半年(6ヶ月)のマルタ留学にかかる費用|内訳や安く抑える方法を紹介

マルタは地中海を望む小さな国で、歴史的な建造物や美しいビーチがあることで知られています。つまり、マルタへの留学では、英語の勉強だけでなく、観光も同時に楽しむことができるということです。

それでは早速、6ヶ月のマルタ留学で得られる効果やかかる費用、費用を抑える方法について紹介していきましょう。

目次

半年(6ヶ月)のマルタ留学の効果

マルタでは日本語を使う機会がほぼなく、英語でのアウトプットの機会に恵まれるため、短期間での英語上達を見込めます。

マルタ留学したばかりの1〜2週間は、学校に慣れたり授業に慣れたりと、やることがたくさんあって、目が回る忙しさを感じるかもしれません。そうこうしているうちに時間が経過すると、留学1ヶ月目で英語に耳が慣れてカタコトの英語を話せるようになり、3ヶ月目では、簡単な日常会話が可能になるレベルに到達できるでしょう。

さらに6ヶ月目では、英語でコミュニケーションをとることに慣れるだけでなく、読み書きに関しても、不自由さを感じることがほとんどなくなります。

なお、マルタ人の英語講師が話す英語はネイティブよりもやや遅いため、英語初心者でも比較的聞き取りやすいというメリットがあります。

半年(6ヶ月)のマルタ留学にかかる費用の内訳

マルタに半年(6ヶ月間)留学をする場合、主にかかる費用は「渡航費」「学費」「生活費」の3つで、220万円〜260万円です。

6か月間のマルタ留学では、ある程度まとまった費用がかかると考えておく必要があります。それでは、6か月間のマルタ留学でかかる費用の内訳について見ていきましょう。

渡航費

マルタでは、入国時のパスポート残像有効期間が3ヶ月となっているため、出発前には必ず残存期間を確認してください。また、新規でパスポートを取得する場合では、5年間有効(12歳以上)で1.1万円前後、10年間有効では1.6万円前後の費用がかかります。

その他、航空券やビザ申請料、海外旅行保険料の費用もかかります。それでは、航空券やビザ申請料、海外旅行保険料について紹介しましょう。

航空券(18万円)

マルタの往復航空券の価格はシーズンによって変動し、ハイシーズンと呼ばれる6〜8月では往復で25万円以上かかる場合があります。一方、ハイシーズンを避けて渡航した場合では、往復で18万円前後と、安い費用での渡航が可能です。つまり、渡航費用を抑えたいのなら、ハイシーズンを避けることが重要です。

ビザ申請料(1.3万円)

マルタ留学で91日以上国内に滞在する場合、ビザ申請料が日本円で1.3万円前後かかります。学生ビザの取得では揃えて提出しなければならない書類が複数あるので、この点については事前に確認しておいてください。間に合わなかった書類がひとつでもあった場合ではビザ申請を行えなくなるため、十分に注意する必要があります。

海外旅行保険(12万円)

マルタ留学では病気や怪我、賠償責任の発生など、何が起こるかわかりません。そのような万が一に備えて加入しておく必要があるのが海外旅行保険です。

保険の料金は内容によって異なりますが、死亡や障害後の後遺症、治療など、必要最低限の保証内容で加入した場合では、およそ11〜14万円前後と考えておくと良いでしょう。

学費

6ヶ月間のマルタ留学の学費は、留学する学校やコースなどによって変動します。

入学金(7千円)

入学金のみであれば、日本円で7千円前後と考えておくと良いでしょう。ただし、コースによっては高額になる可能性がありますので、この点については学校に直接問い合わせるか、留学エージェントに確認しておいてください。

授業料(63万円)

授業料は、1ヶ月あたり10万円前後なので、6ヶ月では63万円前後です。しかし、この金額はあくまでも目安ですので、コースやカリキュラムによってはさらに高額になる可能性があります。

教材費(2万円)

