マルタで留学保険は必要?注意点や選び方、おすすめ保険会社を紹介

マルタ留学で90日以上現地に滞在する際には、留学保険への加入が義務付けられています。しかし、いざ留学保険を選ぶ段階になると、どれを選んだらいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事では、マルタ留学で留学保険が必要なケースや留学保険に関する注意点、留学保険の選び方、おすすめの保険会社をご紹介しています。

目次

マルタ留学で留学保険が必要なケース

マルタ留学では、滞在期間が90日を超える場合、留学保険に加入することが義務付けられています。

それは、滞在期間が90日を超える留学の場合では、語学学校に留学保険の加入証明書を提出する必要があるからです。

そしてその背景には、留学中の外国人が現地で病気や怪我による医療を受けたのにも関わらず、そのまま帰国してしまい、医療費が滞在国の自治体や医療機関の負担となるケースが後を絶たないなどの現状があるのです。

また、病気や怪我で治療を受けられたとしても、保険に加入していなかった場合では、すべて自己負担となり、医療費を払えなくなるケースもあります。

そしてもうひとつ、マルタ留学では窃盗被害に遭わないとは限りませんし、器物破損などで自分が加害者にならないとも限りません。そして、このようなトラブルに対処する手立てとして、留学保険の加入が義務付けられているということです。

マルタの留学保険に関する注意点

マルタの留学保険に加入する際には、以下の点に注意してください。

1. 留学保険は渡航前に加入する

マルタ留学を計画する際、保険加入のタイミングに注意が必要です。マルタの留学保険の保証期間は、「出国前に自宅を出発する時から、帰国後自宅に戻るまで」となっています。

現地に到着してから加入手続きをすることは難しいでしょう。出発日までに余裕を持って必要な保険を確認し、加入手続きを済ませておく必要があります。

2. クレジットカードの付帯保険は付帯内容を確認する

マルタ留学を控えている人の中には、クレジットカードに付帯している保険を利用しようと考える方もいるかもしれません。

クレジットカードの付帯保険には、クレジットカードの所持で自動的に付帯する自動付帯保険と、クレジットカード会社が定める条件を満たすことで利用できる利用付帯保険があります。

クレジットカード付帯保険を利用する場合は、自身のカードが自動付帯なのか利用付帯なのかを確認しておきましょう。

また、付帯保険の内容は各カードによって異なり、補償範囲が限定的だったり、治療費の上限が低かったりするケースが少なくありません。そのため、クレジットカード付帯保険を検討する場合は、事前に補償内容を詳細にチェックし、不足分は別途保険に加入することも検討しましょう。

マルタの留学保険の選び方

留学保険にはあらゆる種類がありますが、ポイントさえ押さえておけば、それほど迷うことなく、ご自身にとって必要な留学保険に出会えるはずです。それでは、マルタの留学保険を選ぶ際のポイントについてご紹介しましょう。

1. 補償内容と金額が十分か

マルタの留学保険を選ぶ際は、補償内容と金額が十分であるかを確認しましょう。特に保険料の安さだけで留学保険を選んでしまわないないように注意しましょう。

金額の安さだけで留学保険に加入してしまうと、肝心の補償内容が薄く、いざというときにあまり役に立たないとこともあります。

留学保険は安いに越したことはありませんが、補償内容をしっかりと確認してから契約することが大切です。もしもの時の補償を手厚く備えられる保険を選びましょう。

2. キャッシュレス対応があるか

留学保険を検討する際には、キャッシュレス対応があることを確認しておいてください。それは、海外の医療は日本よりも高額になることが多く、日本の感覚のような現金払いでは、支払いが難しい可能性があるからです。

たとえば、海外では救急車の要請ひとつとっても有料であることが多く、日本の医療とはまったく勝手が異なることががあります。

キャッシュレス対応の保険であれば、提携病院での治療費を保険会社が直接支払ってくれるため、自己負担を最小限に抑えられます。

3. 日本語サポートがあるか

マルタは日本語が通じず、病気や怪我、盗難被害に遭ったなどの際には、言葉の壁による不自由さを感じる可能性があります。

そこで重要となるのが、日本語サポートがある留学保険に加入しておくということです。

特に病気や怪我などでは一刻を争うこともあり、対応が遅れると重大なアクシデントにつながるリスクが高まります。

そんな時、24時間365日日本語で対応してくれる保険会社のサポートがあれば、心強い味方になってくれます。現地の提携病院の紹介や医療通訳の手配など、適切なアドバイスを母国語で受けることが可能です。

マルタ留学保険におすすめの保険会社

ここでは、マルタ留学保険におすすめの保険会社を3つ紹介します。

1. AIG損保

AIG損保は、最長1年まで留学期間に合わせて設定を行える留学保険です。医療の補償はもちろんのこと、住居内における家財や身の回り品の盗難や破損、借家の火災による家主への賠償責任などのトラブルにも対応できます。

さらに、24時間365日日本語対応のコールセンターのサポート付きです。状況に応じたサービスをスピーディーに受けることができます。キャッシュレスにも対応しているので、その場で現金を用意できなくても不安なくサービスを受けられます。

2. 東京海上日動

東京海上日動の留学・ワーホリ向けプランは、「留学生賠償責任」「留学生生活用動産」「留学継続費用」とい3つの柱から成る留学保険です。

具体的には、他人にけがを負わせたり他人の物を壊す(留学生賠償責任)、家財が盗難に遭った、誤って身の回りの物を壊してしまった(留学生生活用動産)、留学生の扶養者が事故によって死亡したり重度後遺症障害になったりした場合(留学生継続費用)に対する補償内容となっています。

また、キャッシュレス対応や24時間365日専任スタッフによる日本語サポート、メールによるカウンセリングサービスなど、サービス内容が充実しているのも特徴です。特に長期留学を予定されている方には、おすすめ度が高い留学保険だといえるでしょう。

3. 三井住友海上

三井住友海上の留学保険は、「留学生賠償責任危険」「留学生税勝陽動産損害」をベースとしており、留学継続費用をはじめとするオプションが充実とているという特徴があります。

また、24時間年中無休・日本語でサポートを受けられます。急なアクシデントにもすピーティーに対応してもらうことが可能です。

まとめ

今回は、マルタ留学で留学保険が必要なケースや留学保険に関する注意点、留学保険の選び方、おすすめの保険会社をご紹介してきました。

90日を超える長期留学では、病気や怪我の他、盗難や賠償責任など、あらゆるシーンで保険のお世話になる可能性が考えられますので、事前に留学保険に加入しておく必要があります。

また、留学保険を選ぶ際は、保険料の安さだけで留学保険を契約するのではなく、保証内容をしっかりと確認してから契約するようにしましょう。

特に医療に関しては、日本の常識がマルタでは通用しない可能性があります。キャッシュレスに対応してるなど、細かい点についてもきちんとチェックの上で契約することをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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