マルタは夏のイメージがあるけれど、冬にも留学がするメリットがあるのかという疑問や、注意点が気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、冬のマルタの魅力や気を付けたいポイントについて紹介していきます。
冬のマルタの気候
マルタの冬は12月〜2月ごろです。最高気温は15℃ほどで、平均気温は10℃くらいなので1日の中で温度差はそれほどありません。また、1月〜3月は雨季で雨が降ることが多く、日が短いです。雨季といっても、スコールのように降るのではなくパラパラと降ったりやんだりを繰り返します。防寒着と、雨具は必須です。
冬にマルタ留学をする5つのメリット・魅力
夏のマルタも魅力的ですが冬もマルタに留学するメリットはあります。
1.観光客が少ないので落ち着いて過ごせる
夏のマルタはベストシーズンなので多くの観光客が訪れます。そのため、どこへ行っても観光客が多く公共交通機関も人がたくさんいるということがあります。せっかく留学期間に観光も楽しもうと思っても希望通りに観光地を巡れない可能性があったり、通学や移動も落ち着いてできない場合もあるでしょう。冬であれば、夏ほどの観光客はいないので観光や移動など、落ち着いて過ごすことができます。
2.夏に比べて留学費用を抑えられる
冬のマルタ留学は夏に比べて費用を抑えられます。マルタは夏がハイシーズンなので留学にも夏料金というものがかかります。授業料と寮費に違いが出てきます。1か月で3万円ほど違う場合もあるので極力費用を抑えたいという方は冬に留学することをおすすめします。
3.冬休みを利用して留学できる
マルタ留学には、2週間ほどの短期留学もあるので学校や仕事を余分に休むことなく、冬休みを利用して留学することができます。ほかにも、4週間、12週間という短期留学期間のプランも学校によってあります。なかなか仕事や学校を休めないという方にとってはおすすめです。
4.日本と比べて寒すぎず、過ごしやすい
1月〜2月でも平均気温は約14℃あるので寒すぎることなく過ごせます。昼は日本に比べると温暖ですが、海沿いや風が強く吹くと寒さもありますので防寒着は必要です。服装は日本の冬の服装と同じで、セーターやジャケット、コートなどがあれば大丈夫です。
5.クリスマスのイベントを楽しめる
マルタは、国民の98%がカトリック教徒です。世界最古のキリスト教徒とも言われておりクリスマスを盛大に祝うので街はイルミネーションで鮮やかになります。クリスマスマーケットが行われる都市もあり、イベントやクリスマスムードを楽しむことができます。
冬にマルタ留学をする際の3つの注意点
落ち着いて観光ができたり、過ごしやすい気温であるマルタの冬ですが、注意点もあります。
1.冬は降水量がやや多い
マルタは冬に雨が降りやすいです。1月〜3月は雨季になりますが、日本の同じ時期に比べても3分の1程度です。マルタの雨はパラパラと降ったりやんだりを1日中繰り返しています。雨が降ったりやんだりするので観光やアクティビティを計画する際には注意が必要です。防水性のあるコートやブーツがあるといいでしょう。
2.日本と同じく、夕方には暗くなり始める
夏は、20時くらいまで明るいマルタですが、冬には日本と同じく日が短くなるので夕方には暗くなり始めます。夏よりもアウトドアなどを楽しめる時間は限られます。
3.マルタには石造りの住宅が多く、底冷えする
マルタは石造りの家が多いです。マルタの夏は暑いので、家が夏用に造られており冬になると家の中は外よりも寒くなります。底冷えするので厚手の靴下など家用の防寒着も持っていくとよいです。
まとめ
冬のマルタ留学について魅力や注意点を紹介しました。夏に比べて留学費用を抑えることができたり、観光客が少ないので落ち着いて過ごすことができます。しかし、マルタには石造りの家が多いので身体が冷えないよう気を付けたり、日も短いので外での活動は限られてしまいます。冬か夏のどちらが自分にとってのメリットが大きいかを考えて時期を選択してみてください!