マルタ留学でインターンシップはできる?学校や働く際の注意点と合わせて解説

マルタ留学で費用を抑えたいのなら、学校に通いつつ働くという方法がおすすめです。そしてその手段として挙げられるのが、インターンシップです。しかし、インターンシップには注意点もあります。

この記事では、マルタ留学で働く手段やインターシップで働く際の注意点、マルタ留学でインターンができる学校を紹介します。

目次

留学中に働く手段

留学中に働く手段には、「インターシップ」「ワーキングホリデー」「アルバイト」の3種類があります。ただし、これらの選択肢は国によって規制が異なるため、事前に十分な調査が必要です。マルタでの各就労形態について見ていきましょう。

 1. インターンシップ

インターシップとは、語学留学をしつつ、現地の企業で働くという留学スタイルです。語学の習得と同時に、現地での仕事を経験できるというメリットがあります。

マルタ留学ではインターンシップ制度を利用して働くことができますが、インターシップの期間については企業の規定によって異なりまので、この点については事前調査が必要でしょう。

 2. ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、協定国間において、1年、3年というように、決められた一定期間、留学をしながら働ける制度です。

18歳から30歳までの若者を対象です。フルタイムでの就労が可能なため、留学費用を抑えたい方には特におすすめできる方法だといえるでしょう。

なお、マルタと日本はワーキングホリデーの協定を結ばれていないため、この方法で働くことはできません。

 3. アルバイト

マルタ留学ではアルバイトすることが可能ですが、そのためには以下の条件をクリアしている必要があります。

  • 90日間以上の滞在で、学生ビザを取得していること
  • 語学学校の学生で、週15時間以上通っていること
  • アルバイト先が決まっていること

この中で問題となるのが「アルバイト先が決まっていること」という条件です。

それは、アルバイト先のオーナーに労働許可の種類を発行してもらったり、申請に時間がかかったりすることがあります。

マルタではインターンシップができる

マルタ留学ではワーキングホリデーでの仕事が不可、アルバイトは条件が厳しいとなると、最も現実的な就労手段はインターシップということになります。

マルタ留学の特徴的な点は、多くの語学学校がインターンシッププログラムを提供していることです。語学力に不安がある学生でも、比較的安心して就労体験ができます。

マルタ留学でインターシップができる学校については以下で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。ただし、マルタ留学でのインターシップには条件があるで、インターンをするのなら、条件をしっかりと理解した上で申請することをおすすめします。

マルタ留学でインターンをする際の注意点

マルタでインターンシップを行う際には、いくつかの重要な注意点があります。これらを事前に理解しておくことで、期待と現実のギャップによる驚きを避けることができます。以下に4つの主要な注意点を詳しく説明します。

 1. 最低期間が設けられている

マルタ留学でインターンをする場合には、最低参加期間が8週間となっており、12週間以上の参加を希望する場合では、学生ビザの申請が必要になります。日本は非EU加盟国のため、日本人向けの特別なプログラムはありません

とはいえ、条件付きであれば日本人でもインターンとして現地の企業で職業体験をすることは可能です。興味があれば申請する方向で考えてみると良いでしょう。

 2. 基本的に無給である

マルタ留学でのインターシップでは、基本的に無給です。それは、マルタ留学におけるインターンの位置付けは、社会人ではなく職業体験希望者だからです。つまり、マルタ留学においてはインターンで留学費用を抑えることができません。

しかし、インターンでは現地の企業で実際に働くという貴重な体験ができるだけでなく、インターンの経験は就活における武器にもなります。

たとえ金銭的な報酬はなくても、長期的な視点で見れば、参加する価値は十分にあると言えるでしょう。

 3. 年齢制限がある

マルタ留学のインターシップの求人は、ほとんどが18歳以上となっており、その年齢に達していないと申請を受け付けもらえません。

反対に、年齢の上限についての条件はそれほど厳しくないため、社会人であっても条件を満たしてさえいれば、インターンとしての経験を積むことは可能です。

 4. 一定の英語力が求められる

マルタは日本語が通じないため、留学に際しては簡単な日常会話をこなせるレベルの英語力が必要です。しかし、留学中にインターンをするとなると、さらに英語力が求められます。

インターンの英語力に関する明確な基準は設けられていませんが、TOEIC600点以上と中級レベルが目安とされています。特にリスニングとスピーキングに関しては、集中的に学習しておく必要があるでしょう。

マルタ留学でインターンができる学校

マルタでインターンシッププログラムを提供している語学学校は限られており、プログラムの詳細が明確でない場合もあります。ここでは、インターンシップの機会を提供する代表的な3つの学校を紹介します。

 1. GSE

セントジュリアンズの住宅街にある小規模スクールで、講師と生徒の距離が近いアットホームな雰囲気が特徴です。また、日本人スタッフは不在、日本人留学生の割合は5%と低く、短期間で英語を習得できる環境が整っています。

なお、インターンの参加期間は最低2ヶ月間なので、長期のインターン希望の方におすすめの語学学校だといえるでしょう。

 2. EASYマルタ

マルタの首都ヴァレッタにあるEASYマルタは、インターシッププログラムで表彰された実績があります。

また、日本人スタッフが在籍しているため、英語だけでは心細いという方には特におすすめできるでしょう。

 3. ESE

ESEは、セントジュリアンズの中心部にある語学学校です。テスト対策やインターシッププグラムなど、豊富なプグラムが用意されていることで知られています。

また、インターン先の業種も幅広いです。そのため、留学生は、自分の興味や将来のキャリアプランに合わせて、興味がある業種のインターンに参加しやすいです。

まとめ

今回は、マルタ留学で働く手段や、インターシップで働く際の注意点、マルタ留学でインターンができる学校を紹介してきました。

マルタ留学のインターンでは無休で働くことになる確率が高いため、収入を得られないという点で抵抗を感じる方も少ながらず存在するでしょう。しかし、無給とはいえ、現地企業での職業体験は、今後の人生において大きなプラスになることは間違いありません。

興味のある方は、自分の目標や状況に合わせて最適な学校とプログラムを選び、挑戦してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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