1年のマルタ留学にかかる費用|内訳や安く抑える方法を紹介

日本人留学生が少ないマルタでは、日常的に英語で会話をする必要があるため、短期間での英語上達を見込めます。そこで問題となるのが留学期間ですが、ネイティブと遜色ないレベルにまで英語力を高めたいなら、1年間の留学がおすすめです。

それでは早速、1年間のマルタ留学で得られる効果や費用、費用を安く抑える方法を紹介します。

目次

1年のマルタ留学の効果

英語学習の経験がほとんどない、もしくは基礎英語レベルの知識しかない人が英語をマスターするためには、3ヶ月以上の留学が望ましいとされています。そして、そこからさらに滑らかな英語を話せるようになりたいなら、プラス3ヶ月、合計6ヶ月の留学が望ましいでしょう。

さらに、海外の人々とふれあい、より英語を深掘りしたいと考えるのなら、合計1年の留学がおすすめです。というのは、一通りの英語を話せてコミュニケーションを取れるようになったとしても、英語でジョークを言ったり、英語特有の言い回しを使いこなせるようになったりするまでには、それなりの期間が必要だからです。

もちろん、もともと英語のベースができていた人と英語初心者の人とでは、留学期間が同じであったとしても上達スピードに差が生じます。

しかし、英語初心者であっても1年間留学をすれば、ハイレベルな英語を話せるようになる可能性は十分に考えられます。

つまり、1年間のマルタ留学では、日常会話はもちろんのこと、そこからさらに踏み込んだジョークやビジネス会話まで身に付けられるということです。

1年のマルタ留学にかかる費用の内訳

2週間や1ヶ月程度の留学では、それほど大きな費用がかかることはありません。しかし、1年間のマルタ留学では、しばらくその場に留まって生活をするということですので、まとまった金額の費用がかかります。それでは、1年間のマルタ留学でかかる費用について見ていきましょう。

渡航費

1年間のマルタ留学にはパスポートが必要ですので、まずはパスポートを取得しておいてください。パスポートには5年間有効期限(1.1万円)と10年有効期限(1.6万円)がありますので、留学後の渡航予定を考えた上で、いずれかを選択すると良いでしょう。それではまず、航空券やビザ申請料、海外旅行保険の費用から紹介します。

航空券

短期間のマルタ留学であれば、往復航空券のほうがお得に入手できますが、1年の留学場合では、片道のみに対応した航空券のほうがおすすめです。ただし、その際には必ず学生ビザを取得しておいてください。それは、観光ビザでは片道航空券では入国できない場合があるからです。

なお、マルタまでの航空券は、片道で5〜6万円前後ですが、ハイシーズンにはその2倍以上に跳ね上がることがありますので、十分な注意が必要です。

6〜8月はハイシーズンに該当しますので、マルタへの留学をお考えなら、この時期を避けて計画を立てておくと良いでしょう。

ビザ申請料

マルタ留学は91日以上の滞在でビザ申請が必要になります。なお、その際には観光ビザではなく学生ビザを取得しておきましょう。

学生ビザの申請には、およそ1.3万円の費用がかかりますが、レートの変動に伴い、ビザ取得にかかる費用も変動することがあります。この点についてはあらかじめ確認しておいてくださいね。

海外旅行保険

マルタ留学の際には、事前に海外旅行保険に加入しておきましょう。それは、留学中には事故や怪我、病気、器物破損、盗難など、何が起こるかわからないからです。特に1年の長期留学では、事故や病気、怪我のリスクが高いと考えられますので、なるべく補償内容が充実した保険への加入がおすすめです。

保険料については保険会社によって差が生じますが、1年の留学なら、およそ20万円の保険料と考えておくと良いでしょう。

学費

1年間のマルタ留学では、実際に通う学校やカリキュラムによって学費が変動します。

入学金

留学期間の長短にかかわらず、マルタの学校では日本円で7千円前後の入学金がかかります。ただし、学校によっては入学時に入学金と授業料が合算された金額を提示されることがありますので、内訳を確認した上で入学を決定してくださいね。

授業料

授業料は学校によって異なりますが、1カ月では約10万円の学費がかかると考えておいてください。つまり、1年の留学では120万円前後の学費がかかるということです。ただし、これはあくまでも平均的な学費ですので、詳細は留学をお考えの学校に問い合わせて確認しておきましょう。

