マルタはリゾート地としてのイメージが強いですが、留学先としても人気が高いです。
マルタ留学は他の国と比べて留学費用が安い傾向にあり、コスパ良く留学したい人におすすめです。
そこで本記事では、マルタ留学にかかる費用についてご紹介します。
これから留学を検討している人、留学先に迷っている人は本記事の内容を参考にしてみてください。
マルタの留学費用は世界的に安い
マルタ留学の費用は、1ヶ月の場合は50万円前後が目安です。留学先として人気のアメリカやオーストリアなど他の国の留学費用と比較してみます。
留学先 | 1ヶ月の留学費用 |
アメリカ | 75万円 |
イギリス | 60万円 |
オーストラリア | 60万円 |
カナダ | 55万円 |
マルタ | 50万円 |
フィリピン | 35万円 |
このようにマルタの留学費用は、比較的安価な部類に入ります。
ただし、滞在する期間や学校先、留学プランによって費用が変動することがあります。
マルタ留学の期間別の費用目安
続いて、マルタ留学にかかる費用を期間別で見ていきましょう。以下は2週間・1か月・3か月・6か月・12か月の期間別にまとめた表です。
期間 | 総費用 |
2週間 | 22万円~33万円 |
1ヶ月 | 50万円〜62万円 |
3ヶ月 | 130万円〜150万円 |
6ヶ月 | 220万円〜260万円 |
12ヶ月(1年) | 400万円〜490万円 |
もちろん費用面だけで言えば、2週間の滞在が一番安く済みます。なお、留学が長期になるにつれて、1ヵ月あたりの費用は基本的に低くなります。ただし、留学する目的は人それぞれ。自分の英語レベルや留学の目的、目指すべきゴールを考慮しながら、留学期間を選ぶことが大切です。
1ヶ月のマルタ留学にかかる費用内訳
総額の目安が分かったら、次は内訳です。どの項目にどれくらいの費用が必要なのかをしっかり把握しておきましょう。マルタ留学にかかる必要な費用の内訳を見ていきます。
学費(13万円)
マルタ留学の費用で最も大きな割合を占めるのが学費です。留学する学校やプログラムによって異なりますが、1か月あたり10万円〜15万円程度が目安です。学費には入学金、授業料、教材費などが含まれ、学校によっては滞在費や食事代を含んだプランを提供しているところもあります。
なお、学費が安いだけで留学先を選ぶことには、学校のサポートが充実していなかったり、評判が良くないケースもあるため注意する必要があります。学費が安いだけでなく、学校の施設や立地、評判など加味して、コスパの高いところを選ぶのがポイントです。
渡航費(18万円)
日本からマルタへの渡航費は、往復で約16万円〜25万円程度が目安です。渡航費には、航空券代金、空港使用料、燃油サーチャージなどが含まれます。季節や予約時期などによって異なります。特に7〜9月はハイシーズンで、渡航費は非常に高額になります。
なお、日本からマルタへの直行便はなく、最低でも1ヵ国以上の国を経由する事が必要です。経由地が多いと手間や時間がかかってしまうため、なるべく1回経由の航空券を購入することをおすすめします。
保険料(1.8万円)
万が一のときに備えて、海外留学保険に必ず加入するようにしましょう。保険会社や留学プランによって異なりますが、1ヶ月あたり1万8千円程度が目安です。
海外留学保険では、留学先に滞在中のケガや病気の治療費、個人賠償責任など、様々なリスクに対しての補償を備えることができます。留学前に保険内容をしっかりと確認し、自分に合った保険に加入することが重要です。
ビザ費用(必要なし)
マルタで1ヶ月の語学留学をする場合はビザ不要で入国できるため、ビザ費用はかかりません。なお、滞在期間が90日未満の留学生は観光ビザで入国しているため、アルバイトすることはできません。一方、マルタに91日以上滞在する場合は学生ビザを申請するため、一定の条件下でアルバイトすることは可能です。
生活費(25万円)
生活費には滞在費、食費、娯楽費、交通費などが含まれます。生活費は1か月あたり20万円〜30万円程度かかると見ておきましょう。生活費は滞在する地域、生活スタイルに応じて変わっていきます。
