マルタ留学をする日本人の割合は?日本人が多いことのメリット・デメリットを紹介

ヨーロッパの街並みを感じられ、観光地としても人気の高いマルタ。そんなマルタは留学先としても注目を集めています。

マルタ留学を検討する際に気になるのが、日本人の割合です。マルタ留学をする日本人は多いのでしょうか?この記事では、マルタ留学をする日本人の割合を紹介した上で、日本人が多いことのメリット・デメリットを紹介していきます。

マルタ留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

マルタ留学をする日本人は多い?

マルタ全体の留学生のうち、日本人の割合は4.5%程度といわれています。この割合は、他の留学先と比べると少なめです。

日本人の割合は、時期によっても変わります。例えば、大学の春休みである2月〜3月は、日本人が増える傾向にあります。

また、語学学校のクラスにおいて、日本人は初級からスタートする人が多いです。そのため、初級クラスからのスタートであればクラスに日本人が多い可能性があります。中級以上でスタートすると日本人は少なく、ヨーロッパからの留学生と一緒になるでしょう。

マルタ留学に日本人がいることの3つのメリット

マルタ留学に日本人がいるメリットは、次の3つです。

  1. トラブルがあった時に頼りになる
  2. 価値観の合う友達ができる
  3. 一緒に観光できる

各メリットについて紹介していきます。

1.トラブルがあった時に頼りになる

慣れない土地での留学は、何かしらのトラブルが起こりえます。そんな時に日本人がいると、頼りになり安心でしょう。

トラブルが起きたときに英語で説明するとなると、パニックになって説明できなかったり、どう説明すれば良いか分からなかったりして、問題が解決しない可能性があります。その際に日本人がいれば、日本語で問題を説明でき、一旦は落ち着けるはずです。

トラブルが起きた際、日本語で相談できる相手がいることは非常に心強いです。

2.価値観の合う友達ができる

マルタ留学に日本人がいるメリットとして、価値観の合う友達ができることが挙げられます。

日本人の割合が少ない留学先であるマルタを選んだということは、何かしらの価値観が合う可能性が高いです。例えば、ヨーロッパの文化が好き、日本人が少ない環境で英語の勉強を頑張りたいなどです。

大学生や社会人になると、価値観の合う友達を見つけることはなかなか難しいでしょう。留学先で価値観の合う友達ができるのは、嬉しいメリットです。

3.一緒に観光できる

マルタ留学に日本人がいるメリットは、一緒に観光できる点です。マルタは人気の観光地でもあり、アクティビティなどを楽しめます。また、イタリアの南に位置するため、イタリアへ気軽に旅行できます。

留学中に一人で観光するのも良いですが、現地でできた日本人の友達と一緒に観光すれば、楽しさも倍増するでしょう。

マルタ留学に日本人がいることの3つのデメリット

マルタ留学で日本人がいることのデメリットは、以下の3つです。

  1. 語学力が上達しない可能性がある
  2. 留学の目的を見失ってしまう恐れがある
  3. 授業に日本人が多いとモチベーションが下がってしまう場合がある

1.語学力が上達しない可能性がある

マルタ留学に日本人がいると、話しやすい日本人とばかり話してしまい、英語を話す機会が減ってしまう可能性があります。その結果、語学力の向上を目的に留学しているのに上達しないなんてこともあるかもしれません。

日本語が通じない環境での生活はストレスがかかるため、日本人と話したくなるのは当然です。しかし、日本人とばかり一緒にいると、他の国からの留学生とコミュニケーションを取る機会を逃してしまいます。

英語を上達させるためには、語学学校の授業だけではなく、他の留学生とのコミュニケーションも重要です。語学力の向上を目的として留学しているのであれば、日本人以外ともコミュニケーションを取る機会を意識的に増やしましょう。

2.留学の目的を見失ってしまう恐れがある

マルタ留学に日本人がいることは多くのメリットがありますが、その反面目的を見失ってしまう恐れがあるため注意が必要です。

例えば、マルタ留学の目的が異文化交流であるとします。日本人の友達がいると、日本人の友達と一緒にいるのが楽になり、他の留学生との交流が億劫になってしまうことがあるのです。

このように、日本人がいることで留学の目的を見失うことがあります。留学生活を支え合うために日本人と関わったり、一緒に勉強を頑張ったりすることは良いことですが、留学の目的を見失わないよう気をつけましょう。

3.授業に日本人が多いとモチベーションが下がってしまう場合がある

留学生の中には、授業に日本人が多いとモチベーションが下がってしまうこともデメリットの一つです。日本とは違う環境での英語学習が目的なのに、クラスに日本人が多ければ、モチベーションが低下してしまうのも無理はありません。

勉強に対するモチベーションが下がってしまうと、語学力の上達も難しくなります。留学前に英語のスキルを高めて日本人が少ない上級クラスに入れるようにしたり、モチベーションを高める方法を見つけたりすると良いでしょう。

マルタ留学が日本人におすすめな3つの理由

ここでは、マルタ留学がおすすめな理由を3つ紹介します。

1.ヨーロッパの文化を体験できるから

マルタ留学がおすすめな理由の一つは、ヨーロッパの文化を体験できるからです。

マルタの首都バレッタは、街全体が世界遺産に登録されています。アッパー・バラッカ・ガーデンや聖ヨハネ大聖堂など、ヨーロッパの文化を感じられる観光スポットが点在しており、観光を楽しむことが可能です。

また、他のヨーロッパの国と比べると治安が良いため、安心して観光できるでしょう。

2.食文化が魅力的だから

マルタ留学がおすすめな理由として、食文化が魅力的な点も挙げられます。

地中海に囲まれているマルタは、特にシーフード料理が絶品です。地中海料理の影響を受けており、新鮮な食材を活かしたシンプルな料理や独自の調味料が特徴とされています。魚介類の他には、地元で育てられてる野菜や果物も美味しいです。

また、マルタはうさぎの肉も食べることでも有名です。うさぎの肉は、マルタの人々にとってはちょっとしたご馳走です。さらに、美味しいワインやビールも豊富にあります。お酒が好きな方にもマルタ留学はおすすめです。

3.公用語が英語だから

マルタの公用語は、マルタ語と英語です。そのため、英語力の向上を目指す学生や社会人には、マルタ留学がおすすめです。

語学学校以外でも、街中の飲食店などでは英語が通じます。ヨーロッパの中でも英語を公用語としている国は少ないので、ヨーロッパの雰囲気を楽しみながら英語を学ぶことができるのは、マルタの大きな魅力といえます。

まとめ

この記事では、マルタ留学をする日本人の割合や日本人がいるメリット・デメリットについて紹介しました。

マルタ留学に日本人がいると、トラブルがあったときに相談できたり、価値観の合う友達を作れたりします。一方で、日本人が多いと留学の目的を見失ったり、モチベーションが低下してしまう恐れもあるでしょう。

マルタ留学を検討している方は、この記事を参考にして留学を成功させてください。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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