教材費

教材費は1冊当たり日本円で1千円程度ですが、1年の留学では1ヶ月当たり1冊とすると1.2万円の費用がかかることになります。

どのような教材が何冊必要になるのかについては、コースによって変わりますので、1.2万円はとりあえず目安となる費用だと考えておいてください。

生活費

1年間のマルタ留学では、日本で過ごす1年間よりもやや多い費用がかかると考えておきましょう。マルタの物価は物やサービスによって日本とは大きく異なる場合があり、日本よりも多くの費用がかかる物やサービスがあるからです。それでは、滞在費、食費、娯楽費、その他の諸費用について紹介します。

滞在費(学生寮の場合)

マルタの1年留学で学生寮を利用する場合には、1人部屋または2人部屋からお好きなタイプを選べますが、なるべく費用を抑えたいなら2人部屋がおすすめです。また、学生寮の費用については学校によって差が生じますが、1カ月当たり4.8万円はかかりますので、1年では57.6万円の費用になります。

なお、多くの学生寮では光熱費込みとなっていますが、中には光熱費が別途発生する学生寮もあるようですので、この点を確認してから入居を決めるよう注意しましょう。

食費

マルタの食料品の物価は日本よりも安価ですので、自炊なら大きな費用が発生することはないでしょう。たとえば、牛乳1ℓは約170円、豚肉1㎏は約750円、食パン1欣は約130円と、日本と比較した場合では安価に入手できます。

マルタの外食は日本よりも割高なので、なるべく留学費用を抑えたいなら、外食は控えて自炊メインにしたほうが良いでしょう。

娯楽費

マルタは観光地として知られており、観光名所が数多く点在しています。そしてその中には、入場料が発生する場所もありますので、観光名所を訪れたいなら、あらかじめ入場料をはじめとする費用を調べておくのがおすすめです。

また、繁華街のバーやクラブ、ボウリング場などは日本よりも飲食代や利用料が高額な設定になっている可能性がありますので、こちらもあわせて注意しましょう。

たとえば、クラブの入場料は通常では6ユーロ(日本円で780円前後)ですが、ハイシーズンや週末になると高額になる可能性があるため注意が必要です。

その他諸費用

マルタには電車がありませんので、移動手段はバスになります。バスは1乗車で188円前後と安価ですので、ぜひ上手に活用してみてください。

なお、マルタのタクシー料金は日本のタクシー料金の約80%程度ですが、タクシー会社によって料金が異なる場合があります。心配なら、固定料金で利用できる配車サービスがおすすめできるでしょう。

マルタ留学の費用を抑える3つの方法

マルタ留学で費用を極力抑えるためには、ちょっとした工夫をすることが大切です。

それでは、マルタ留学で費用を抑える3つの方法を紹介します。

1. ハイシーズンを避ける

マルタへの渡航費用はシーズンによって異なり、ハイシーズンに該当する6月〜8月は、渡航費用が高額になります。また、現地でも観光客の流入度合いによって物価が変動する可能性がありますので、マルタ留学をする際には、極力ハイシーズンを避けるよう注意してください。

2. 学生寮は複数人部屋を選ぶ

学生寮には個室タイプと複数人部屋タイプがあり、個室タイプは全般的に寮費が高額に設定されています。宿泊費をできるだけ抑えたいのなら、複数人部屋のほうがおすすめです。

3. 娯楽を控えて勉強に集中する

マルタには伝統的な建物や美しいビーチがあるため、つい出かけたくなることがあるかもしれません。しかし、どこかへ遊びに出かければ、多かれ少なかれ費用がかかります。つまり、娯楽を控えればその分の費用を抑えられるということです。

そもそも、マルタ留学の目的は語学習得ですので、まずは勉強に集中することを第一に考え、娯楽は二の次として考えておくことが大切です。

まとめ

今回は、1年のマルタ留学で得られる効果や費用、費用を抑える方法を紹介してきました。

1年のマルタ留学では、かなり踏み込んだ英語学習を行えますので、ネイティブと遜色ない英語力を身に付けられるでしょう。

しかしその一方で高額な費用がかかりますので、費用をしっかりと確認した上で留学を検討することをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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