マルタのコンセントは日本と同じ?電圧の違いや変換プラグの選び方をご紹介

マルタを訪れる際には、生活のあらゆる点における日本との違いを把握しておく必要があります。電圧の違いもまた、そのうちのひとつです。

日本とマルタとでは、電圧やコンセントの種類が異なります。そのため、事前に把握しておかないと、現地で不自由な思いをする可能性があります。

この記事では、日本とマルタの電圧の違いや変換プラグの選び方を紹介していきます。

目次

マルタのコンセントは日本と形が違う

日本とマルタとでは、そもそもコンセントの形が違います。日本とマルタのコンセントの違いを見ていきましょう。

Aタイプ(日本)

日本では、世界的に見て比較的電圧が低い100VのAタイプという種類のコンセントが使われています。そのため、海外で使用してしまうと、高い電圧に家電製品が耐えられず、故障してしまうことがあります。

なお、日本で使われているAタイプは四角い形状で、差込口は左右合わせて2本となっています。

BFタイプ(マルタ)

マルタで使われているコンセントはBFタイプです。差込口が上1本(縦)と下横2本(横)となっており、形状は四角形です。パッと見た感じ、日本とマルタのコンセントは似ていますが、電圧は230Vと異なります。

BFタイプのコンセントはイギリスでも使われています。

マルタの電圧

日本の電圧が100Vなのに対し、マルタの電圧は230Vとかなり高くなっています。そのため、日本製の家電製品をマルタで使う場合には、電圧を下げるための変圧器が必要なのです。

ただし、家電製品の中にも例外はあります。マルタを訪れる際に持参する家電製品の対応電圧を、あらかじめ確認しておきましょう。

スマホやPCは変圧器が不要

家電製品の中には、例外として変圧器が必要ない種類があり、スマホやPC、デジカメ、電気シェーバーなどがこれに該当します。

それは、これらの製品の多くは、あらかじめ変圧器が内蔵されており、海外で使う場合でも変圧器なしでOKの使用になっているからです。

ただし、これらの製品であっても、機種によっては変圧器が必要になる可能性がまったくないわけではありません。どの電圧に対応できるのかをしっかりと確認しておきましょう。

日本の家電製品を使う際の注意点

ここでは、日本の家電をマルタで使う際の注意点をまとめたので、参考にしてください。

変圧器が必要か確認する

日本から持ち込んだ家電製品をマルタで使う際には、その家電製品が変圧器不要で使える種類なのか、それとも変圧器を使用しなければならない種類なのかを確認しておきましょう。

なお、日本国内で販売されている変圧器の価格帯はまちまちですが、あまりにも安い種類を選んでしまうと、すぐに故障して現地で困ることがあります。特にマルタに長期滞在する場合には、少々高額でも高性能タイプの変圧器を用意しておいたほうが良いでしょう。

また、マルタのコンセントを使用する際には、コンセントの形に合った変換プラグも必要になります。変換プラグがないと、日本から持参した家電製品を使えません。BFタイプに対応した変換プラグも用意しておきましょう。

家電製品の電圧を確認する

マルタで家電製品を使う場合には、その家電製品が対応できる電圧を確認しておきましょう。

電圧が高いということは、流れる電流も大きくなるということです。マルタの電圧に耐えられない日本の家電製品をそのまま使ってしまった場合では、ほぼ間違いなくといっていいほど、家電製品が故障します。

そうならないためには、マルタに持参する家電製品一つひとつの電圧をしっかりと確認しておきましょう。

ドライヤーやヘアアイロンは特に注意する

日本で使われているドライヤーやヘアアイロンは100V用で、電流は1200W対応となっていることがほとんどです。

そして、ここで注意していただきたいのは、対応できる電流の数値だけを見て不用意に使用してしまうと、ショートしてそのまま使えなくなる可能性があるということです。

マルタにドライヤーやヘアアイロンを持参するなら、マルタの電圧に対応できる製品に切り替えるか、変圧器を用意しておくことが大切です。

また、マルタ到着後に、現地でドライヤーやヘアアイロンを購入するという方法もありますが、マルタではこれらを取り扱う店舗が少ないため、この方法はあまりおすすめできません。

変圧器以外に必要な周辺機器

ここでは、変圧器以外の必要な周辺機器を紹介します。以下のグッズも用意しておくと、より快適に過ごすことができますよ。

  • 延長コード
  • モバイルバッテリー

延長コード(タコ足)

マルタでは、旅行の際に利用するホテルや、留学のための寮などで使用できるコンセントの数が限られます。そのため、延長コードを用意しておくのがおすすめです。

なお、日本で延長コードを買う場合では、日本仕様のAタイプの差込口になっています。差込口と同じ数の変換プラグと変圧器を用意しておくと良いでしょう。

なお、家電量販店などでは、変換プラグと変圧器を安価にセット販売しているところがあるため、コストを抑えることができます。

モバイルバッテリー

常に満充電にしてあるモバイルバッテリーがあれば、出先でスマホやポケットWiFiの充電残量が少なくなった場合でも、すぐに対応できます。

なお、モバイルバッテリーはひとつあれば不自由することはないと考えられますが、不安なら2~3個用意しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、日本とマルタの電圧違いや変換プラグの選び方をご紹介してきました。日本とマルタとでは、コンセントの差込口に違いがあるため、変換プラグがないと日本の家電製品を使うことができません。

また、電圧にも違いがあるため、変圧器の持参も必須です。中でも特に注意が必要なのはドライヤーやヘアアイロンで、ワット数のみ確認し、電圧を確認せずに使用してしまうと、いきなりショートして故障するリスクが高まります。

日本とマルタとでは、生活様式だけでなくコンセントや電圧にも違いがあります。マルタを訪れるなら、これらを理解した上で、対応できる準備を整えてから出発しましょう。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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