教材費に関しては、テキスト1冊で千円前後が相場となっており、何冊必要になるのかによって費用が異なります。また、レベルアップとともにテキストの価格が変わる可能性もありますので、事前調査でおおよその費用について調べておくのがおすすめです。

生活費

マルタの物価は日本とほぼ変わりませんが、一部の食費や日用品に関しては、日本より高額に設定されていることがあります。

滞在費-学生寮の場合(70万円)

2人部屋の学生寮を利用する場合は、1ヶ月あたり約12万円の費用がかかりますので、6ヶ月では70万円の費用がかかることになります。また、寮では1人部屋を選ぶこともできますが、1人部屋は2人部屋よりも高額になりますので、費用を抑えたいならあまりおすすめはできません。

そしてホームステイという方法もありますが、ホームステイは寮の1人部屋よりも高額な費用がかかります。節約をしたいなら、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

食費(25万円)

マルタでの外食は、ランチ1回当たり日本円で1.3千円〜2.5千円前後、ディナーでは5千円前後と高額な設定になっています。中には、マルタには庶民的な価格でサービスを提供する飲食店もありますが、外食は日本よりも高額だという認識を持っておいてください。

一方、主食となるパンや米、パスタなどは、食品スーパーで安価に入手できます。節約をしたいならなるべく自炊で乗り切るのがおすすめです。4900

娯楽費(35万円)

マリンアクティビティやヨーロッパ旅行を入れるとなると、さらに余裕を持った予算が必要となります。

また、繁華街にはカジノもありますが、カジノはお金を多く使ってしまうリスクがありますので、節約したいなら避けるべき場所だといえるでしょう。

マルタでは、カフェのカプチーノは日本円で300円前後と安価です。ただし、セントジュリアンなどの繁華街にあるバーやクラブなどでは、日本と同様か、やや高額な料金設定となっていることがあります。

その他諸費用(14万円)

マルタには電車がなく、移動はバスを利用することになります。バスは1回の乗車で300円前後と安価に利用できますので、交通費に関してはあまり気にする必要はないでしょう。また、日用品に関しても日本の価格設定とほぼ同レベルで、極端に高いということはありません。

ただし、化粧品に関しては品物によって高額になることがありますので、化粧品を購入する際には、しっかりと価格を確認してから購入するようにしましょう。

マルタ留学の費用を抑える3つの方法

マルタ留学で費用を極力抑えるためには、ちょっとした工夫をすることが大切です。それでは、マルタ留学で費用を抑える3つの方法を紹介します。

1. ハイシーズンを避ける

マルタへの渡航費用はシーズンによって異なり、ハイシーズンに該当する6月〜8月は、渡航費用が高額になります。

また、現地でも観光客の流入度合いによって物価が変動する可能性がありますので、マルタ留学をする際には、極力ハイシーズンを避けるようにしてください。

2. 学生寮は複数人部屋を選ぶ

学生寮には個室タイプと複数人部屋タイプがあり、個室タイプは全般的に寮費が高額に設定されています。宿泊費をできるだけ抑えたいのなら、複数人部屋のほうがおすすめです。

3. 娯楽を控えて勉強に集中する

マルタには伝統的な建物や美しいビーチがあるため、つい出かけたくなることがあるかもしれません。しかし、どこかへ遊びに出かければ、多かれ少なかれ費用がかかります。つまり、娯楽を控えればその分の費用を抑えられます

そもそも、マルタ留学の目的は語学習得ですので、まずは勉強に集中することを第一に考え、娯楽は二の次として考えておくことが大切です。

まとめ

今回は、6ヶ月のマルタ留学で得られる効果や費用、費用を抑える方法について紹介してきました。マルタは、ヨーロッパの中では比較的物価が安く、渡航費も安価なため、留学先として選ぶ人が増えています。しかし、物価や渡航費が安価であったとしても、現地で計画性のないお金の使い方をしてしまったら、あっという間に費用がかさんでしまいます。

そうならないためには、あらかじめかかる費用について知っておき、現地ではなるべく節約を心がけることが大切です。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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