワーホリの前に8〜12週以上を使える人
- 面接や家探しまで、英語を仕上げたい人
- 週末より平日の勉強を優先したい人
セブの学校を提案する人
- 4週以下で「慣れる」ことが目的の人
- 週末は海や街にも出たい人
- 親子や友人と一緒で、暮らしやすさを優先する人
2カ国留学についてのよくある質問
Q. 英語がゼロでも、8週で足りますか?
A. 山岡はBe動詞から始めて、2か月(8週)では英語の面接ができませんでした。ゼロから始めるなら12週を目安にし、面接と家探しの練習を後半に入れることを提案しています。いまの英語力と出発時期を送っていただければ、期間の案を一緒に組みます。
Q. オーストラリアで学校には通ったほうがいいですか?
A. 目的によります。到着直後の生活の立ち上げ(銀行口座、住居探し、履歴書)を学校で済ませたい人は2〜3か月通う選択があり、英語をフィリピンで仕上げてきた人は通わずに働き始める選択もあります。この判断で初期費用が30〜50万円変わります。詳しくは完全ガイドの「学校に行くか、行かないか」を参考にしてください。
Q. フィリピン留学終了時に日本に帰国する必要はありますか?
A. ありません。フィリピンからオーストラリアへ直接渡れます。航空券は日本⇒フィリピン⇒オーストラリアの順で購入すれば、2便分の航空券代で抑えられます。もちろん、一度日本に帰国することもできます。
Q. オーストラリアのビザを申請するタイミングは?
A. フィリピン出発の2〜3か月前に申請し、フィリピンに出発する前に取得しておきます。ワーキングホリデービザ、学生ビザ、観光ビザなどビザタイプにより申請するタイミング、所要時間も大きく変わるので、担当カウンセラーと一緒に日程を組みます。ビザの条件(年齢・資金・初回であること)は完全ガイドにまとまっています。
まとめ
ワーホリの前にフィリピンで準備するなら、目安は8〜12週。英語で面接を受け、家を探し、職場で聞き返せるところまでを出発前に作ると、ワーホリの1年を働く時間と生活に使えます。2か月で出発して足りなかった山岡の記録と、8〜12週を選んだ先輩17人の声が、その根拠です。
フィリピン側の学校選びと手続きはセブリッジが、2カ国分のプラン設計とオーストラリア側はグループのオーストラリア留学ネットが担当します。窓口はひとつで大丈夫です。