2週間のマルタ留学にかかる費用|内訳や安く抑える方法を紹介

マルタへのフライト時間は約18時間といわれ、日本との時差は約8時間です。日本から遠い場所にあるマルタですが、近年、マルタへの留学を希望する人が増加傾向にあります。

では、マルタに2週間留学した場合、どの程度の効果を期待できるのでしょうか。早速、マルタ留学の効果や費用について紹介しましょう。

目次

2週間のマルタ留学の効果

マルタに2週間留学した際、どの程度の英語力が身に付くのか気になりますよね?身に付く英語のレベルについては個人差がありますが、英語の基礎がある程度固まっている方の場合では、留学1週間目で授業に慣れて、2週間後にはナチュラルスピードの英語にも慣れるレベルにまで上達できるでしょう。

ただし、マルタは日本人留学生が少ないエリアであるため、英語がまったくわからないという人の場合は、2週間の留学では授業に慣れるのが精いっぱいでしょう。そのため、会話力まで身に付けることは難しい可能性があります。

そのような理由から、2週間でのマルタへの留学をお考えなら、基礎英語程度の英語力は身に付けておいたほうが良いでしょう。

2週間のマルタ留学にかかる費用の内訳

2週間のマルタ留学では、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。以下では、2週間のマルタ留学でかかる最低限の費用について紹介しています。

渡航費

マルタ留学の前にはパスポート取得費用のほか、以下の費用がかかります。

航空券

マルタは小さな島国で、街の景観や透明度が高い美しい海があることから、大変人気のある観光地として知られています。そのため、時期によって渡航費用には大きな差が生じ、往復で11万円〜20万円前後と幅があります。

ただし、20万円の渡航費がかかるのはハイシーズンに限られますので、そのシーズンを外せばおよそ11万円と考えておいて問題ないでしょう。

ビザ申請料

ビザ申請料は留学期間によって異なりますが、マルタへの留学では、90日以内の留学であればビザ申請料はかかりません。

海外旅行保険

海外旅行保険料は補償内容によって差が生じますが、疾病や死亡、携帯品損害、賠償責任などを含む場合では、平均の1.3万円前後と考えておくと良いでしょう。

学費

2週間のマルタ留学では、学校の種類やカリキュラムによって費用が変動します。したがって、こちらで紹介する費用に関しては、おおよその目安として考えておいてください。

入学金

マルタで留学に対応した学校の多くは入学金が必要で、平均的な金額は7千円前後となっています。ただし、学校によって入学費が授業料に含まれている場合もありますので、この点についてはあらかじめ調査しておく必要があるでしょう。

授業料

授業料ついては、カリキュラムによって差が生じますが、2週間ではおよそ4万円程度みておけば良いでしょう。ただし、授業のコマ数を変更するなどした場合では、この限りではありません。

教材費

教材費も学校によって異なりますが、平均的な費用としては、およそ5千円前後と考えておきましょう。なお、教材費は複数必要になることが多いのですが、1冊当たり1千円前後で5冊必要とした場合では、合計で5千円という計算になります。

ただし、個人のレベルによって必要な教材が異なる場合があり、レベルによっては5千円以上かかる可能性がありますので、この点についてはあらかじめ頭に入れておいてください。

生活費

マルタはEU加盟国で、通貨はユーロです。ユーロと聞いても日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、2023年現在では、1ユーロは日本円で約140円前後です。なお、マルタの物価は日本の東京よりも若干安いレベルとなっています。

滞在費(学生寮の場合)

マルタへの留学では、ホームステイまたは学生寮から滞在場所を選べますが、全般的にホームステイのほうが高額な設定になっています。

食費

学生寮に滞在する場合では、自炊または外食で食事を賄う必要があります。しかし、マルタのレストランは意外と高く、外食ばかり続けていると思いのほか食費がかさみます。たとえばランチであれば、1食約2千円程度みておく必要があるでしょう。

一方自炊の場合では、1週間当たり5千円〜1万円以内で納めることが可能ですので、2週間では1万円〜2万円に抑えることができます。なお、マルタのスーパーなどにはあらゆる種類のパスタが安価で販売されていますので、そのような商品を上手に活用することで、食費を抑えられます。

娯楽費

マルタのカフェでは、カプチーノ1杯あたり2ユーロ(日本円で280円程度)で楽しめます。また、マルタは海が美しいことで有名な国ですので、ビーチを上手に活用すれば、お金をかけずに美しいビーチを堪能できます。留学生同士でビーチに遊びに行けば、日常生活の中で英会話を学べますので、まさに一石二鳥ですね。

その他諸費用

マルタは電車が走っていない国で、移動手段はバスまたはタクシーとなります。バスの料金はシーズンによって異なりますが、ハイシーズン以外であれば、1乗車当たり1.5ユーロ(日本円で210円程度)で利用できます。

その他、トイレットペーパーや歯磨き粉、石けんなどは日本と同様の価格で購入できます。ただし、レートは常に変動しますので、旅学前は必ずレートを確認しておいてください。

マルタ留学の費用を抑える3つの方法

マルタ留学で費用を極力抑えるためには、ちょっとした工夫をすることが大切です。それでは、マルタ留学で費用を抑える3つの方法を紹介します。

1. ハイシーズンを避ける

マルタへの渡航費用はシーズンによって異なり、ハイシーズンに該当する6月〜8月は渡航費用が高額になります。また、現地でも観光客の流入度合いによって物価が変動する可能性がありますので、マルタ留学をする際には、極力ハイシーズンを避けるようにしてください。

2. 学生寮は複数人部屋を選ぶ

学生寮には個室タイプと複数人部屋タイプがあり、個室タイプは全般的に寮費が高額に設定されています。宿泊費をできるだけ抑えたいのなら、複数人部屋のほうがおすすめです。

3. 娯楽を控えて勉強に集中する

マルタには伝統的な建物や美しいビーチがあるため、つい出かけたくなることがあるかもしれません。しかし、どこかへ遊びに出かければ、多かれ少なかれ費用がかかります。つまり、娯楽を控えればその分の費用を抑えられるということです。

そもそも、マルタ留学の目的は語学習得ですので、まずは勉強に集中することを第一に考え、娯楽は二の次として考えておくことが大切です。

まとめ

今回は、2週間マルタ留学した場合の効果や、留学期間中にかかる費用について紹介してきました。マルタは日本から遠いエリアですが、渡航費や物価が思いのほか安価なことから、近年では人気の留学先となっています。また、マルタは日本人留学生が少ないことから、英語留学にはもってこいの国だといえるでしょう。

とはいえ、マルタは景観が美しく、つい遊びに出かけたくなる国でもあります。マルタを留学先に選ぶのなら、なるべく娯楽を控え、勉強に集中する心構えが必要です。それにより、留学費用も安価に抑えることができるはずです。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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