マルタ留学のメリットとデメリット | おすすめな人も合わせて紹介

街並みやビーチの美しさで留学先を選ぶなら、マルタがおすすめできるでしょう。マルタには数多くの歴史的建造物や世界遺産、美しいビーチがあるため、景観やマリンスポーツを楽しみたい方には特におすすめです。

この記事では、マルタ留学のメリット・デメリット、マルタ留学がおすすめな人について紹介します。

目次

マルタ留学のメリット6選

マルタ留学には、以下で紹介する6つのメリットがあります。

1. アメリカやイギリスに比べて費用が安い

アメリカやイギリスは人気の留学先ですが、留学費用が高額です。一方マルタ留学では、アメリカやイギリスの約半分程度の費用で留学することができます。

もちろん、留学するシーズンにもよって費用は異なり、オフシーズンに留学すればさらに費用を抑えられます。留学費用をなるべく抑えたいという方にはマルタがおすすめです。

2. 気候が温暖で過ごしやすい

マルタには1年を通じて最低気温と最高気温の差は日本ほど大きくなく、気候が温暖で過ごしやすいというメリットがあります。

ただし、夏季の日差しは日本よりも強烈ですので、日焼け対策や乾燥肌対策は必須です。また冬季では、夜間の気温が急に下がることがありますので、暖かい服装や毛布などを準備しておくと良いでしょう。

3. 治安が良く安全に生活できる

マルタには危険なエリアがほとんどなく、治安が良く安全に生活できるというメリットがあります。

治安が悪い国に留学をしてしまうと、生活の不安で語学学習どころではなくなる可能性が否めませんが、マルタならその心配はほぼありません。

ただし、治安が良いとはいえ、スリや置き引きなどの軽犯罪は発生しています。観光地や人混みの多い場所では注意が必要です。貴重品は身につけ、バッグは常に自分の体の前に持つようにしましょう。

4. ヨーロッパへのアクセスが良い

マルタは島国ですが、近隣のヨーロッパ諸国へのアクセスが良く、しかも安価にヨーロッパ諸国を訪れることができるというメリットがあります。

特に長期留学の場合では、週末や休暇を利用してヨーロッパの国々に旅行することもあるでしょう。マルタにいれば、ヨーロッパ諸国へ気軽に行くことが可能です。

格安航空会社も多数就航しているため、比較的リーズナブルな価格で旅行を楽しめます。

5. 日本人留学生が比較的少ない

マルタ留学の人気は年々高まりつつあるようですが、それでもまだ、日本人留学生が少ないというのが現状です。

日本人留学生が少ないということは、英語でコミュニケーションを取る必要があるため、英語力の向上につながります。日本人同士で固まってしまうことがないため、現地の人々や他国からの留学生と積極的に交流する機会も増えるでしょう。

6. 歴史や世界遺産を満喫できる

マルタには、数々の世界遺産や歴史的建造物があり、留学がてら、これらを満喫できるというメリットがあります。

例えばマルタの首都バレッタは、街全体が世界遺産に登録されています。、美しい景観やマルタ特有の建造物など、中世の面影を色濃く残すバレッタは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。

マルタ留学のデメリット6選

メリットが多いマルタではありますが、留学するにあたっては、注意すべきデメリットとなる点もあります。

1. マルタ英語の訛りがある

マルタ英語の訛りは、イタリア語やマルタ語の影響を受けているため、発音や語彙、文法構造などに独特の特徴があります。これが気になる方への留学は、あまりおすすめできない可能性があります。

ただし、マルタ英語の訛りは、すべてのマルタ人に当てはまるわけではありません。特に、語学学校の教師は訛りの少ない英語を話すよう訓練されていることが多く、学校選びを慎重に行えば、標準的な英語を学べます。

2. 就労環境には向いていない

マルタは日本人の就労環境には向いていません。それは、マルタに進出している日本企業は少なく、マルタの一般企業で日本人が就労できる確率は低いからです。

もちろん、マルタに進出している日本企業もあります。しかしこのような企業は狭き門であり、採用される可能性は低いと考えておくのが妥当です。

マルタで仕事をしたいのなら、フリーランスなどで独立して、留学前に日本企業と契約しておくなどの方法がおすすめできるでしょう。この場合では、ノマドビザの取得が必要になります。