例えば、食費は自炊をするか外食をするかによって大きく異なり、2倍以上の違いが出ることもあります。必要以上に浪費してしまうと、留学費用が足りなくなってしまうことも考えられるため、自分が利用する金額はしっかり把握しておきましょう。
マルタ留学の費用を安く抑える方法
比較的留学費用が安いマルタ留学ですが、工夫次第でさらに留学費用を抑えることが可能です。
- ハイシーズンを避ける
- シェアハウスに滞在する
- なるべく自炊する
- バスの乗り放題チケットを購入する
- 留学期間を短くする
- 留学中にアルバイトをする
- 留学エージェントを活用する
マルタ留学の費用を抑えるためには、どのような点を意識すべきでしょうか?ここでは、マルタ留学の費用を抑える方法を見ていきます。
1. ハイシーズンを避ける
マルタ留学の費用を抑える1つ目は、ハイシーズンを避けることです。マルタは夏場には多くの観光客が訪れるため、ホテルや交通手段などが高額になってしまうケースがあります。そのため、なるべくハイシーズンを避けて留学するようにしましょう。10月から3月までのオフシーズンに滞在することで、費用を抑えることができます。
2. シェアハウスに滞在する
マルタ留学の費用を抑えるために、シェアハウスに滞在する方法もあります。シェアハウスは個室や専用バスルームを提供してくれるところもありますが、他の人とスペースや設備を共有するため、一般的には安価な宿泊手段となっています。
また、シェアハウスに滞在することで、現地の人々と交流できるといったメリットもあります。様々な物件情報を比較したりしながら予算に合ったものを見つけていきましょう。
3. なるべく自炊する
自炊することも費用を抑える方法の1つです。マルタは地中海の島国であり、新鮮な魚介類や野菜が豊富にあります。現地のスーパーマーケットで材料を揃えて自炊することで、外食よりも格段に安く済むことがあります。
4. バスの乗り放題チケットを購入する
バスの乗り放題チケットを購入することもおすすめです。マルタの公共交通はバスが主な移動手段となっています。乗り放題チケットを購入することで、交通費を格安でまかなうことができます。チケットには1週間や1か月のものがあり、滞在期間に合わせて選ぶと良いでしょう。
5. 留学期間を短くする
留学期間を短くすることが費用を抑える方法の1つです。留学期間が長いほど学費や生活費が高くなるため、留学期間を短くすることで費用を抑えることができます。
ただし、短期留学で学べる内容には限度があり、しっかり事前準備しておかないと成長が見込めない可能性があります。短期間で留学する場合は、目的を明確にした上で準備を行い、短期集中的に取り組む必要があります。
6. 留学中にアルバイトをする
アルバイトをすることで生活費を稼ぐことができるため、費用を抑えることができます。ただし、滞在期間が90日未満の留学生はアルバイトできず、マルタに91日以上滞在する場合は学生ビザを申請する必要があります。その他にも条件があるため、事前に確認しておきましょう。
7. 留学エージェントを活用する
留学エージェントは、留学生のために留学先の手配やビザの申請などを代行してくれるため、留学生自身が手続きをする場合に比べてスムーズに留学の手配を進めることができます。留学準備のサポートをしてもらえるので無駄な時間や労力を使うことなく、留学費用を貯めるためのアルバイトなどに専念することができます。
まとめ
今回の記事では、マルタ留学の費用について紹介しました。マルタ留学にかかる費用を把握しておくことで、計画的に留学資金を貯めるなど具体的なアクションに繋がります。
また、マルタの留学費用は学費や生活費を抑える工夫が大切です。例えば、ハイシーズンを避けたり、なるべく自炊したりすることで、留学費用を抑えることができます。また、留学機関のサポートを活用するのも一つの方法です。必要な費用はなるべく抑え、賢く留学生活を過ごしていきましょう。