3. 日本からの直行便がない

日本からマルタ行の直行便はなく、ヨーロッパの主要空港を経由しての渡航となります。渡航時間については、利用する日本の空港や、どこの国を経由するのかによって差が生じますが、片道およそ19~23時間前後かかるという認識を持っておきましょう。

また、乗り継ぎ便の遅延や欠航のリスクもあるため、余裕を持ったスケジュール設定が必要です。

なお、航空券代はシーズンによって異なります。あらかじめ調査し、安い航空券を探すことをおすすめします。

4. ワーホリ留学ができない

ワーキングホリデーは、18~30歳までの留学者を対象としており、協定を結んだ国同士で留学しながら働けるシステムです。

日本はマルタと協定を結んでいないため、ワーホリ留学ができません。近年では、マルタと日本の首脳会議においてワーホリ留学についての協議も行われているという話がありますが、残念ながら、未だに協定を結ぶには至っていません。

5. 国土が狭く長期間いると飽きやすい

マルタは国土が狭い国で、長期留学では同じ景色を見続けることになって飽きる可能性があります。

もちろん、マルタ訪問の目的は留学です。そのため景色に飽きる、飽きないという問題はあまり気にする必要がないかもしれません。

とはいえ、息抜きしようとしたときに、すべての観光地を周りつくしてしまっている場合では、訪れたい場所が見つからず、飽きたと感じる可能性が高くなるでしょう。

飽きを防ぐためには、自分なりの趣味や興味を見つけることが大切です。語学学校が提供するアクティビティーや課外活動に積極的に参加したり、現地の人々との交流を深めたりすることで、新しい発見や刺激を得ることができるでしょう。

6. リゾート地で誘惑が多い

マルタはリゾート地として有名な国で、数多くの世界遺産や美しいビーチなど、誘惑物であふれています。リゾート地の魅力に惹かれるあまり、留学本来の目的である語学学習が疎かになってしまう危険性があります。

マルタに留学をするなら、リゾート地だということを頭に入れた上で、誘惑に負けない覚悟が必要です。リゾート地を適度に楽しみつつ、学習を最優先に考え、バランスの取れた生活を送りましょう。

マルタ留学がおすすめな人

マルタ留学は、以下に該当する方におすすめです。

1. 留学費用をなるべく抑えたい人

マルタ留学は費用をなるべく抑えたい人におすすめです。マルタ留学は、アメリカやイギリスなどと比べると学費や滞在費が安めです。物価も安いため、日常的な生活費を節約することができるでしょう。

2. 快適な環境で留学生活を送りたい人

マルタは快適な環境で留学生活を送りたい方におすすめの国だといえます。マルタは地中海性気候により、1年間を通じて昼夜の寒暖差がそれほど大きくはありません。夏は暑すぎず、冬は寒すぎない温暖な気候で、留学生活を快適に送ることができるでしょう。

また犯罪発生率が低く、安全に生活できる環境が整っています。女性一人でも安心して暮らせるため、留学先の治安を重視する方にもおすすめです。

3. リゾート観光も楽しみたい人

マルタ留学は、リゾート観光も楽しみたい人にも向いているでしょう。マルタはリゾート地であるため、留学だけでなくリゾート観光も楽しめます。

青い海と白亜の建物が印象的なブルーグロットや、世界遺産に登録されている古都ヴァレッタなど、見所が尽きません。また、ビーチリゾートとしても有名であり、日光浴や水上スポーツを満喫できます。

留学の合間に、美しい自然と歴史的遺産を堪能することで、充実した時間を過ごせるでしょう。

まとめ

今回は、マルタ留学のメリット・デメリット、マルタ留学がおすすめな人についてご紹介してきました。

マルタ留学には、ヨーロッパ諸国へのアクセスが良い、日本人留学生が少ないなどのメリットがあります。特に留学費用をなるべく抑えたい人やリゾート観光も楽しみたい人はマルタへの留学がおすすめです。

留学先をどこにしようかと迷っている方は、マルタも候補に入れて検討を進めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

株式会社CEBRIDGE代表取締役。
セブ島留学を経験後、オーストラリアでワーキングホリデー、現地セブにてエージェント会社、学校職員、人材紹介会社と海外での就労経験を積む。
月に平均20校のセブ島語学学校を訪問し、豊富な現地の知識を生かし無料セブ島留学エージェント会社を立ち上げる。
今までにセブ留学の魅力を知人に伝えながら豊富な紹介経験を持つ。
実際の経験から、留学生に近い立場でのカウンセリングが得意。

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